このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

神武大祭で、あぁ飲みましたよ(爆)。
「神武大祭の季節と巨人軍が宮崎に来ると、だんだんと寒くなる。」

この季節になればこのようなことを聞くようになる宮崎なのです。神武大祭。つまりは宮崎神宮の秋の大祭は、10月末〜11月の頭にかけて開催されるのであるが、御神幸の行列はきらびやかに宮崎神宮から宮崎市瀬頭の外宮までをゆっくりと巡るのです。

この宮崎の秋の風物詩とも言ってもよい大祭なのですが、昨年から大きく内容を見直しまして、歩行者天国となった高千穂通では県内各地の民俗芸能が舞われたり・・・と盛りだくさん、見飽きない、そしてサイコーな内容となっているのです。

そのような中、焼酎ブームまっただ中の昨年から県の酒造組合が主催となって県産焼酎の大試飲会を開催している。昨年はちょっとプライベートで忙しかったこともあって参加を見送ったのだが、今年は行きますよ。はい、レッツラゴーでありんす!ですがね。
今年の神宮大祭は10月28日〜30日。で、このイベント“宮崎県産の本格焼酎大集合”は29日に開催される。・・・つまりは今日です。

私が到着したのは試飲会開始の19:00から遅れて15分ほど経ってであるが、既にこのように大盛況の状況であった。

波に乗り遅れてはいけない・・とベビーカーの長男と妻を残して人混みへと消えることとする。
テーブルは2列構成で、前面には試飲ブース、そして後面には各蔵元の展示ブースとなっていた。

ただ、展示とはいっても希望すれば試飲が出来るようであったので、“ 黒こうじ大淀 ”のような試飲に見あたらなかった焼酎を飲んでみるべきだったろうか。

それにしても、祭りのど真ん中に会場があるだけあってとても盛り上がっていた。
試飲を希望されるお客様に“ 赤鹿毛 ”を注ぎまくっていた柳田正さんとその奥様の恵子さんである。柳田さんには「がんがって下さい!!」としか言えなかったりするが、それにしても奥様。・・・も、萌え〜(爆)。焼酎美女の称号がふさわしいです。
会場では透明のプラカップがあっちこっち飛び交って、皆様思い思いの銘柄を試しておいででした。残念ながら試飲ということで焼酎の販売はありませんでしたが、かえってそのような物がない方が蔵元との会話を楽しめますし、何より純粋に試飲を楽しめるって物です。現に蔵元に色々と質問をぶつける方もおられれば、「Good taste!!」とカップを煽る異国の方もおられたり・・・。

私も車の運転を妻に任して、興味を持った銘柄を(意識を保てる範囲で)飲みまくりました(爆)。
で、私が飲んだ銘柄であるが、

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蔵の文太 黒麹(櫻の郷酒造/北郷町)
 ・ 赤鹿毛 (柳田酒造/都城市)
 ・
白麹 旭 萬年(渡邊酒造場/田野町)
 ・
青い永劫(落合酒造/宮崎市)
 ・
厳窟王(宝酒造/高鍋町)
 ・ 玄米焼酎 (大浦酒造/都城市)
 ・ 日向 あくがれ (富乃露酒造/東郷町)

・・・といったところである。全蔵元を飲むことができればよかったが、さすがに私の肝臓は許してくれませんでした。でも、どれも美味かった。タダ酒だから・・・というわけではないであらふ(爆)。
で、左が富乃露酒造(焼酎美女またまた発見でつ)、右が宝酒造の社員の方である。こころよく撮影に応じてくださってありがとうございました。
ステージ上で神楽が舞われる様子を見ていたのだが、肩をつんつんとされた。

振り返ると 石原けんじ大佐先生 である。・・・と思ったのだがどこか違和感を感じる風貌である。以前と比べてひとまわりふたまわり体が小さく見えるのだ。

何処かおかしいぞ・・・等と思ったまま雑談を交わしつつ、試飲の焼酎を飲む。

「これ、結構うまいっすね」

だが、既にしょちくれモードの私はそのような違和感など忘却の彼方に追いやってしまった。
県央のブースでお客様の対応をされていた渡邊幸一朗さん。

大佐を見つけるやいなやお腹を触り、

「かなり痩せましたね〜。顔とかかなりほっそりとしたんじゃないですか!?」

と大佐先生のお腹をぽんぽん・・・。私。このお言葉を聞きまして、思わず手を叩きました。確かに痩せていらっしゃる。
露出の設定ミスで申し訳ないが、ただ今渡邊酒造場で研修中であります東京農大の学生君である。日本の酒造界を背負って立つ氏らに拍手〜。

私も(業種は違うが)経験者なので分かるが、研修中にこのようなイベントがあるというのはとても貴重な思い出になっとです。

蔵の仕込みも後半戦に突入したと思いますが、残りの期間頑張ってくださいね。
この大祭のイベントであるが、初めて参加してみて思ったのはとても有意義な場であるということ。県産の焼酎をアピールする場というのは地元にいる身としてはまだまだ不足しているのではと思うことがありますから、県民の目に触れる場を作るというのはとても重要なのですよね。焼酎ブームという大きな後押しを経て県民の目が焼酎に向いている時期でありますから、県内における需要確保という観点からはとても大きい。

買う側の県民としても、有名無名の銘柄に限らず多くの銘柄に直で触れることが出来るので、県産の焼酎に対する見方という物は変わったのではないだろうか。

・・・それにしても、飲んでいないように思えて良く飲んだなぁ・・・。楽しかったです。
(05.10.29)
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