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錦秋の紅葉ざんまい林道探索玉川〜大窪林道 編 | 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 探索日 2017.10.08 |
玉川〜大窪林道 / 紅葉ざんまい編 [1] [2] |
コハウチワカエデ |
チシマザサ | ||||
大窪湿原を跡にしてさらに大窪林道をたどります。清々しくキリリと引き締まった清秋の山の空気を感じながら軽快にWRを進ませますが、ここにきて道すがらに眺める紅葉の美しさが最高潮に達しました! 特に目を惹き付けたのが、とある地点で見かけたコハウチワカエデの燃えるような黄色。カエデそのものは街中でも普通によく見かける木ですが、カエデがこれほどまで美しいと思ったのは始めてかも! |
ヤマウルシ | |||||
林道ライダーで良かったぜぇ! なだらかなアップダウンでどこまでも続く走り心地満天のダート、澄んだ山の空気を感じながら駆け抜ける秋の林道の爽快さ、道すがらに目に飛び込む赤や黄色が美しいオータム色の数々・・・。願わくば、このままいつまでもエンジン任せに走り続けていたいと思いました。 |
ホソエカエデ | |||||
立ち止まっては紅葉を眺め、また進んでは立ち止まるを繰り返しながらのんびり林道を進んでいくと、やがて左折する 畑小屋林道との分岐地点までやって来ました。大窪林道を訪れたことのある林道ライダーにはおなじみの地点ですね。畑小屋林道も紅葉が盛りの頃は大変美しいダートで、そちらにも心を惹かれましたが、今回はこのまま道なりに直進。大窪林道を終点まで進みますよ。 |
ヤマウルシ | |||||
秋の大窪林道沿いにきれいに連なる紅葉。様々な色づき具合で目を愉しませてくれますが、よく眺めると実に多彩な色彩が散りばめられています。紅葉といえば、単純にぱっと赤や黄色がすぐに思い浮かびますが、それだけではない自然の絶妙な、味わい深い配色具合に感心してしまいます。 |
ヤマブドウ | |||||
うひょ〜、秋の山の味覚であるヤマブドウを発見! 路肩の薮の茂みに蔓を絡み付かせて深紅に色づいた大きな葉を垂れ下がらせているじゃないですか。夏に林道ではそこにヤマブドウがあっても周囲の緑に埋もれて気がつきませんが、ワインレッドに葉が色づく紅葉の時季については話は別。その美しさでかなり際立っていましたよ。 |
ヤマウルシ |
ヤマウルシ | ||||
快適な大窪林道のダート沿いに秋色の美しさをじっくりと堪能。通常の季節ならば気持ちよくエンジンにものを言わせて駆け抜けてしまうところですが、立ち止まって眺めるたびに新たに発見する紅葉の美しさに前々先へと進めません。 |
ナナカマド |
ナナカマド | ||||
秋の季節の林道では様々な色に染まった木々の紅葉が楽しめるのはもちろんですが、それと合わせて秋色を演出するのが秋に熟す木の実たち。林道沿いでふと眺めたナナカマドが、赤く熟した実を葉の隙間に鈴なりに付けていたんだっけ。 |
ヤマブドウ | |||||
樹木の実は見上げる枝に実るので目につきやすいですが、目を凝らしてみれば路肩の薮の中にだって嬉しい秋の実りがありますよ。なんと、林道沿いの薮の中に濃い紫色に熟したたわわなヤマブドウが! ただし、ヤマブドウは紅葉に時期が早くて、辺りの木々よりも先に紅葉します。すでに葉は褐色に枯れていましたが、その代わり見事な果実を実らせていたんですね。 |
紅葉満開状態 |
コハウチワカエデ | ||||
秋の味覚ヤマブドウの大量発見に興奮しつつさらに大窪林道を進みますが、やがて辺り一面どちらを向いても黄色や赤で埋め尽くされて紅葉は最高潮の見頃状態をむかえます。いわゆる錦の絨毯とか錦のカーテンといわれる状況であり、その美しさと雰囲気に思わずはっとして立ち止まってしまいました。やはり一年のうちで林道が最も美しいのは秋なのだなあと、あらためて実感してしまいます。 |
深紅のカエデ | |||||
どこかわびしさを感じさせつつも、周囲の黄色に映えて凄まじいほどの深紅の赤を見せつけるカエデ。秋の大窪林道はどこも素晴らしい紅葉シーンが連続しますが、なかでもここはちょっと特別でした。人気もなく静まり返った林道で怖いほどの鮮やかさを放つ深紅のカエデに思わず身がすくむ思い。これはもう、その場に立ちすくんで見入らずにはいられなかったです! |
地面の紅葉 |
草モミジ | ||||
秋の林道での紅葉といえば、道すがらの木々や山の紅葉にどうしても目を奪われがちですが、地面に目を向ければ、地上わずか1センチの地面にも鮮やかな紅葉があることを知るでしょう。普通に走っていてはまず気がつかず、また、気にも留めないと思いますが、すなわち林道路肩の地面に広がっていた草モミジです。 →さらに大窪林道を進む! →探索中止! |
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