このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

都道府県よもやま話(近畿)

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三重県 

1)伊勢は東海、伊賀は近畿   三重県は中部(東海)か、近畿(関西)か、これは諸説入り乱れています。   大阪在住の小生の感覚では、津とか四日市とか、まるで別世界の話であり、やはり関西ではない、と思います。   しかし名古屋の人に言わせると「三重は関西弁で話しているので中部ではない」そうです。   例えばタレントの公演を見に行く時で、三重の人が大阪・名古屋、どちらへ出るか?   やはり名古屋に出るでしょうから、三重は東海だと思います。   TVが名古屋の局が入る、というのがやはり大きいです。結構三重から名古屋へ通勤する人もいますし。   しかしそこで微妙なのが、三重の中でも伊賀地方です。   名張や伊賀上野などがありますが、この地方はもともと伊勢とは別の国であり、名古屋との繋がりはさらに薄い。   何よりも名張は近鉄が宅地開発をした結果、奈良を飛び越えて大阪へ通勤する人が多いのです。   (この通勤、距離だけ見ると東京でも顔負けの遠距離通勤です。それに文句が出ないのは、近鉄電車が速いからです)   そこで小生の結論は、「伊勢は東海、伊賀は近畿」ということです。   水系で見ても、伊賀盆地の水は木津川を経て淀川として大阪に注ぎますし。   伊賀地区は奈良県に編入したほうが実態に合っているかも知れません。

滋賀県 

1)琵琶湖は古い湖だった   日本最大の湖が琵琶湖であることは小学生でも知っていますが、この琵琶湖が世界第3位の古い湖であることは   あまり知られていません。   そのため、琵琶湖固有の生物が数多く進化しているのです。 ※琵琶湖の古さに関するHP  
infoBIWA
 の 
琵琶湖の歴史
 
琵琶湖博物館インターネット展示室
 の 
Ancient Lakes(古代湖)
2)琵琶湖運河構想   古来、琵琶湖は水運のメッカでした。   京の都へは、日本海の特産品が、越前・若狭から琵琶湖の水運を経由して運ばれていました。   (だから「大津」という地名になる)   織田信長も、この水運に目をつけて安土に築城したのです。   明治初年、鉄道を東京〜神戸に敷設する時も、工費節約のため、当初は長浜〜大津間は鉄道を   敷設せず、水運で連絡していたほどでした。(この事実はあまり知られていない)   さて、もし琵琶湖〜敦賀間に運河があれば、陸揚げせずに直接大津まで日本海の特産品を   運ぶことができます。   最初にそれを考えたのは豊臣秀吉で、実際に工事に着手したそうです。   その後、この「運河構想」はときどき話題となり、最近では岐阜の大物政治家、   故大野伴睦氏(字これで合ってたっけ(^^; )が「伊勢湾〜琵琶湖〜敦賀」の運河構想を   ブチあげてました。   今ではあまりこういう運河構想は話題にもなりませんが、小生はこれは作っても面白いと思います。   トラックによるCO2問題が深刻になる中、国内海運を強化して脱自動車・トラック化を   図るのが環境上必須となっています。(これを「モーダルシフト」と言います)   日本の国内海運のネックである日本海側と太平洋側の遠回り、これを運河によって解決できます。   運河建設による環境破壊を最小限に抑えるのは勿論ですが、少なくとも需要過小の東海北陸自動車道の工事よりは   環境に優しいし、税金も無駄遣いにはならないと思いますが、皆さんどうお考えですか? ※琵琶湖運河構想に関するHP  
岐阜新聞連載企画
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ぎふ海紀行 海盗り
 
HONDA HOME PAGE
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BARCA
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桜の名所を訪ね水郷巡りを楽しむ
 
WNN Outdoor Seeds
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みんなで歩こう自然のみち
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最新情報<疋田・深坂万葉街道>

京都府 

1)
京風ラーメン
は京都ラーメンにあらず。   以前東京などで、「
あかさたな
」などの「京風ラーメン」の店がありました。   店内を小奇麗にして、女性向けに少量のしょうゆラーメンにぜんざいなどを添え、「甘味処」が   ちょっとラーメンをやっている、という風がウケでした。      しかし本場京都でこういう京風ラーメンの店にお目にかかったことはありません。   実際の京都にあるのは、「
天下一品
」に代表される、とんこつ系のこてこてこってりのスープが   ドンと大盛り、それをガツガツ(多少汚い店で)食う、というものです。   つまり実際の京都は、日本一学生の割合が多いことからわかるように、和風上品な街であるだけではなく、   汗臭い若者の街でもあるのです。   しかしその実態を東京のマスコミはとりあげません。   NHKの朝のドラマでも、登場するのは京都で代々呉服を売ってたとか漬物を漬けていた、とかいう人物です。   テレ朝の夜9時からの「京都殺人案内」などのサスペンスでも、茶道の家元などが、伝統的なしきたりの中で   殺されていくのです。   テレビの製作者側が、「京都とは伝統の街」「京都の伝統を取り上げれば視聴率が取れる」と   ステレオタイプな思い込みをしているのです。   これに対して京都側も多少「ぶりっこ」をしてつきあっている、という面があります。   その典型が「京都ホテル論争」「京都駅ビル論争」などでしょう。   また修学旅行で先生方が京都の寺社ばかり行かせるのがいけない。   生徒はだから「京都=カビ臭い街」とかステレオタイプに信じ込むのです。   だから京都の修学旅行は生徒にとってつまらなくなり、その影響か、京都への修学旅行はジリ貧です。   高校生なら、たとえば京大とか同志社・立命館のキャンパスや研究所を見せて、受験生でもある生徒に   「大学とはこういうものか」と見せるのも手ではないでしょうか?

大阪府 

1)大阪人は郊外がお好き   通常、都道府県所在都市、というのは、周辺の農村部に比べ、ホワイトカラーの人、県庁へ勤める公務員や地銀の行員などの   影響で、県平均の所得水準より所得水準は高い、という傾向にあります。   しかし、全国47都道府県の中で、ここ大阪のみがその原則から外れています。   つまり、大阪市民の平均所得より大阪府民の平均所得の方が高いのです。   これはいわゆるドーナツ化現象により、そこそこの収入のサラリーマンが大阪郊外へ逃げて行った、ということが考えられます。   ドーナツ化現象自体はどの県庁所在都市にもありますが、通常、その県庁所在都市はその郊外地域も合併等により含んでしまうので、   県庁所在都市住民の年収が県を下回ることはありません。   名古屋であれば、新市街である名東区を市内に含んでいる訳です。   しかし、大阪市は、たとえば千里地区を市内に含んでいません。   (都心部からの距離は、名東区も千里地区も同じ位)   どの都市でも、いわゆる高級住宅地、というのは水はけのいい丘陵地にあるものですが、大阪市にはこれが少ないのです。   さらに、都市計画で言えば、おそらく大阪市は全国唯一の「市域に第一種低層住宅専用地域を持たない都道府県庁所在都市」ではないでしょうか?   第一種低層住宅専用地域とは、要は一戸建て住宅しか都市計画で認められていない地域です。   しかし大阪の高級住宅地である帝塚山でも第一種低層住宅専用地域ではありませんので、マンションなどの建築も可能です。 2)脱・日本一小さい都道府県   数年前まで大阪府は「日本一小さな都道府県」でした。   しかし最近その座を香川県に明渡しました。   これは大阪湾岸をどんどん埋め立てて面積が増えたためで、特に関西新空港の埋め立てが大きかったようです。 3)日本一夏の暑い街、大阪   普通の人は「日本一暑いのは沖縄だ」と思っているでしょう。   しかし、沖縄は確かに冬・春・秋は本土より暑いですが、夏は海洋性気候のためか、そんなにメチャクチャ暑い、ということはない。   気象統計上、日本でもっとも暑いのはこの大阪です。   つまり瀬戸内性気候で夏になるとサッパリ風が無くなり、しかも大都市特有のヒートアイランド現象で更に暑くなるのです。   東京より2〜3℃は暑いでしょうか・・・   因みに、大阪は面白いことに冬は日中は東京より寒いようです。但し最低気温は東京の方が寒い。   これは東京の方が関東平野が大きい分、気候が大陸的で、朝の放射冷却が激しく、一方昼の陸地の暖まりも大きいから、と考えられます。

兵庫県 

1)むりやりつくった県、兵庫   よく「●●県の気質」とかを論じることがありますが、ここ兵庫は「5つの顔を持つ県」と言われます。   要はてんでバラバラ、ということです。   つまり1)神戸・阪神間 2)播磨 3)丹波 4)但馬 5)淡路です。   また、県内の移動が非常に効率が悪い。豊岡など、神戸に行くより大阪・京都の方が速いのでは?   豊岡などは、福知山とか舞鶴とかと一緒に「北近畿県」でも作ったほうがいいんじゃないか、と思います。   この県がてんでバラバラなのは理由があり、明治維新時に、新開港都市、神戸を発展させるため、かなり強引に   県を大きくしたため、このようになりました。 2)日本一低い分水嶺   日本列島は、太平洋側と日本海側に分けられ、普通その間に1000M級の山々が連なって   天候を(特に冬に)分け隔てています   しかし、ここ兵庫県の氷上町には「日本一低い分水嶺」があります。標高わずか95m。   もはや「山」ですらなく、歩いていても「分水嶺」を越えた、とは分かりません。   その分水嶺には「水分かれ公園」というのがあります。   川が(名前忘れた(^^; )2つに枝分かれしており、一方の川は最終的に由良川となり日本海に注ぎます。   もう一方の川は最終的には加古川となり瀬戸内海に注ぎます。   また、地名としても「水分かれ」という知名があり、ここは花嫁行列は絶対通らないとか・・・ ※日本一低い分水嶺に関するHP  
分水嶺辞典
 の 
こだわりの分水嶺
 の 
分水「例」-1

奈良県 

1)「くにのまほろば」、実は単なる大阪のベッドタウン   東京の方の奈良のイメージといえば、「くにのまほろば」「古都」といったところでしょう。   しかし関西人のイメージは「大阪のベッドタウン」、この一言に尽きます。   実際、人口に占める県外通勤者の割合、これは奈良県は全国トップです。あの埼玉や千葉より多い。   あまり東京の人はご存知ではないですが、奈良市の学園前やあやめ池、生駒市などは大阪の高級住宅地なのです。   近鉄特急も彼ら「重役達」の出勤時刻(10時ごろ?)に合わせて有料特急を走らせているとか・・・   また、奈良は産業がかなり少ない。大和郡山の金魚、三輪ソーメン、あと何がありましたっけ?   これが大学・寺院・文化人が豊富で、京セラ等の産業も多い京都との決定的な違いです。

和歌山県 

1)意外に金持ち?和歌山県   和歌山県はカレー事件でなにかとイメージダウンしてますが、実は個人の貯蓄残高はかなりあります。   何と東京に次ぎ第2位とのことです。

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