このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
天候:晴れ
路面:ドライ
ラップタイム
Lap | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
S2 | 51"022 | 53"912 | 51"213 | 51"108 | 51"066 | 51"847 | 50"964 | 50"558 | 50"942 | 53"631 | 52"589 |
S4 | 50"505 | 49"680 | 52"219 | 50"057 | 50"021 | 50"149 | 49"808 | 49"389 | |||
S6 | 49"949 | 51"159 | 52"691 | 52"468 | 52"405 | 51"048 | 50"257 | 50"290 | 50"638 | 51"566 |
走行前後の空気圧 (kg/cm2)
走行前 | 走行後 | 差 | |||||||||
前/左 | 前/右 | 後/左 | 後/右 | 前/左 | 前/右 | 後/左 | 後/右 | 前/左 | 前/右 | 後/左 | 後/右 |
2.2 | 2.2 | 2.2 | 2.2 | 2.5 | 2.4 | 2.4 | 2.4 | +0.3 | +0.2 | +0.2 | +0.2 |
右 | 後 | 左 | ||
右 | ↓ 前 | 左 |
「筑波ドライビングワークショップ・プラス」(TDWP)は、主にTDW(筑波ドライビングワークショップ)の卒業生を対象にした、より突っ込んだレッスン内容を持つスクールで、少人数の募集人数と、その1人1人に持たされる無線機を通したリアルタイム・アドバイスを特長としています。内容は次の通り。
2.、3.、4.は新車 ランサーセディアワゴン の挙動を掴むため、5.は潜在能力を知るのにいいのではないかと思い、TDWPへの参加を決めました。
教室で行われます。加速→減速→旋回→加速という流れの中で、次の動作への移行(トランジッション)に問題があるとクルマのバランスがくずれ、結局は速く走れない、というお話でした。特に、旋回時、外側前輪1輪へ力が集中している状態では、タイヤのグリップ力を100%発揮することはできない、というところを、ボクの場合は意識する必要があると思います。
ジムカーナ場に2本組のパイロンが間隔を置いて2組置かれています。ジムカーナ場駐車場からまっすぐフル加速、最初のパイロンでブレーキング開始、次のパイロン直前で停止します。加速状態から減速状態へスムースに移行(トランジッション)するためのペダル操作が目的です。参加者18名がA・B2班に分けられ、まずはA班から実走行開始。B班はそれを見学です。後のレッスンでも基本的にこの進行形体が踏襲されます。
練習コースは2本用意され、一方はYRSシニアインストラクターのトム吉田さんの無線によるアドバイス付き、片方はアドバイスなしの自分自信の練習用です。A班がさらに2つに分けられ、ボクはまずは無線なしから。1速から2速に入れ、初めてのフル加速。前車 RVR とは違うターボ車の加速感。コワイ。傍から見たら大したことなんだろうけど。とにかく自分なりに何度か練習し、いよいよ無線教習です。1本目。スムースを意識しすぎて、直後の無線からのアドバイス、
「何も(操作)しないでクルマが空走しちゃった部分があったよ。」
に自分でも納得。2本目。さっきのアドバイスを思い出しながらトライ。
「ブレーキのタイミングはいいよ。今度は、ブレーキは最初は強く、徐々に調整するような感じで踏んで。」
自分の走行が終わると、今度はB班の走行の見学です。ここでも無線機のイヤホンを耳に入れていれば、トムさんが今の走行に対してどんなアドバイスを送っているか聞くことができます。
参加車の走行を見ながら無線でアドバイスを送るトムさん |
曲率が異なる2つの楕円が使われるのは、前回参加のTDW( 2001年10月23日 | 2002年5月22日 )と同じです。違うのは、もちろん自分のクルマと、耳に無線機を付けていること。無線によるアドバイスは、大きな楕円の方を走行中にもらえます。
「そのクルマ、重いからね。速度に注意して。」
1本目の走行直前の無線からの声。ちょっと走りを見ただけで重い(1.3t)とわかるのはさすがです。「速度に注意」とは、旋回速度を落としてコーナーの終わりから一気に加速した方が速い、という意味、と後で同乗走行をしていただいた時に教えていただいたのですが、とにかく、走行中に無線から聞こえてくる、
「まだまだアクセルがまんして、そこで一気にアクセル!」
という声は、タイミングを知る意味で本当に役に立ちました。
コース1000に移動し、パドックに整列(写真①)。下ろした荷物にチャイルドシートがあるのは、同じ子持ち参加者として何となく嬉しくなります(写真②)。
まずはコースを歩いて1周。その後、初めての参加者向けに同乗走行が行われたのですが、ボクのセディアワゴンもその時に運転していただくことができました。インストラクター大石さんの運転で、最終コーナーを、ステアリング一定のままクルマが安定して駈け抜けていく様子に感動。
コーナリング練習は、定常円での練習を実際のコースに生かすためのもの。A・B2班のうちの1班がクルマを2コーナーの始まる辺り(写真A点)からスタートさせ、短い直線をフル加速した後、ヘアピンコーナーに向けて減速、しっかりコーナリングした後、加速して脱出するまでを反復します。もちろん、無線機のイヤホンを耳に入れて。もう一方の班はヘアピンの奥で見学。トムさんのアドバイスもここから発信されます。目安として、ターンイン(写真B点)、クリッピング(写真C点)、イグジット(出口、写真D点))の各ポイントにパイロンが立てられています。実際にやってみると、ターンインが早過ぎるとの指摘。クリッピングでクルマの向きが変わりきらず、出口へ向けて苦しくなります。定常円で使ったパイロンを自分でイメージするとうまくいきます。それと、相変わらずのアクセルを早く踏み過ぎることによるアンダーステア。これも、定常円の時同様、無線でリアルタイムにポイントを教えていただいたところ、かなりアクセルを我慢する必要があると再認識。
最後はコース1000全周を使ったラッピング(写真③)。A、B班それぞれ6セッションずつ行い、第2、第4、第6セッションはタイム計測ありです。最初はゆっくり感触を確かめながら、と思っていても、回りが飛ばすとついついアクセルを踏み込んでしまうのは、いつもの悪いクセ。RVRより200kgも軽い車体と、低回転から効くターボのおかげで、コーナー立ち上がりでイライラすることもありませんでした。
追い越しも何度かしましたが、どのクルマともタイムにそう大きな差がなく難しい。最終コーナーでロードスターがボクのセディワゴンをインから抜くのを見て、その立ち上がりの速さに、こういう抜き方をしたい、と思いました。
ラッピング中もイヤホンを耳に入れてます。トムさんは今回は最終コーナー辺りで参加者の走りを観察。ボクにはやはりコーナリング速度が速過ぎるとの指摘。各セッション終了ごとにタイヤの様子を観察しましたが、第3セッション辺りから左前タイヤの角が削れていくのがわかりました。やっぱりアクセル踏み過ぎなのかなー。インストラクターの大石さんは、
「フロントヘビーだからしょうがないよ。」
と言ってましたが…。
第5セッション中にブレーキの効きが悪くなりました。ペダルを踏んでも、少しの間ツーっと進んでから効き始める感じでしたが、ペースダウンしてしばらくしたら復活しました。タイムは目標の50秒をクリア。次回以降、レビンで記録した自己最高記録(48"481)更新に期待が持てます。
今回のいちばんの反省点は、時間管理ができなかったこと。参加人数を絞っていることで、ラッピング練習中は各セッションの間隔が非常に短い。第4セッション終了後にちょっとのんびりしてたら、第5セッションのスタートに間に合わず、1〜2周遅れてコースイン。自分が損するだけでなく、周りにも迷惑をかけてしまうことを認識すべきでした。スタッフの皆さん、すみませんでした。
また、挙動を感じる力が不足していることを再確認。次は、徹底してオーバルを走り込むTDO(筑波ドライビングワークアウト)かな。
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