このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


そのままよ月もたのまじ伊吹山

伊吹山ドライブウェイで伊吹山へ。

昭和40年(1965年)7月、全線開通。

辺りは霧の中だった。

スカイテラスの左手に芭蕉の句碑があった。


そのままよ月もたのまじ伊吹山

出典は 『後の旅』 (如行編) 。

『笈日記』 (支考編)には「其まゝに」とある。

 平成17年(2005年)4月、伊吹山ドライブウェイ全通40周年記念に名阪近鉄バス株式会社建立。

俳聖松尾芭蕉は元禄2年(1689年)秋俳諧紀行文『おくの細道』むすびの地・ 大垣 に到着しました。おくの細道の旅は東京深川・仙台松島・岩手平泉・出羽三山・秋田象潟・金沢・敦賀を巡り大垣に至る5ヶ月間、2,400粁に及ぶ旅でした。この長旅の疲れをいやした2週間余りの大垣滞在中、「そのままよ月もたのまじ伊吹山」の句を詠みました。

「伊吹山は月の力など借りなくても、そのままで立派な山だよ」という意味です。伊吹山の美しさをたたえた名句といえるでしょう。

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