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オランダの医療保険

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オランダの医療保険

オランダで医療保険に加入する場合、原則として保険会社を自分で選びます。勤務先が大きい会社だとすでにひとつの保険会社と契約していて、そこに加入すると保険料が若干安くなる、というところも多いですが。

オランダにはZiekenfonds(強制保険)とParticulier(任意保険)の2種類があります。が、2006年1月よりこの二つの差をなくす、ということになりました。最新情報は こちら にあるんですが(オランダ語のみ)、簡単に説明すると

・Basispakket(基本保険)は法で規定され、どの保険会社に加入しても変わりなし。現在のZiekenfondsに匹敵する内容。
・18歳未満の子供は保険料が無料(言い換えると、18歳以上は学生・無収入でも保険に加入しないといけません)
・1年間医療費がかからなかった場合、支払った保険料から255ユーロが返金される。医療費がかかっても255ユーロ未満だった場合はその差額が返金される。この「医療費」にはホームドクター、助産師、産褥ケアは含まない(そりゃそうでしょうねー、出産関係の費用も医療費に加算されて、そのせいで返金がなくなってしまうとしたら、子供生みたくなくなっちゃいますもんね。あ、ちなみにオランダでは出産関係の費用にも保険が利きます)。

だそうです。
2006年になってみないともっと詳しいことはわからないかなぁ。

で、以下は2005年末まで有効な情報です。

保険の種類

Ziekenfonds(強制保険)
職はあるものの年収が32,600ユーロ(2004年1月1日現在)未満である、という人が加入できます。言い方を変えると、年収が32,600ユーロ以上の人と収入がない人(生活保護手当て、年金は収入とみなします)は加入できません。それから公務員・教員は年収32,600ユーロ未満でも加入できません(その代わり医療手当てなるものが勤務先から支給されるはず)。保険料はお給料から天引きされますが、それに加えて加入者が保険会社に個別に支払います(この金額は保険の内容によって変わります)。さらに、雇用者もある程度の金額を負担することが義務となっています。そのため、Ziekenfondsに加入する時は、雇用者も承認書のようなものを保険会社に送ることになっています(これがないと加入できません)。「収入がない人は加入できない」のはこのためです。

Particulier(任意保険)
誰でも加入できます。そのかわり月々の保険料は高いです。私の経験から言うと、Particulierの保険料はZiekenfondsの3倍です。雇用者によっては、Particulierに加入している社員に対しては、保険料の半額を雇用者が負担する、ということにしているところがあります(多いです)。

ZiekenfondsとParticulierで受けられる医療サービスに差はありません。ただ、ニュースなんかを見ていると「医者はParticulierの患者が多いほうが儲かる」とか「Particulierの患者の場合、サービスによっては行政から病院に与えられる補助金の額が少ない」とかいう話を耳にするので、ほんっとうに100%差がないのかどうかはわからないんですが(^^;)

私自身はParticulierに入っているのですが、先日派遣会社経由で10日ほどアルバイトしたところ、この期間はZiekenfondsの対象者になる、ということで、この10日分だけ保険料が安くなりました(といっても8ユーロだけだけど)。そのためにいろいろ書類を書かされましたが・・・(^^;)

保険の中身

これは自動車保険と同じで、保険会社によっていろいろあります。あちこちの保険会社から資料を集めて、自分の健康状態にあった商品を選ぶしかありません。

私のように配偶者がオランダ人、という場合、配偶者が既に加入している保険に被扶養者として一緒に加入するか、配偶者とは別に単独に加入するかのどちらかになります。単独に加入する場合、仕事をしていなければParticulierになります。仕事をしている場合、または配偶者の保険に一緒に加入する場合は、本人または配偶者の収入によってZiekenfonds または Particulier のどちらかになります。

転勤などでオランダに来た方の場合、転勤されたご本人はParticulierに加入することになります。一緒にいらしたご家族の方はやはり「一緒に加入か単独か」という選択肢がありますが、単独で加入する必要性もないと思うので、一緒に加入されることになると思います(会社によっては日本から長期の海外旅行保険に加入させるところもあるようですね)。

大学にいらっしゃった方の場合、大学で「勤めている」のであればParticulierのはずですが(大学職員は公務員になるので)、Ziekenfondsに加入している人もいますので、「留学」という扱いの場合または外国人職員の場合はZiekenfondsでもいいのかもしれません(大学についてはちょっとよくわかりません。すみません)。
それからもちろん日本で海外旅行者保険や留学生保険に加入して、滞在期間中はそれでまかなうことも可能です。この場合、歯の治療代とか出産時の費用などについてはカバーされていない場合が多いみたいですが・・・。

加入手続き

それぞれの保険会社に資料&申込書を請求します。書類は全てオランダ語です(^^;)
私自身は夫の被扶養者としてParticulierに、それからフルタイムで働いていた時にZiekenfondsに、フルタイムの仕事が終わってから現在まで単独でParticulier・・・と3回加入しなおしています(^^;) (ちなみにフルタイムの仕事を辞めたときに夫の保険に戻らなかったのは、夫が入っている保険会社(夫の勤務先経由で加入)の保険料がとーっても高かったからです。またフルタイムで仕事をするようになるかもしれないし、出たり入ったりを繰り返すのも面倒だなぁ、と思ったのもありますけど)

Particulierに加入する手続きは比較的簡単です。住所、氏名といった個人情報を申込書に記入し、商品を選び、支払方法を選び、病歴に関する質問に答え、サインをして終わり。
Ziekenfondsの場合、病歴の質問はなかったように思うのですが、代わりにSoFi-nummer(納税者番号)、勤務先または生活保護手当て、年金の発給元を記入し、外国人の場合は滞在許可証のコピーを申込書と一緒に送ります(つまり滞在許可が下りたあとでナイトZiekenfondsには加入できない)。

以上、私が加入した保険会社( Geove )の場合です。他の会社の場合は細かいところが違うかもしれません。

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