このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
蕉 門
松永貞徳
貞門派俳諧の祖。別号は長頭丸。
元亀2年(1571年)、京都に生まれる。
又、貞徳・宗鑑・守武の画像に東藤子讃を乞けるに、「何を季に、なにを題に、むつかしの讃や」とゑみたまひ、やがて書てたびけり。その句、其こと葉書、
三翁は風雅の天工を受け得て、心匠を万歳に伝ふ。この影に遊ばんもの、誰か俳言を仰がざらんや
月華の是やまことのあるじ達
芭蕉翁
『熱田皺筥物語』
承応2年(1653年)11月15、没。
群馬県伊勢崎市の旧家に
松永貞徳の句碑
がある。
皆人の昼寝の種や月今宵
愛知県犬山市の
尾張冨士大宮浅間神社
に貞徳の句碑がある。
行きつくす江南の春のひかり哉
貞徳の句
化の領の松茸狩や笠とかめ
『
誹諧
釿始』
花見せむいさやあみたのひかり堂
『けふの昔』
月やあらぬ我身ひとつの影法師
『
俳諧
百一集』
月やあらぬ我身ひとつの影法師
『古今句集』
月に眼さらしな川の文月哉
『水薦苅』
蕉 門
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