このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
都道府県よもやま話(関東)
ただいま製作中!一部完成しているから読んでくださいね。
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茨城県 (茨城県は杉山真大様より寄稿をいただきました。ありがとうございました。)
1)「山」と「川」に分裂している茨城県茨城県を筑波山系と霞ケ浦で2分割すると水戸や日立など 山がちな北東部(「山」)とつくば・下館・水海道・古河など大河が流れていて平野が広がっている 南西部(「川」)に分かれてしまいます。この2つは地形的にも対象にあるだけではなく、水戸藩の 領地だった「山」Vs.譜代の小藩に分裂していた「川」・水戸を中心に固まっている「山」Vs.埼玉や 千葉・栃木など近県との結びつきが強い「川」と言うように様々な点で分裂しています。 ちなみに現在の茨城県が出来た当時は「山」と「川」との対立が激しく、「川」の方で独立した一県を 作ろうと言う動きまでありました。 2)意外に新しい「水戸納豆」 納豆と言えば必ず「水戸!」と多くの人が連想しますが、水戸で納豆が作られるようになったのは 意外と新しく明治も中頃になってからのことです。元々納豆は東北地方で作られていた保存食で戦前までは 納豆と言えば仙台や秋田が主産地でした。水戸納豆がポピュラーになってきたのは戦後、スーパーが 出来てきて首都圏に近い水戸納豆が売られるようになってからのことです。 3)常磐線最大のネック「柿岡地磁気観測所」 常磐線の石岡から少し筑波山に入った八郷町柿岡に地磁気観測所があります。それじゃぁ沿線に無いのに 何処がネックなんじゃ!と突っ込まれる方もいるかと思いますが、実は地磁気観測においては直流電気が 影響を受け易くこのため常磐線を交流電化しなければならなかったと言う原因にもなっています。 このため他の線区よりも近代化が比較的遅れている上に、平行する私鉄の整備の遅れにも影響し 茨城県が関東近県の中で発展が遅れた一因にもなっているのです。
栃木県
1)ギョーザの街・うつのみや ラーメンで売り出し中の街は多いですが、ここ宇都宮は「ギョーザの街」です。 観光マップにはギョーザの名店がガイドされてます。 小生も評判の店に並びました。並ぶこと30分、多少汚い店でした(爆) メニューは焼餃子・揚餃子・水餃子、これにライスとビールのみ。まさに専門店です。 餃子は各種200円。これを客は何皿も頼むのです。 まあおいしかったですよ。 さて、ここ宇都宮が餃子の街になったのは、 ★宇都宮にあった師団が中国東北部へ進駐し、終戦後、元軍人が家庭に餃子をもちこんだ。 ★宇都宮の内陸気候が、中国東北部によく似ていた ★周辺で良質の小麦がとれ、またニラの産地でもある などの理由があるようです。
群馬県 (「東村」は杉山真大様より寄稿をいただきました。ありがとうございました。)
1)自動車王国・群馬 (製作中) 2)いくつもある「東村」 通常、一つの県に同名の市町村がある、ということはまずありえないのですが、ここ群馬県には 「東村」が 勢多郡東村 ・ 佐波郡東村 ・ 吾妻郡東村 の3つもあります。このため、群馬県では単に 「東村」とは言わず「○○郡東村」と郡名まで含めて呼び習わすのが慣例となっています。 ちなみに勢多郡の東村は渡良瀬川流域にあり北隣が栃木県足尾町。佐波郡の東村は伊勢崎市の東隣で 国定忠治の出身地。吾妻郡の東村は渋川市から長野原方面に入ったところにあり、南に榛名山を臨みます。
埼玉県
1)鍾乳洞王国・秩父 日本には鍾乳洞が多いですが、ここ埼玉・秩父にはいまだ探検されてない鍾乳洞がゴロゴロあるそうです。 数年前、どこかの大学の探検隊が、秋芳洞を上回る国内最大の鍾乳洞をここで発見した、という報道がありましたが、 おそらく未発見の「日本最大」の鍾乳洞がまだまだあるものと思われます。 洞窟好きにはロマンあふれる話です。 まあ秩父は石灰岩が多く採れますから、鍾乳洞があっても不思議ではないわけです。 2)日本一「市」の多い県 埼玉県は県下に42もの市を抱えており、日本一「市」の多い県です。 これらの「市」は人口はともかく面積では小さい市が多く、「地域の中心性」に欠けた市が多いです。 その証拠に、市の境界に駅(それも地域の中心となる駅)が立地したりして、コミュニティーと市境が一致してない ケースが、特に東武東上線などで多いです。 これは要するに東京のベッドタウン化で、他市町村を巻き込む合併をしなくても、市の昇格要件である5万人を 突破する自治体が相次いだからでしょう。 これからその42市を列挙していきますが、他地域はおろか、首都圏在住者でも「こんな「市」は知らない!!」というのが 埼玉の市の悲しい実態です。 あなたはいくつ知ってましたか?(スミマセン、人口は93年現在の数字で古いですm(__)m) 人口40万人以上・・・川口市、浦和市、大宮市 人口30〜40万・・・所沢市、川越市 人口20〜30万・・・越谷市、草加市、上尾市 人口15〜20万・・・春日部市、狭山市、熊谷市 人口10〜15万・・・入間市、新座市、三郷市、岩槻市、朝霞市 人口9万人台・・・・・深谷市、坂戸市、富士見市 人口8万人台・・・・・戸田市、東松山市、行田市、与野市 人口7万人台・・・・・鴻巣市、飯能市、八潮市、蕨市、桶川市、久喜市 人口6万人台・・・・・北本市、鶴ヶ島市、志木市、加須市、蓮田市、秩父市 人口5万人台・・・・・本庄市、上福岡市、幸手市、和光市、鳩ヶ谷市、羽生市、日高市 ★全市が5万人を突破しているのは立派!!
千葉県
1)千葉県は島だった 全国の都道府県の境界線は、離島の沖縄・北海道を除き、普通山脈で区切られています。 しかし全国の都道府県で、唯一千葉県だけは、県境(東京・埼玉・茨城)を川(利根川水系)で構成されています。 極論すれば、「千葉県は利根川の中州の島である」とも言えます。
東京都
1)東京は異常都市 みなさんは東京が過密都市だ、という認識はあるでしょうが、世界的にみてどれだけの大都市かご存知ですか? 世界的に「大都市」のイメージがあるロンドン・パリですが、その人口(ベッドタウンのエリアを含む)は 約1,000万人です。 これは大阪大都市圏程度(大阪府+奈良北部+兵庫南東部)です。 また、ニューヨークはロンドン・パリより多いですが、約1,600万人、これは京阪神大都市圏(京都圏300万人、 神戸圏300万人を合わせた1,600万人)とほぼ同じ。 東京はこの世界第2位クラスの都市の2倍の都市規模を有しています!!(約3,500万人) 小生からいわせれば、この都市規模では(多少下がったとはいえ)地価が高いのは当たり前ですし、電車が混むのも当たり前です。 ましてや「誰しも23区内にマイホームが持てるようにすべきだ」などというマスコミの甘い論調は、この人口の絶対数を無視した暴論です。 もし東京圏3,500万人が23区内に全員住めば、その人口密度は実に5万人/平方キロ。これは東京一過密で消防活動に支障が出ている 豊島区東池袋地区で2万人/平方キロであることを考えれば、いかに無理な暴論かがわかります。 東京の都市問題対策には、まずこの世界のジョーシキを超越したトンデモナイ人口を直視する必要があります。 2)戦前軍事施設と東京 (製作中) 3)多摩地区はもと神奈川だった 明治時代、多摩地区は神奈川県だったそうです。 それを多摩川の水利権を得るために神奈川県から編入したそうです。 東京都が、23区からやけに西に張り出しているのはそのためです。 4)日本最大の絶壁!!御蔵島・黒崎高尾の断崖!! あまり「東京都」のネタらしくないですが、この御蔵島村は東京に属してますから、ここで取り上げるしかありません。 断崖絶壁の名勝と言えば、岩手三陸の北山崎断崖、福井の東尋坊、隠岐の国賀海岸などが有名ですが、 せいぜい200m級です。 ここ伊豆諸島の御蔵島の黒崎高尾の断崖は、ナント500mの高さが海からそそりたっています。(勿論日本最大) 交通不便な所ですが、時間のある方は是非どうぞ。 なお、ここも隣の青ヶ島村も小笠原村も、一応「東京都」です。 従って、たとえば以前六本木の交番に勤務の警官が島の駐在所に勤務してたり、東京本土(?)出身の女性が 保母になって島の保育園に勤務したりしています。(実話)
神奈川県
1)鎌倉と関東大震災 鎌倉は「文豪の町」「高級住宅街」として有名ですが、そのキッカケは関東大震災でした。 被災して文豪が次々とこの風光明媚な地に移り住みました。 昭和5年には横須賀線が従来大船始発着だったのが東京直通を開始し、移住に拍車がかかりました。 関東大震災では鎌倉以外にも、今の田園調布などの東京の山の手の高級住宅街へ人々が移住するキッカケとなりました。
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