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俳 書
『しぐれ会』(安永8年刊)
| 四来奉納発句 | ||
| 筑前福岡 | ||
| しくれ行跡に伸すや鶴の首 | 梅珠 | |
| ふけゆくや時雨しみ入る萱か軒 | 蝶酔 | |
| 備後田房 | ||
| ゆふしくれ鐘のこたふる戸口かな | 古声 | |
| 伊勢津 | ||
| 老に老かさね来にけり初しくれ | 坐秋 | |
| 遠江浜松 | ||
| 晴てなを雫もゆかし初しくれ | 白輅 | |
| 上野前橋 | ||
| ぬれ色にむかしなつかし初時雨 |
素輪
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| 古翁の「人々に(を)しくれよ」とあり | ||
| けるに思ひよりて | ||
| 美濃垂井 | ||
| 有かたや我もしくるゝ人の数 | 君里 | |
| 洛陽 | ||
| 炉を中に座のさたまるや夕しくれ | 瓦全 | |
| 筑紫にありて会式を思ふ | ||
| 嵯峨 | ||
| 時雨会の空はこゝにも西のはて |
重厚
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| 一坐捻香 | ||
| 洛陽 | ||
| 殊更に時雨を軒にきく夜哉 |
沂風
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| すみわたる執筆のこゑやゆふしくれ |
蝶夢
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