このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句


雰しぐれ富士をみぬ日ぞ面白き

出典は 『野ざらし紀行』

 貞亨元年(1684年)8月、芭蕉は千里を伴い「野ざらし紀行」の旅に出る。芭蕉41歳の時である。

 関こゆる日は、雨降て、山皆雲にかくれたり。

雰しぐれ富士をみぬ日ぞ面白き

 何某ちりと云けるは、此たびみちのたすけとなりて、萬いたはり心を盡し侍る。常に莫逆の交ふかく、朋友信有哉此人。

深川や芭蕉を富士に預行  ちり

『野ざらし紀行』 (箱根越え)

千里は粕谷甚四郎。享保元年(1716年)7月18日没。享年69歳。

神奈川県箱根町の 冠峰楼

静岡県三島市の 富士見平 、伊豆の国市の 菊池米店 、富士市の 路傍

長野県松本市の 国道19号沿い に句碑がある。

富士見平の句碑
   
冠峰楼の句碑

   


国道19号沿いの句碑



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