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西行来讃時期と庵を結んだ場所
西行関係歌集など | 成立時期 | 所蔵/版 | 賀茂社に詣で四国旅を祈る日 | 讃岐の庵の場所 |
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山家集 | 1190年 成立 が 有力 | (陽明文庫本) | 仁安2年10月10日 | 大師のおわす御あたりの山 |
コトバンク/世界大百科事典 第2版の解説によれば;…… (治承2年(1178)西行50歳代末頃に原型が成立、以後 西行自身あるいは他者の手によって数次にわたり増補) | (松屋本書入六家集本) | 仁和(ママ)2年10月10日 | 大師のおわす御あたりの山 | |
纂校山家集(異なる3系統の本を集合) | 仁安3年10月10日 | 大師のおわす御あたりの山 | ||
〈聞書集〉 | 文治元年(1185)頃伊勢で成立 | (天理図書館本) | ———— | ———— |
〈聞書残集〉 | (宮内庁書陵部乙本) | ———— | ———— | |
山家心中集 | (伝西行自筆本) | 仁安3年10月10日 | (善通じの山にて、「島ぞ氷の絶え間なりけり」の歌を詠む) | |
(伝冷泉為相筆本) | 仁安2年10月10日 | ぜんつうじにくさのいほり | ||
(内閣文庫本) | 仁安3年10月10日 | ———— | ||
(妙法院本) | 仁安2年10月10日 | せむつうじにくさのいほりむすひて | ||
西行上人集(異本山家集) | (西行自記ではない) | (李花亭文庫本) | 仁安3年10月10日 | 善通寺の山に住む |
西行集 | (伝甘露寺伊長筆本) | 仁安3年10月10日 | 善通寺の山に住む | |
〈西行上人談抄〉(西公談抄) | Exicite国語辞書によれば、 蓮阿著,1225〜29年頃成立か | |||
西行物語絵巻・詞書 | 西行没(1190)より40〜50年後に成立か? ( 「西行物語」の成立時期をめぐって ) | (久保家本) | 仁安2年10月10日 | 善道寺は御誕生の霊地なれば、かしこにいほりをむすび、2〜3年(住んだ) |
西行物語 |
鎌倉時代中期
頃に成立(1250年前後か?) ( 「西行物語」の成立時期をめぐって )も参照 | (文明本) | 仁安2年10月10日 | 名字をもきかぬ山の中に、とら大かめを友として(崇徳院陵のことか) |
(木版本) | 仁安2年10月10日 | 善通寺と申すは・・・霊地なれば、かしこの庵を結び2,3年行い侍り | ||
(正保3年版) | 仁安2年10月10日 | 善通寺と申すは・・・霊地なれば、かしこに庵を結び2,3年侍り | ||
西行法師歌集 | 仁安3年10月10日 | 善通寺の山に住む | ||
西行一生涯草子 | 仁安2年10月10日 | 善通寺と申して・・・庵を結びて2,3年住み侍り | ||
西行和歌集成 | 勅撰和歌集 | 仁安3年10月10日 | ———— | |
西行和歌集成 | 私撰和歌集 | 仁安3年10月10日 | ———— | |
歌枕もしほ草 | 仁安の比 | みを坂の林といふ所に住んだ | ||
大師のおわします御あたりの山 | ||||
撰集抄 | Wikipediaによれば、建長2年(1250年)頃か、少なくとも弘安10年(1287年)頃までに成立 安田孝子著によれば、「早いものでは慶安3年(1650)から出ている。」 | (松平文庫本) | (過にし仁安のころ) | みを坂の社と云所にすんだ |
多度郡に形の如くのいほり(「山里にうき世」の歌を詠む) | ||||
(寿永2年睦月の下弦の月) | 善通寺方丈のいほにして | |||
撰集抄 | (宮内庁書陵部本) | (過にし仁安の比) | みを坂の林といふ所にすんだ | |
多度郡に形の如く庵(「山里にうき世」の歌を詠む) | ||||
(寿永2年睦月の下弦の月) | 善通寺の方丈の庵にして | |||
撰集鈔 | (嵯峨本) | たどの郡にかたのごとくの庵り(「山里にうき世」の歌を詠む) | ||
(寿永2年睦月の下弦の月) | 善通寺の方丈の庵にして | |||
撰集抄 | (廣本) | (仁安の比) | みを坂の林といふ所に暫く住み | |
多度の郡にかたの如くの庵を結びて | ||||
(寿永2年睦月の下弦の月) | 善通寺の方丈の庵にして |
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