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●水間鉄道の電車

営業車全車が東京急行から転入した車輌である。電装品が2タイプあった7000系であるが、水間用の種車は

日比谷線直通用の東洋車である。現状では先頭形状、冷房装置の有無で3タイプに分類することができる。

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水鉄7000系(7001F)
言わずと知れたもと東急7000系。
地方鉄道に適した車体寸法、そして末永くローメンテで使えるオールステンレス車体はいい買い物であっただろうと推される。
7001Fは水間転入後に冷房改造を受けた。製造時からの運転台を持つ中では唯一の冷房車となる。
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水鉄7000系(7003F)
冷房改造を受けていないグループ。7002Fも同一。夏場は冷房車に主役を任せ、冬季を中心に活躍するようだ。

 

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水鉄7000系(7052F)
一方、こちらは中間車を先頭車化改造したもの。50番台に分けられている。
前面の意匠は当時最新の東急9000系から持ってきたもの。各地に散った7000系であるが、運転台取付車は全てこの顔となる。
7051・7052Fの2本が在籍する。冷房改造は東急にて行われた。

 

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近頃、助士側にこのような行先板が置かれるようになった。方向幕だけでは誤乗を招いてしまうの…だろう。

 

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500形(保存車)
ご存知もと南海1201形。当時の偉いさんが愛した車輌だそうで、こうして良好な状態を保ったまま、水間駅構内にて佇む。
現存する1201形としては唯一の一段窓の個体となる。
保存当時はこの「お立ち台」まで線路が無理やり繋がっていたが、近頃になって駐車場に転用された為
線路は分断されている。

 

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