このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

今年の旅日記

丸山自然公園〜句碑の森〜
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 鷹栖町の丸山自然公園に山頭火「雪、雪、雪の一人」の句碑があるというので、行ってみた。

 道道251号雨竜旭川線から円山自然道路に入ると、左手に丸山自然公園の入口があった。

 句碑の森には約180の句碑があるというが、今では訪れる人もないようだ。

支考の句碑が目に付いた。


野に死なば野を見て思へ草の花

出典は『越の名残』。

右手に分け入っていくと、 芭蕉の句碑 があった。


あらたうと青葉若葉の日の光

出典は『奥の細道』。

 元禄2年(1689年)4月1日(新暦5月19日)、 日光東照宮 で詠まれた句。

 日本最北端の芭蕉の句碑は余市町の 出雲神社 にあると思っていたが、この芭蕉の句碑が日本最北端ということになる。

先に進むのもはばかられるので、戻る。

左に行くと、 許六 の句碑があった。


十団子も小粒になりぬ秋の風

出典は『韻塞』。

宇津の山を過」と前書きがある。

この先に山頭火の句碑があるが、クマが出たら困るのでやめた。

延齢草が咲いていた。


句碑の森には杉風「唖蝉の鳴かぬ梢もあはれなり」の句碑があるようだ。

 山頭火の句碑は見られなかったが、思いがけず芭蕉の句碑が見つかってよかった。

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