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滞在手続き

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以下の情報は、主に私の経験に基づくものですので、かなり古いです。必要に応じて最新情報を確認してください。


日本の外務省サイト内、「 各種証明について 」のページもご参照ください。

行動その1:在日オランダ大使館へ問い合わせ

「オランダ人男性と結婚してオランダで暮らすためにはどういった手続きが必要になるか」ということを問い合わせたところ、「オランダの外事警察で滞在許可を申請するにあたり・・・」云々が書かれた手紙を送ってくれました。そこに書いてあった必要書類とその用意の方法は以下の通りです。

戸籍謄(抄)本とその英訳:翻訳会社に英訳を依頼して翻訳証明をつけてもらうか、個人で翻訳し、在日大使館で「拝見済」の印と公印を押してもらう。この際の手数料は1000円程度、所要日数は7日程度。

戸籍謄(抄)本のアポスティーユ認証:霞ヶ関にある外務省領事移住部証明班に行き、謄(抄)本とそのコピー1部を添え、所定の申請用紙に記入して交付を申請する。認証は翌日交付、手数料は無料。ただし郵送の場合は3週間程度かかる。なお、英訳・認証付の戸籍謄(抄)本は外事警察での滞在許可だけでなく、役所での住民登録の際にも要求されることがあるので、2部用意されることが望ましい。

ビザについては、日本人の場合は観光ビザで入国してから滞在許可を申請する、という形で構わない。

## 上記の情報は1998年2月現在のものなのですが、現在戸籍抄本はハーグのオランダ外務省の認証も受けなくてはならなくなった、という話も聞いています。詳しくは オランダ外務省のサイト(オランダ語) をご覧下さい。ちなみに、市によっては大使館の英訳は受けつけず、オランダの公認翻訳者による翻訳を要求するところもあるようです。##

行動その2:オランダの外事警察へ問い合わせ

夫に問い合わせをしてもらったところ、「入国する前に滞在許可を取っておかないとだめ」といわれたらしい(^_^;) でも、外事警察から送られてきた資料には「日本人は観光ビザで入国しても大丈夫」と書いてあったそうです。

行動その3:外務省へ行ってアポスティーユ認証をもらってくる

大使館からもらった手紙に従って戸籍抄本4通(移住用2、結婚手続き用1、予備1)とそのコピーを持って霞ヶ関まで行ってきました。外務省に入ると「領事移住部証明班」という看板が出ているのですぐ分かります。ガードのおじさんも「あちらですよ」と教えてくれるし(あれ、外務省に入る時に身分証明書=免許証を見せたかもしれない)。で、中に入り申請書に記入してカウンターに行ったところ「何で戸籍抄本が4通も必要なの?」「1通は予備なんですけど・・・」「予備はだめ。必要なだけにして」「あとの3通は大使館から用意するように言われたんです。」「何かそれを証明するものはある?」ということで、大使館からもらった手紙を見せたところ3通は受け付けてくれました(ちなみに住民登録用、外国人登録用、結婚手続き用の3通です)。手紙持って行って良かった。それにしても、外務省の人って、どうしてこう態度が横柄なんでしょうね(-_-#)

## これは聞いた話ですが、霞ヶ関の外務省に比べて、大阪の外務省大阪分室の方は親切に対応してくれるそうですよ。 ##

行動その4:オランダへ入国する

片道切符しか持っていませんでしたが、観光ビザでちゃんと入国できました。大きなスーツケース1、これまた大きなバッグ2と大荷物を抱えていたので、税関のところで「何日滞在するの?」と聞かれたので、すまして「オランダのあとにも他のヨーロッパの国を回るから、全部合わせて2ヶ月」と答えたらすぐに通してくれました。

行動その5:外事警察に申請に行くための予約をする

「入国後8日以内に滞在許可の申請をする」ということだったので、入国して2日後にゴーダの外事警察(この時点では夫の実家に滞在しておりまして、これがゴーダの近くだったのでした)に予約の電話をしたところ、「2週間後においで」「でも8日以内に手続きするように言われたんだけど・・・」「入国後8日以内にちゃんと予約するための行動とったからそれで大丈夫」ということでした。そんなもんなのかしら。
現在は「
入国後3日以内」になっているそうです。

また、2004年4月以降、移民管理業務が警察から移民帰化局に移され、実際の移民管理業務は市役所で行うようになりつつあります。今のところ(2004年10月現在)市によってすでに市役所で行われるようになっていたり、未だに警察が行っていたり・・・といろいろあるようですので、確認してください(フローニンゲン市では既に市役所で外国人登録を行うようになっています)。

行動その6:日本大使館に行く

大使館に行って在留届を出すついでに戸籍抄本の英訳も作ってもらおうと思ったら、「こちらではアポスティーユ認証の着いた書類にはもう手出しが出来ないんですよ。認証がなければお引き受けできるんですけど」といわれてしまいました(;_;) 仕方ないので英訳は自分で作ることにしました。

## 「 デルフト隣人会 」の方にお聞きしたのですが、デルフトにお住まいの日本人の方の中には何人かアポスティーユ付の戸籍抄本を大使館で英訳してもらった、という方がいらっしゃるそうです。どうも私は運が悪かったようですね。他にも「日本でアポスティーユをもらったりしないで、ただの戸籍抄本を持ってきて大使館で英訳してもらったけど、それで問題なかったよー」なんて話も聞きました。在日オランダ大使館からの手紙には「在蘭日本大使館では発行に日数がかかるので、『オランダ到着後8日以内』に済ませなければいけない外国人登録に間に合わないので、なるべく日本で書類を用意していって下さい」と書いてあるのですが、確かに外国人登録の手続きには間に合わないんだけど、「そしたら書類が出来たら持ってきて」みたいな感じで、あまり厳しくないようです。 現在はむしろ「自分で翻訳したもの」の方が拒否される可能性は高いです(^^;) ##

行動その7:外事警察に申請に行くための予約の取り直し

ゴーダに予約した時は夫の両親の家にいたんですが、夫の仕事の都合で急きょフローニンゲンに引越すことになってしまい、ゴーダの外事警察にその旨連絡したところ「それじゃあフローニンゲンの外事警察に予約取り直して」といわれ、今度はフローニンゲンで予約をすることになりました。ところが何度ここに電話してもつながらない。いっつも通話中で、やっとつながったと思ったら「本日の受付時間は終了しました」・・・。仕方ないので夫と一緒に警察署まで直接行って受付に事情を話したところ(フローニンゲンの外事警察は警察署の2階にある)、「直接外事警察に電話して」「でもいっくら電話しても全然通じないんだけど」と文句を言ったら受付から外事警察(つまり同じビルの1階から2階)に電話をしてくれて、やっと予約が出来ました。でも、何の書類を持っていけばいいのかわからない・・・。

行動その8:フローニンゲン市に住民登録

フローニンゲンの市役所は木曜日だけは夜8時までやっているので(たいていの市で週に一回、木曜日か金曜日にKoopavondというのがあって、その日はお店も市役所や郵便局のような公共機関も夜8時か9時まで営業しています)、夫の仕事が終わった後に市役所へ行って住民登録をしてきました。この時必要だった書類は夫、私共にパスポートのみでした。戸籍抄本も持って行ったんだけど、「後から市役所から手紙が行くはずだから、この書類はそれが来たらもう一度持って来て」ということでした。で、夫は1階の普通の窓口で、私は2階にある外国人用の窓口で登録しました。
役所の人が言った通りこの2週間後に市役所から手紙が来て、「アポスティーユ付の出生証明書とその英語訳を持ってもう一度来て下さい」と指示されたので、用意してきた戸籍抄本を持ってもう一度行ってきました。で、この戸籍抄本とその英語訳、役所でコピーを取ったら返してくれました。提出するのかと思ってたのに。

行動その9:外事警察に滞在許可の申請に行く

とりあえず予約をした日に、必要だろうと思われる書類を持って警察に行ってきました。ちなみに必要だった書類は私がパスポートと出生証明書(戸籍抄本)、未婚証明書、夫がパスポートと出生証明書(も必要だったかな?)と未婚証明書、それからアパートの契約書と収入証明書(会社との契約書)でした。念のために二人で仲良く写っている(^_^;)写真も持っていったのですが、それは必要ありませんでした。これで申請は終わり、「ただいま許可を申請中」という証明書をくれました。ちなみに戸籍抄本、未婚証明書とも私が英訳し、当然翻訳証明なんかはなかったのですが、それでもちゃんと受け取ってくれました。アポスティーユがついていたおかげかしら(^_^;) ちなみに書類はすべてコピーを取った後に返してくれました。戸籍抄本とかその英訳とか、提出させられるんだろうと思っていたのですが…(結局3部用意した「アポスティーユ認証付の戸籍抄本とその英語訳」ですが、提出したのは結婚手続き用の1部だけでした)。

私が滞在許可の申請をした時点では、この手続きにかかる費用は確か125ギルダー程度でしたが、2005年7月現在、この費用は滞在目的によっていろいろ変わっております。仕事または留学目的で来た人は433ユーロ、在蘭の人と一緒に住むのが目的の人(私もこのケースです)はなんと830ユーロ。家族一緒で渡蘭して、一緒に滞在許可を申請する場合に限り、一人が正規料金、残りの人は一人188ユーロになるそうです。具体的には、お父さんの転勤でオランダに来ることになり、家族一緒にオランダに来た場合、お父さんは433ユーロ、お母さんとお子さんは一人188ユーロかかります。お父さんだけ先にオランダに来て、お母さんとお子さんは後から来る場合、お父さんは433ユーロ、お母さんは830ユーロ、お子さんは一人188ユーロかかります。ちなみに以前はあった「子供料金」は廃止になりました。

滞在許可を延長する場合、通常は一人188ユーロかかります。留学生は52ユーロ。家族一緒に申請すると、一人は188ユーロ、残りの人は一人当たり52ユーロかかります。永住許可はぐぐっとお安く(?)なって、201ユーロになりました。なお、以上の料金は毎年改定されるそうです。

ちなみにフローニンゲン大学では、外国籍職員(オランダ採用を除く)の滞在許可申請にかかる費用は大学が負担しています。「こんな高かったら外国から誰も来なくなって大学の国際化の障害となってしまう」という理由で。他の大学についてはわかりませんが、おそらく大学負担ではなく自己負担、というところが多いです。

行動その10:引越し荷物の通関手続きに行く

これは移住手続きとは直接関係ないのですが、ついでなので・・・。引越し業者から「この書類を持って税関に行って荷物の通関手続きをしてください」という手紙が来たので、指示された書類(業者が作った荷物のリスト、パスポート、滞在許可書−私の場合はまだ申請中だったのでその証明書)を持って税関(私が行ったフローニンゲン市の税関はSontweg8A、IKEAの近くにあります)に行き、申請書を書いて(「オランダ滞在の目的は?」という質問があってどう書いたものか困っていたら、係官が「恋人と一緒に暮らすためって書けばいいよ」と教えてくれました(^_^;))手続きを済ませました。

ちょっと話が前後しますが、ついでなので荷物の発送手続きについて。私は転勤でオランダに来たのではなく個人的な理由でオランダに引越すことになったので、荷物の発送の手続きもすべて自分で行ないました。で、どうやったかと言うと、まずイエローページ(もちろん日本のもの)で海外引越しを扱っているところを探し、そこに片っ端から(といっても3軒だけだったけど)電話を掛けて「2立方メートルの荷物を東京からオランダまで船便で送るには費用と日数はどれくらいかかるか」を教えてもらいました(この時初めて知ったのですが、航空便の場合は荷物の重さが、船便の場合は荷物の体積が基準になるのだそうです)。で、その結果一番安い見積を出してくれたところを使うことにしました。

実際に発送した荷物は1立方メートル(約300kg。プラスチックの衣装ケース4個に、スーパーやコンビニで集めたダンボールが25個)程度で、かかった費用は約168,500円でした。ただこの値段は所々ドル建てだったりギルダー建てだったりしたので、その時のレートによって変動するだろうと思います(ちなみに私の時は1ドル=130円、1ギルダー=65円の計算でした)。荷物を発送したのは出発する1週間前、荷物を引き渡してからすぐ(出発直前)に費用を払いました。荷物が横浜港を出てからロッテルダム港に着くまで約1ヶ月、その後税関の手続き云々が色々あって、最終的に荷物が届いたのは発送してから約2ヶ月後でした。

私は自分の荷物を全て持ってきたためかなり大量の荷物を送ることになりましたが、短期間の出張で荷物もたいして持っていかない、という場合は、郵便局の船便またはSAL便の方がいいでしょう。特に地方にお住まいの方の場合、お住まいのところから荷物が出国するところまでの運賃って結構高いですから。その点郵便局は海外宛の荷物は日本のどこから出しても同じ値段ですもんね。
ちなみに、荷物を航空便で出そうとすると郵便局の方が親切に「航空便よりEMSの方が安いですよ」とアドバイスしてくれるのですが、私の経験ではなぜかEMSだと毎回オランダの税関に引っかかって、税金を請求されます(-_-;) 航空便で税関に引っかかったことはないんですけどねー(箱を開けられたことはあるけど)。

行動その11:外事警察に滞在許可書を取りに行く

これまた事前に予約しておいてから行ったのですが、「保険の証明は持ってきた?」「そんな話聞いてないですよ」「いーや、前回私の同僚が持ってくるように言っておいたはず」・・・ほんとにそんな話聞いていなかったんですけど・・・。でも私は幸い保険証はいつも持ち歩いていたので、ちゃんと証明できました。これで晴れて向こう1年間の滞在許可が下りました。

オランダに暮らし始めて最初の5年間は毎年更新手続きをしないといけないのですが、5年経てば永住許可の申請が出来るようになるのだそうです。ただ、そのためにはオランダ語が話せるようになっていないといけないらしいのですが・・・(定かではありませんが)。

## 最初の更新の時はまず書類を持って更新の申請に行き、その後改めて許可証を取りに行く、つまり外事警察に2度出向かないといけなかったのですが、2年目からは書類をあらかじめ郵送し、外事警察へは新しい許可証を受取りに出向くだけ、という形式になりました。これは1年目、2年目というのではなく、どうやら外事警察が99年に手続き方法を変えたようです。 ##

行動その12:SoFi-nummer をもらう

SoFi-nummer = Social Fiscaal Nummer の略で、言うなれば「納税者番号」です。アメリカのSocial Security Numberと同じです。これがないと税金を納める事が出来ず、ということは働いて収入を得ることも出来なかったりします(就職するとこの番号を聞かれますし、職安に登録する時にもこれが必要になります)。私はオランダに来て市役所に住民登録をしてからすぐに「私はSoFi-Nummerはいつもらえるの?」と聞き続けていたのですが、市役所の職員の人はコンピュータ上の私に関する情報をチェックして「うーん、まだ出来てないねぇ」と繰り返すだけでした。で、外事警察に行って滞在許可書をもらいに行った時、この事について聞いてみたところ、「SoFi-Nummerは市役所じゃなくて税務署に行かないとだめだよ」と言われました(^_^;) 市役所の職員さんはそんなことも知らなかったのだろうか…。

まぁ、それはさて置き、やっとSoFi-Nummerがどこでもらえるかがわかったので、フローニンゲン市の税務署に電話ました。で「SoFi-Nummerの発行は本人にこちらに来てもらわないと出来ない」と言われ、パスポートともらったばかりの滞在許可書をもって税務署まで行き、番号を発行してもらいました。やれやれ。
(原則としてSoFi-Nummerは滞在許可が降りたあとでないと発行してもらえないのですが、例えば受け入れ機関の職員さんなど、オランダ人(これが重要)と一緒に税務署まで行ってごねると早めに発行してもらえる場合もあるようです。なにせSoFi-Nummerがないと銀行口座が開設出来なかったりするので、結構不便なんです)

ところで、余談ですが、オランダでは市役所と税務署と警察の間でデータベースを共有しているようです。ということは、例えば引っ越した時に市役所に届を出せば、それが自動的に税務署・警察にも転送されることになります。または「まだ警察で外国人登録が済んでいない」ということなども市役所、税務署でチェックすることができます。それからこれは実話かどうかわかりませんが(どうやら本当らしいけど)、例えばどこかで駐車違反をして罰金を請求されたんだけどまだ払っていない、という人が、外国旅行に行こうとして空港でチェックインしようとすると「罰金を払ってからじゃないとチェックインできません」と言われたりするんだそうです。これも空港のチェックインカウンター(税務署・税関)が警察のデータベースとつながっているからみたいです。

ちなみに以上の話は「オランダ人と結婚する」「フローニンゲンに住む」場合の話でして、滞在目的や住む場所が変わると必ずしも上記の通りには行かないことをお断りしておきます(某オランダ東部の市では大使館の翻訳は受け付けてくれなかった、という話も聞いたことがあります)。

もしもっと詳しい事を知りたい、という方がいらっしゃいましたら、reitidep0619 at yahoo.co.jp(at@に置き換えてください) までメールください。私に分かる限りでよろしければお答えします。
 

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