このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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今月の表紙 2002年3月 ダムヌン・サドアック水上マーケット

 先日、水上マーケットに行ってきました。ダムヌン・サドアック水上マーケットというところです。下の地図でもわかるように、バンコクより西方に約80キロ。海岸沿いの国道35号線を走りました。
 現地に着いたのは10時。約2時間30分かかりました。

 10年前、旅行でバンコクに来たときに、観光用の水上マーケットにいったことがあります。トンブリ地区の運河に行ったのだと思います。ところが、そこは完全に観光化されたマーケットで観光客の乗った船が着くと、どこからともなく物売りの船が集まって来ました。まさに「蝟集」という言葉ぴったりでした。ちょっと、興醒めしました。

 そんなことがあったので、今回のダムヌン・サドアック水上マーケットは期待したのですが.......




ドリアン売りのおばちゃん。マンゴスチンもあるよ。このおばちゃんはバナナとパパイヤを売ってます。




この船はマンゴスチンとランブータンです この階段の上は広いマーケットになっています。後ろの方に見えるのは、雑貨屋さんと洋服屋さんです。 船はほとんどが外国人観光客相手ですが、このような雑貨屋さんや洋服屋さんは一般のタイ人を相手に商売をしているようです。




 焼き肉まで売っています。バーミーを食べさせる船もあります。こうなると、日本の寺や神社の屋台感覚です。 

つまり、水上マーケットというのは、船に乗って、物売りを冷やかすものだという解釈ができます。

これは帽子屋さんです。
南国を歩くには欠かせない物であります。





 地上の人がお客さんの場合は、このように竹の棒に品物をぶら下げて渡します。なかなか面白いアイディアです。こういう時は、先にお金をもらうのでしょうか、それとも、品物を渡してから、お金をもらうのでしょうか。

岩城雄次郎さんの「日タイ比較文化考」勁草書房(1994)には、タイでは品物を受け取ってから、お金を払う習慣なので、汽車の弁当売りの少年がお金をもらわないうちに、汽車が走ってしまうことがある、というようなエピソードが書いてあります。
 運河沿いの各家には、このように船のガレージがあります。ちょっと見えにくいのですが、陸側に大きな丸いハンドルがあって、それを回すと、船が下がってくるような仕組みになっています。

 水の上に浮かべたまま、船をもやうのではなく、垂直に格納するというのが面白いです。




さて、ここで珍しい写真を紹介します。下の写真を見てください。

 これは何だと思いますか。池のような、沼のような。遠くに風車が見えています。日本ではもうずいぶん昔になくなりました。

  これは○○です。 (クリックしてください)

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