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今年の旅日記
川原町〜芭蕉像〜
貞享五戌辰林鐘十九日 | ||
於岐阜興行 | ||
蓮池の中に藻の花まじりけり | 芦文 | |
水おもしろく見ゆるかるの子 | 荷兮 | |
さゞ波やけふは火とぼす暮待て | 芭蕉 | |
肝のつぶるゝ月の大きさ | 越人 | |
苅萱に道つけ人の通るほど | 惟然 | |
鹿うつ小屋の昼はさびしき | 炊玉 | |
真鉄ふくけぶりは空に細々と | 落梧 | |
かし立岨の風のよめふり | 蕉笠 | |
古寺の瓦葺たる軒あれて | 己百 | |
夜る夜るちぎる盗人のつま | 梅餌 | |
なみだより雨にしめりし蓑おもく | 露蛩 | |
馬の乗たる舟のせばさよ | 鴎歩 | |
須磨明石見残すほどに暑くなり | 拾景 | |
筆ゆひかぬる茄子ちひさし | 角呂 | |
蓬生の垣ねに機を巻かけて | 東巡 | |
下略 |
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