このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


春もやゝ氣色とゝのふ月と梅

佐久市春日の竹の城地区に火の見櫓がある。


火の見櫓の下に「月梅塚」があった。


春もやゝ氣色とゝのふ月と梅

出典は 『薦獅子集』 (巴水編)。

 元禄6年(1693年)1月20日、 深川芭蕉庵 から大垣の 木因 に宛てた書簡にある。

文政11年(1828年)、桜井三右ヱ門則光建立。

桜井三右ヱ門は葛飾派其日庵五世白芹の門人陽山亭良宜。

良宜72歳の時である。

「月梅塚」の右側に「天神宮」があった。


左側面に芭蕉の句が刻まれている。

山里は萬歳遅し梅の華

真蹟懐紙に「伊陽山中初春」と前書きがある。

元禄4年(1691年)春、故郷の伊賀で詠まれた句。

明治4年(1871年)11月、桜井三右ヱ門建立。

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