このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2011年

甲山中学校〜碑巡り〜
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岡崎市中町北野東に甲山中学校がある。


甲山中学校の校庭に多くの文学碑があるというので、立ち寄ってみた。

与謝野晶子の歌碑


金色の小さき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕陽の丘に

『戀衣』収録の歌である。初出は『明星』(明治38年1月)。

芭蕉の句碑


佐まざまのこと思ひ出す桜哉

出典は 『笈の小文』

貞享5年(1688年)、藤堂家の句会に招かれて詠まれた句。

高浜虚子の句碑


春風や闘志抱きて丘に立つ

大正2年(1913年)2月11日、東京芝浦。三田俳句会。

碧梧桐 の新傾向俳句に対して、旧守派を宣言した時の決意を表した句。

高浜虚子の句碑がもう一つ。


映りたるつゝじに緋鯉現れし

高野素十 の句碑


朴の花しばらくありて風渡る

大須賀乙字の句碑


初夏や棕梠の葉鳴の涼しけれ

 正岡子規の句碑や歌碑、斎藤茂吉の歌碑、高村光太郎の詩碑、星野立子の句碑などもあったようだ。

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