このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
![]() | ① ビーチ |
② 警察署 | |
③ アリ出現 | |
④ 龍落水 | |
⑤ 難過水 | |
⑥ 天后 | |
⑦ キャンプ場 | |
(東平洲) |
香港の東のはずれにポツンと浮かぶ小さな島・東平洲(トンピンチャウ)。
ここへは2年前に一度行ったきりです。一周6キロほどの島で山がありません。あるのは小高い丘だけ、遠くから見ると平べったいパンケーキのようでした。
フェリーから降りてまず驚いたのは生活の匂いがないこと。普通どこの島でもフェリー乗り場の近くには漁に使う網や洗濯物といった生活の匂いがあるものです。それがまるで感じられませんでした。人家はいくつか見えるのですがどれも廃屋ばかりです。一緒に乗ってきたオジサンが店を開けていたのが唯一でした。そのお店にしても週末だけの営業で、ずっとやってるわけではなさそうです。どうやら週末に自然を楽しむだけの無人島のようです(警官は常駐してます)。
人波について島を一周してみることにしてみました。しばらく歩き海岸に出ると奇岩といいますか、いろんな形をした岩があります。宮崎県の鬼の洗濯岩にそっくりなのもありました。そこが難過水だったのか龍落水だったのかはうろ憶えなのでよくわかりません。
その後小高い丘の上で昼食(パンとコーラだけですごく寂しかったです)をとっていると、でっかいアリに思いっきり噛まれました。びっくりしましたよ。ホントにでかいアリで香港内では見たことがありません。離れ小島のせいで独立した進化形態でもあるんでしょうか。
その後も散策を続けフェリー乗り場に戻ったのは夕方の4時でした。カンカン照りの中だったので汗まみれな上に日焼けもかなりしていたようです。まるっきり不法入国の中国人といった風体で、乗り場にいた警官に思いっきり詰問されましたよ。20mぐらい離れていたのにその警官ときたら私を見るなり一直線に来ましたからね。それがまた”アメフトでもやってんのか?”ってぐらいの巨漢な上にサングラスまでしていて迫力満点。
「オマェ、不法入国だろう!」
って勢いでした。コワかったです。身分証明を見せてようやく納得させたんですが、それでもまだ不審そうな顔をしてました。
そうそう、この島の海岸には夜光虫がいるそうです。香港エッセイの”有落唔該”という本の中に書いてありました。でも泊りがけで行かないと見れないのでなかなかチャンスがありません。キャンプ好きな人は土曜から行ってみてもいいでしょう。星がきれいなんだそうですよ。誰か誘ってくれるならもう一度行ってみたいものです。
ここへは馬料水から土日だけフェリーが出てます。詳しくは香港乗り物指南の 離島フェリー編 をごらんください。
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