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7113頁よいこの南海大百科大阪府都市開発(株)泉北高速鉄道の電車

大阪府都市開発(株)泉北高速鉄道の電車

 

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泉北高速3000系
開業時に用意された100系は6100系を基本としてアレンジされていたが、この3000系は6200系を元として設計されている。
100系がそうであったように、3000系も当初はセミステンレス構体で製作されている。(後にオールステンレス構体へ変更 左の画像の車輌が該当)
その他の機器類や台車などにも6200系との違いが見られるが、両車が徐々にその会社の色に染まっていく中で、姿形は酷似していても
もはや別物となっているかもしれません。
製造期間はきわめて長く、昭和50年から、5000系登場となる平成2年までの15年間に渡る。(昭和50年)

 

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モハ3551形
初期車の中間MM'ユニットをベースとして先頭車改造を行った2連口。改造は東急車輌が担当している。
パッと見てわかる前照灯・標識灯の他にも前面のコルゲート、看板掛けが無いことや、アンチクライマの形状にも変化が見られる。
また、中間車を改造している故に上り方の運転台後部座席は無く、側窓も無い。下り方は種車のレイアウト(1D2D2D2D2)故か、申し訳程度に小窓が残っている。
この部分は車椅子スペースとして活用。2連3本が在籍。

 

 

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泉北高速5000系
この車輌から「南海電車」の雰囲気を感じ取ることは難しい。一部を除き川崎重工が製造を担当している。
VVVFインバータ制御、ボルスタレス台車、車内にはLEDを用いた案内装置とドアチャイム。
内容は当時の南海車を凌駕していました。白い車体はアルミ合金製。妙な形の袖仕切りも乙。(平成2年)

右画像は泉ヶ丘にある大阪府立児童館絡みの特別装飾車。(総天然色)

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泉北7000系
老朽化した100系を置き換える名目で登場した最新車輌。前面に格納式の幌を持ったバブリーな通勤電車である。
IGBT制御に進化した制御装置、外見ではシングルアームパンタと、沿線では見られない新物づくし。
1本のみの6連、そして4+4、6+4の組成でなんばにも顔を出す。2005年半ばに4+4を6+2に変更する大幅な艤装替えを伴う改造工事が施され、
これからの運用に大きな変化を起こすことになりそうだ。(平成8年)

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泉北高速100系
開業当初に用意された車両。既に営業線上には無く、こうして遊戯施設の一施設としての余生を過ごすに至っている。
南海6100系が設計のベースとなっているが、前面形状は独自の平面な物となり、また車体もセミステンレス構体となっている。
車体は消滅してしまったが、台車は南海6300系、冷房装置は京王重機を介して上信電鉄1000系、高松琴平700系へと
再就職を果たしている。(昭和46年)

 

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