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 錦秋紅葉ざんまい林道探索玉川〜大窪林道 編林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2017.10.08 
玉川〜大窪林道 / 紅葉ざんまい編  [1] [2] 

ヤマウルシ
止湿原への入口を過ぎてしばらく進んできましたが、上り勾配もなりをひそめて、アップダウン程度の起伏が連続するなだらかな平坦コースが続きます。道すがらに美しい紅葉を眺めつつ、快走できる実に気持ちの良い区間で、すれ違う林道ライダー数も多く、ここまでに4、5台はすれ違ったでしょうか。紅葉に季節と快晴に恵まれた秋の陽気に誘われて、当日は多くのオフバイクが行き交っていた模様。この日、大窪林道はオフバイク天国となっていたんだっけ。

紅葉の大窪湿原

紅葉の大窪湿原

紅葉の大窪湿原

ヤマウルシ
立つ勾配もなく、なだらかなアップダウンの連続する標高1100mあたりの平坦コースを辿っていくと、やがて大窪湿原なる地点に差しかかります。知名度のある駒止湿原の影に隠れてしまい、知名度は皆無ですが、秋色に染まる湿原風景は格別! しかし、観光客やハイカーがウジャウジャであったならば、そのまま通過していたことでしょうが、周囲に人の気配は全くありません。林道をオフバイクが時たま駆け抜ける姿があるのみでした。辺りに漂う静寂さがなによりも嬉しかったです。

コハウチワカエデ

チシマザサ
窪湿原を跡にしてさらに大窪林道をたどります。清々しくキリリと引き締まった清秋の山の空気を感じながら軽快にWRを進ませますが、ここにきて道すがらに眺める紅葉の美しさが最高潮に達しました! 特に目を惹き付けたのが、とある地点で見かけたコハウチワカエデの燃えるような黄色。カエデそのものは街中でも普通によく見かける木ですが、カエデがこれほどまで美しいと思ったのは始めてかも!

ヤマウルシ
道ライダーで良かったぜぇ! なだらかなアップダウンでどこまでも続く走り心地満天のダート、澄んだ山の空気を感じながら駆け抜ける秋の林道の爽快さ、道すがらに目に飛び込む赤や黄色が美しいオータム色の数々・・・。願わくば、このままいつまでもエンジン任せに走り続けていたいと思いました。

ホソエカエデ
ち止まっては紅葉を眺め、また進んでは立ち止まるを繰り返しながらのんびり林道を進んでいくと、やがて左折する 畑小屋林道との分岐地点までやって来ました。大窪林道を訪れたことのある林道ライダーにはおなじみの地点ですね。畑小屋林道も紅葉が盛りの頃は大変美しいダートで、そちらにも心を惹かれましたが、今回はこのまま道なりに直進。大窪林道を終点まで進みますよ。

ヤマウルシ
の大窪林道沿いにきれいに連なる紅葉。様々な色づき具合で目を愉しませてくれますが、よく眺めると実に多彩な色彩が散りばめられています。紅葉といえば、単純にぱっと赤や黄色がすぐに思い浮かびますが、それだけではない自然の絶妙な、味わい深い配色具合に感心してしまいます。

ヤマブドウ
ひょ〜、秋の山の味覚であるヤマブドウを発見! 路肩の薮の茂みに蔓を絡み付かせて深紅に色づいた大きな葉を垂れ下がらせているじゃないですか。夏に林道ではそこにヤマブドウがあっても周囲の緑に埋もれて気がつきませんが、ワインレッドに葉が色づく紅葉の時季については話は別。その美しさでかなり際立っていましたよ。

ヤマウルシ

ヤマウルシ
適な大窪林道のダート沿いに秋色の美しさをじっくりと堪能。通常の季節ならば気持ちよくエンジンにものを言わせて駆け抜けてしまうところですが、立ち止まって眺めるたびに新たに発見する紅葉の美しさに前々先へと進めません。

ナナカマド

ナナカマド
の季節の林道では様々な色に染まった木々の紅葉が楽しめるのはもちろんですが、それと合わせて秋色を演出するのが秋に熟す木の実たち。林道沿いでふと眺めたナナカマドが、赤く熟した実を葉の隙間に鈴なりに付けていたんだっけ。

ヤマブドウ
木の実は見上げる枝に実るので目につきやすいですが、目を凝らしてみれば路肩の薮の中にだって嬉しい秋の実りがありますよ。なんと、林道沿いの薮の中に濃い紫色に熟したたわわなヤマブドウが! ただし、ヤマブドウは紅葉に時期が早くて、辺りの木々よりも先に紅葉します。すでに葉は褐色に枯れていましたが、その代わり見事な果実を実らせていたんですね。

紅葉満開状態

コハウチワカエデ
の味覚ヤマブドウの大量発見に興奮しつつさらに大窪林道を進みますが、やがて辺り一面どちらを向いても黄色や赤で埋め尽くされて紅葉は最高潮の見頃状態をむかえます。いわゆる錦の絨毯とか錦のカーテンといわれる状況であり、その美しさと雰囲気に思わずはっとして立ち止まってしまいました。やはり一年のうちで林道が最も美しいのは秋なのだなあと、あらためて実感してしまいます。

熟した木の実
度に閉まった路面は走り心地も抜群で、踏みつける砂利がきしむ音も心地良く秋の大窪林道を進みます。この季節は林道ツーリングに最適なのか、すれ違うオフバイクも多かったです。林道探索では一日走っても1台のオフバイクとすれ違わないこともありますが、秋のこの季節だけは事情が違うみたい。林道はオフバイク天国と化し、林道が最も美しくなる紅葉の季節に林道を走らずにして、なんのオフバイクかといったところですね。その反面、車や自転車には全く出会わなかったですよ。

薮の紅葉

ツタウルシ
り一面、濃厚な緑に覆われた夏の頃とは異なって、底抜けに明るい爽やかさに満ち溢れた林道。それでいてせわしないシャカシャカな自転車や車、ハイカーと出会うこともなく、存分に静寂さを楽しめたのが実に嬉しかったです。すなわち、いくら紅葉が素晴らしくてもそれだけではダメなんですね。エンジンを切ってと立ち止まれば、ひしひしと感じる秋の林道に漂う静寂さ、そして誰にも邪魔されず独り占めで楽しむ秋の色彩美、実はそれこそが紅葉ざんまい林道探索の醍醐味でもあります。

深紅のカエデ
こかわびしさを感じさせつつも、周囲の黄色に映えて凄まじいほどの深紅の赤を見せつけるカエデ。秋の大窪林道はどこも素晴らしい紅葉シーンが連続しますが、なかでもここはちょっと特別でした。人気もなく静まり返った林道で怖いほどの鮮やかさを放つ深紅のカエデに思わず身がすくむ思い。これはもう、その場に立ちすくんで見入らずにはいられなかったです!

地面の紅葉

草モミジ
の林道での紅葉といえば、道すがらの木々や山の紅葉にどうしても目を奪われがちですが、地面に目を向ければ、地上わずか1センチの地面にも鮮やかな紅葉があることを知るでしょう。普通に走っていてはまず気がつかず、また、気にも留めないと思いますが、すなわち林道路肩の地面に広がっていた草モミジです。
→さらに大窪林道を進む!
→探索中止!
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