このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

【総合評価】

 

AMD K6-2・PENTIUM-Ⅲ、どちらも期待通りの性能が出ています。
ただ残念なのはAMDの方が画像関係に弱いこと。EXCELやWORDといったオフィス用ソフトやWindows標準の各アプリケーションの動きはPENTIUMにひけをとりませんが、VCD(ビデオCD) を動かすとその差は歴然と出ます。たぶんビデオカードやCD-ROMにスカ商品を使ったのが一番の原因だと思います。特にビデオカードに搭載されているRAMの影響が大きいようです。

比較のためパフォーマンスに直接影響を与えるパーツのみ一覧にしてみました。
PENTIUM-Ⅱ 333MHzは現在自宅で使っているもので、香港で買った Packard Bell を日本語に入れ替えたものです。

 PENTIUM-Ⅱ機AMD機PENTIUM-Ⅲ機
CPUPENTIUM-Ⅱ 333MHzAMD K6-2 300MHzPENTIUM-Ⅲ 450MHz
MOTHER BOARD機種不明ASUS P5A-BASUS P2B-F
RAM BOARDDIMM 64MBDIMM 64MBDIMM 128MB
VIDEO CARD機種不明 (PCI)3D VISION 4MB-RAM (AGP)VIPER V770 32MB-RAM (AGP)
CD-ROM32倍速16倍速40倍速

 

≪動作評価≫
普段使っているPENTIUM-Ⅱ機を標準(10段階評価の7)として各アプリケーションの動作スピードを評価してみました。

 PENTIUM-Ⅱ機   AMD機   PENTIUM-Ⅲ機
オフィス用ソフト
(EXCEL,WORD等)
788
動画ソフト
(Active Movie Control等)
729
その他
(Windows標準ソフト)
789

本来ならベンチマークテストで評価すべきでしょうが、そこまでの知識がないのでとりあえず体感的な評価で点数をつけています。
PENTIUM-Ⅲ機はさすがゴージャス仕様だけあってパフォーマンスはいずれも高いです。特に動画関係が優れていてVCDでもコマ飛びが非常に少なく滑らかな動きで映像を表示できています(最大画面でも)。但し最大画面ではやはり画像が荒くなりますが。
これに対しAMD機は元々画像まわりが弱いのですが、それに加えてビデオカードとCD-ROMのスカタンコンビが足を引っ張ってしまいました。しかしその他のソフトに関しては充分すぎるほどのパフォーマンスです。仕事に使うのには申し分ありません。市販品のPENTIUM-Ⅱ350MHzなみです。

2台組み立ててみてわかったのですが、個人が仕事やインターネットに使う程度であればAMD K6-2でも充分です。でもどうせやるならゴージャス仕様、高性能のパーツをふんだんに使い贅を尽くして仕上げましょう。きっとそれに見合うだけのパフォーマンスを得られますから。

ではパソコンを組み立てようと考えている努力家の皆さん、遠くの国から応援しています、がんばってください。

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