このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句
結ぶよりはや歯にひゞく泉かな
出典は『新撰都曲
(みやこぶり)
』(言水編)。
貞亨年間(1684〜88)、芭蕉41歳〜44歳頃までの句ということだが、年次不明。
『風羅袖日記』
は「元禄二巳」とする。
『奥の枝折』
(柳條編)では那須の温泉神社で詠まれた句とする。
元禄3年(1690年)、
池西言水
『新撰都曲』刊。(余春澄序、言水跋)
群馬県高崎市の
弁財天
岐阜県養老町の
「千歳楼」
に句碑がある。
「千歳楼」の句碑
『
俳諧
一葉集』
には「
しみづ哉
」とある。
山形県南陽市の
諏訪神社
群馬県藤岡市の
神明宮
長野県飯山市の
小菅神社
、御代田町の
真楽寺
、長野市の
長勝寺
辰野町の
旧家
、伊那市の
福沢洞
高知県佐川町の
西谷の清水
大分県別府市の
長松寺
に句碑がある。
諏訪神社の句碑
真楽寺の句碑
西谷の清水の句碑
『はせをつか』
(楓幻亜編)に「
清水冢 同南雲高秀寺 一豊ゝ むすふよりはや歯にひゝく清水哉
」とあるが、現存しない。
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