このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

シニアのためのカタルーニャ地方

自然豊かなカタルーニャ地方、
ピレネー山脈、ブラバ海岸、ドラダ海岸、カタルーニャ平野など多様です。


芸術も豊かな地方で、ガウディ、カザルス、カタルーニャ・ロマネスク美術などがその代表。
カタルーニャ地方、リポーイ

写真はカタルーニャ・ロマネスク建築のサンタ・マリア修道院(リポーイ)の中庭回廊、ロマネスク特有の柱頭装飾が印象的。

◇カタルーニャ地方各県ごとのご案内は 下欄からアクセス

カタルーニャ地方の概説

カタルーニャ地方略図
「地名の由来」

 カタルーニャ地方の地名は"Godos" (=ゲルマン系ゴート族の意)と"Alanos"(=ゲルマン系アラン族)の合成で、ゴドス・アラノスがなまってカタルーニャになったとの説があります。他方、フランス・トゥールーズ近くの"Catalaunos村の人たちがイスラム教徒と戦うためこの地にやってきたことに由来するとの説もあり。
「面積」 31,930 k㎡(スペイン全土の6.3%)
「人口」約611万人(スペイン全人口の15.6%)

「地理・気候」
 カタルーニャ地方は地理的には三つの地域、行政では四つの県に分類されます。地理的に、北部はピレネー山脈東部が徐々に地中海に沈降する場所。このうち北西部のピレネー山脈ではアイグェス・トルテス国立公園、アラン渓谷、ボイの谷などを形成。北東部の海岸線は峻険な地形とその間の砂浜が交互し、ブラバ海岸としてリゾート地を提供。この地域は行政区分ではレリダ県とへローナ県に該当します。
 カタルーニャ地方中部は広大なエブロ川下流域平野だが、海岸線に沿って二層の小高い山脈が走り、モンセラなどの奇岩山脈、バルセローナ、タラゴーナなどの海岸に接する丘を構成。行政区分は;レリダ県・バルセローナ県に該当。南部は内陸側にはイベリア山脈東端と、エブロ河口域が交接する地域で行政区分はタラゴナ県です。カタルーニャ地方の気候はピレネー山脈を除いて概ね地中海性気候で、比較的温暖少雨。

「歴史・文化」
 カタルーニャ地方はスペイン語とは異なるカタラン語が話され、自主独立の気運が高い地方です。かってはアラゴン王国の中核として地中海世界を支配、プライドが高く、カスティーリャ地方にある中央政府とは何かにつけて対立しています。

「観光ポイント」
 ピレネー山脈のアイグエス・トルテス国立公園、ボイ谷のロマネスク教会群、アラン渓谷の山岳リゾート、地中海海岸では多くのリゾート地が整備されています。バルセローナは巨大都市で芸術・スポーツ観戦・グルメなど多様な楽しみが可能。レリダ、へローナ、タラゴナなどの中都市は歴史的雰囲気も残され観光設備も整っている。その他小さいが歴史的雰囲気や自然環境に恵まれた町や村も多く散在するカタルーニャ地方です。

カタルーニャ地方の古都や小さな町をご紹介

〜各県ごとの概説からそれぞれの古都や小さな街へアクセス出来ます〜
 
☆☆☆バルセロ−ナ県
 州都バルセローナの所在県、モンセラも魅力。
  ☆☆☆バルセローナ(県都)    ☆カルドナ    ☆☆モンセラ    ☆ビック

☆ヘローナ県  ブラバ海岸に多くのリゾート海岸が散在。
  ☆☆へローナ(県都)   ☆フィゲラス   ベグ—ル     アイグア・ブラバ   ☆カダケス
  オロト     パルス     ブッチュセルダ   ☆リポーイ   ローセス
   ☆サン・ペレ・デ・ローデス修道院   ☆セオ・デ・ウルヘル


☆タラゴナ県   古代ローマ帝国の植民都市タラゴナが県都。
  ☆☆タラゴナ(県都)   ☆☆ポブレ修道院   ☆トルトサ   ☆モンブラン
   
☆☆レリダ県   カタルーニャ・ピレネー山脈が迫力。ロマネスク教会群のボイ谷、アラン谷、国立自然公園のアグエス・トルテスなどが魅力。
  ☆レリダ(県都)   ☆☆タウル   ☆☆アイグエス・トルテス   ☆ボイ   ☆アルティエス
  ☆サラルドゥ   ☆トレンプ   ☆エスポー   ☆☆ビエラ
カタルーニャ地方(バルセローナ)2006年12月8日の天気予報  晴れ時々曇り 最高16度 / 最低12度
シニアが味わうスペイン旅行

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