このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
正岡子規の句碑
砂土手や西日をうけてそばの花
石手寺から道後温泉に向かうと、愛媛県道187号六軒家石手線沿いに正岡子規の句碑があった。
砂土手や西日をうけてそばの花
『散策集』
に収録。
漱石の
愚陀佛庵
に滞在中、松山近辺に再三吟行した。明治28年9月20日、
柳原極堂
と石手方面に俳句取材にでかけた。
砂土手に満開の蕎麦の花が西日を浴びていた。子規はふるさとの風情を満喫したのである。
平成24年(2012年)1月、松山北ライオンズクラブ建立。
砂土手や西日をうけて蕎麦の花
『寒山落木 巻四』
(明治二十八年 秋)
「砂土手」とは、現在の松山商業高校あたりの南北に長く横たわる小高い砂丘で、もと松山城防衛のために築かれたものだそうだ。現在は、ほとんど残っていない。
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