このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

俳 人

榎本馬州
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  犬山 藩士。通称権平。尾張名古屋藩家老成瀬家の家臣。 沢露川 の門人。別号白梵庵。

 元禄14年(1701年)、尾張犬山に生まれる。

 元文5年(1740年)、『奥の細道』の跡を辿って、 『奥羽笠』 を著す。

馬州が 象潟 を訪れて詠んだ句がある。

下手ながらほめられたいぞ秋の風

 寛保3年(1743年)9月19日、燕説は73歳で没。

鹿はもみち我ハ其人にさけふかな


 寛保3年(1743年)、無外坊燕説の追善集 『こぬ世の風』 。白梵庵馬州序。

宝暦13年(1764年)12月6日、63歳で没。

寛政5年(1793年)、 馬州の句碑 を建立。



山々に笑ハ勢てふしの高根かな

馬州の句

   松嶋象潟

魂か鳥か千嶋の夕すゝみ

   大師崎

初汐や足にゆり込波の音


渋柿や売人なかする供溜り


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