このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


春なれや名もなき山の朝霞

平田村小平加保の集落の一番上に関根寛宅がある。


広い屋敷の中に神社がある。


鳥居の右手に芭蕉の句碑があった。


春なれや名もなき山の朝霞

出典は 『芭蕉庵小文庫』

『野ざらし紀行』 には「薄霞」とある。

 貞亨2年(1685年)、 二月堂 参篭のために伊賀を発って奈良へ向かう途中で詠まれた句。

明治26年(1893年)11月7日、関根専吉建立。 三森幹雄 筆。

鳥居の左手には三森幹雄の関根専吉の句碑があった。


私には読めなかったので、後日、問い合わせてみた。

今年はと作もうけあふ餘寒哉
   幹雄

勉強をして子に見する春日かな
   一鏡

一鏡は関根専吉の俳号。三森幹雄の弟子であった。

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