このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2010年

金井一魚の句碑〜境米岡の旧家〜
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伊勢崎市境米岡の旧家に金井一魚の句碑があるというので、行ってみた。


旧家の庭木に埋もれるようにして金井一魚の句碑があった。

句碑とはいっても、一魚の古稀記念碑「仮山碑」の裏である。



亀の尾に白髪くらへん春の風

 宝暦6年(1756年)、新田郡八木沼村(現・伊勢崎市境米岡)に生まれる。俗称杢右衛門。八木沼村の名主。 栗庵似鳩 に俳諧を学ぶ。江戸に出ると、きまって 鈴木道彦 を訪ねたそうだ。

 寛政6年(1794年)、 常世田長翠戸谷双烏 のもとで小蓑庵を営む。一魚は長翠に走り、似鳩に破門された。

 寛政9年(1797年)、関西に旅立ち 高桑蘭更 の芭蕉堂で似鳩の死を知る。

散る梅の哀れとどきし片便り

天保11年(1840年)2月17日、86歳で没。

ちるはなも人もこゝらがよかるべし

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