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名曲−4. 秋田音頭(その1)  


 

 2003年8月。今年の夏休みは、母親の実家のある秋田に行くこととなった。2001年が 大連・長春 、2002年が 上海・蘇州・無錫 だったので、今年は北京に行こうかと思っていたのだが、北京はSARSが発生してしまった。そこで、滅多にしない親孝行ということで、里帰りに同行することとなった次第である。

 さて、秋田を紹介するにあたり、 前ページ の「長良川艶歌」のような方法を取ろうと思ったが、全然思い浮かばない。秋田は歌の舞台にならないのだろうか。サイトで検索してみたところ、ようやく引っ掛かったのが、この歌だ。

秋田音頭

唄 (囃し) ヤートセ コラ 秋田音頭です
ハイ キタカサッサ コイサッサ コイナ

一、コラ いずれ これより ご免こうむり  音頭のむだを言う(アーソレソレ)
  当たりさわりもあろうけれども さっさとだしかける

二、秋田名物 八森ハタハタ 男鹿で男鹿ブリコ
  能代春慶 檜山納豆 大館曲げわっぱ

三、秋田の国では 雨が降ってもカラ傘などいらぬ
  手ごろの蕗の葉サラリとさしかけ さっさと出て行がえ

四、秋田の女 何して綺麗だと 聞くだけヤボだんす
  小野小町の生まれた在所 おめはん知らねのぎゃァ


 はたして、何人の方がこの歌をご存知だろうか?軽快なリズムのこの音頭は「日本語ラップの元祖」と称されている。ちなみにドリフの「 のってる音頭 」はこれの替え歌だが、知っている人はますます少ないと思われる。「のってる」というくらいだから、ノリのよい曲なのである。
 
 ところで、これ以外に秋田の歌は無いのだろうか?歌詞の中に地名が出てくるだけでもよいので、ご存知の方はご連絡ください。


< 寒風山 >

 寒風山は男鹿半島の付け根に位置する標高355メートルの休火山である。頂上の周囲は芝生で覆われており、高い木は生えていない。僕は子供の頃から何回も行っており、ここに来ると、「秋田に来た。」と実感するのだ。

寒風山と回転展望台展望台から見た噴火口


 頂上の回転展望台は7分で1回転し、大潟村や男鹿半島を一望できる。まさに大パノラマであり、何度見ても絶景である。冬には一面の雪景色だと思うが、展望台の営業期間は3月中旬から12月中旬である。
 下の写真を見て、「何だ、たいしたことないじゃないか。」と思う方もいらっしゃるかもしれないが、それは一向に写真のセンスが向上しない僕の責任である。自分で写真を掲載しておいてなんだが、全然雄大な感じがしない。この写真を見て、寒風山に興味を失う方が出ないことを祈るのみである。

青森方面大潟村方面秋田方面



 

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