このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
年々高くなる葬儀費用 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<本文> 故人の遺志とはお金がかかるものである。特製の棺、豪華な新聞広告や遺灰のための特別な場所。この5年間で葬儀にかかる平均費用は28%上昇し、96年の6000ギルダーから99年の7700ギルダーにまでなった。土葬にするか火葬にするかはあまり関係なく、いずれにしても費用がかかる。もっとも値上がりしたのは墓代などで、自治体が抱える問題が影響していることが伺える。ただ、この問題は自治体によってかなりさが大きい。 新聞に載せる広告の費用や葉書などの印刷代も高くなっている。これは特別な文章、豪華な装飾などを広告に用いるためである。また、91年に遺体の扱いに関する規則が緩和されたことを受けて、葬儀にもいろいろと趣向が凝らされるようになってきた。昨年(98年)には故人の遺灰を故人の望むところにまくことも法律で認められるようになった。
<コメント> オランダでは子供が産まれたり身内が亡くなったりすると、その事を知らせる広告を新聞に載せるんですね。特に亡くなったことを知らせる広告(太い黒線で囲まれている)は毎日たくさん新聞に掲載されています。この広告ももちろん大小選べるのですが、いわれてみれば確かに大きい広告が結構多いかも。 それから、上の表には「葬儀場代」と書きましたが、この訳は実はちょっと自信がありません(^_^;) 原文は「Rouwkamer」となっているのですが私の辞書には載っておらず、夫に聞いてみたところ「お葬式をする場所のことだよ」と言われたのですが…。こんなに安いんだろうか?? それとも場所を借りて式をする人はそんなに多くないから、平均すると安くなる、ということなのかしら。私は幸いまだオランダでお葬式に参列したことはないので、よく分かりません。
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