このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
アラゴン地方の概説 |
[地名由来] アラゴン地方の地名はピレネー山脈からエブロ盆地へと流れるアラゴン川に由来しています。 [面積]47,669k㎡(スペイン全土の9.4%) [人口]約122万(スペイン全人口の3.1%) [地理・気候] アラゴン地方はピレネー山脈、エブロ盆地、イベリア山脈と三種の大きく異なる地形からなる地方です。ピレネー山脈地帯は高地アラゴンと呼ばれ、最高峰アネト山(3,404m)などピレネー山脈中央部を含む多くの山地や渓谷が美しい山岳景観を呈します。山麓には自然と調和する古い町や村が散在。中央のエブロ川流域はメセタ高原北縁が陥没して形成、アンダルシア平野と並ぶ低地の大盆地です。南部の低アラゴンは新旧の山脈が交錯するイベリア山脈の北山麓からエブロ流域への移行地帯。山地・丘陵が支配的な景観で地質は粘土質。煉瓦、黄土色の石造りの家の村や町が周囲と一体となり独特の茶褐色の景観を作り出しています。 [歴史・文化] 中世戦乱時代のアラゴン地方は、西となりのカスティーリャ王国と並び、イベリア半島の覇権を争う強大な王国でした。この両王国の王子と王女の成婚により二大王国が統一したことにより、現在のスペイン統一王国が誕生。初代国王のイサベル女王はコロンブスの新大陸航海を支援、後に莫大な巨富をもたらし、ペイン大帝国の石杖を築き上げることになりました。その夫君で共同統治をしていたもう一方の初代国王がアラゴン王国フェルナンド王でした。生地であるソス・デル・レイ・カトリコのような小さく美しい歴史の面影を残す町や村がピレネー山麓に広く散在しています。 [観光ポイント] ピレネー山脈は、夏の酷暑からの避難場所やスポーツとしてだけでなく、独特の文化・伝統が楽しめる町や村が散在しています。アインサの歴史祭りがその典型で、その他サンティアゴ巡礼の路や建築、イスラム建築、・・など日本人観光客にはまだなじみのない魅力がたくさんあります。アラゴン地方で、さらに圧倒されるのはこれらを囲む自然の大迫力で、その場に居合わせないとわからない魅力で、まさに言葉では言い表せない驚きです。 |
アラゴン地方の古都や小さな町をご紹介〜各県ごとの概説からそれぞれの古都や小さな街へアクセス出来ます〜 |
☆☆ウェスカ県 ピレネー山脈のオルデサ国立公園、べナスケの谷、山麓の珠玉の街々が魅力。 ☆☆アインサ バルバストロ ☆☆ベナスケ ☆ウエスカ ☆ビエルサ ☆ハカ ☆☆ロアーレ城 リグロス ☆サン・フアン・デ・ラ・ペーニャ修道院 ☆ソンポルト峠 ☆サラゴサ県 エブロ盆地の中央にし位置するサラゴサ、中世の街ソス・デル・レイ・カトリコなど。 ☆☆サラゴサ ☆☆ソス・デル・レイ・カトリコ ☆ビエドラ修道院 ダロカ タラソナ カラタユド テルエル県 メセタ高原東縁の古生代高原の景観が独特。 ☆テルエル ☆アルカニス ☆アルバラシン |
シニアが味わうスペイン旅行 |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |