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海外旅行の行き先は? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<本文> WTOによると、1998年に観光客にもっとも人気の高かった国はフランスで、外国から来て少なくともフランスに一泊以上した観光客の数は7000万人に上った。この数値は全世界の観光客数の11.2%にあたり、観光客によってもたらされる利益は622億ギルダーとなった。オランダは外国からの訪問客は世界で22番目に多く、全体の1%、約600万の人が訪れた。これはベルギー、アイルランド、南アフリカをわずかに上回る数値である。中国や南アフリカを訪れる観光客の数はここ数年目立って増加してきている。 アメリカを訪れる旅行客の出費が最も多く、一人当たり3300ギルダーの支出となる。フランスではこの金額は比較的安くなり、一人当たりの支出は890ギルダーである。この理由の一つとして、ヨーロッパからフランスを訪れる観光客は公共交通機関を利用せずに自分達の車(または自転車)で行き、ホテルには泊まらずテントを持参してキャンプ場に泊まることが多い、ということがあげられる。なお、これらの数値には国内旅行者(フランス国内を旅行するフランス人、など)は含まれていない。 オランダを訪れた観光客によってもたらされた利益は120億ギルダーとなった。訪問客一人当たりの出費は1961ギルダーとなる。
<ちょっとコメント> オランダでも、「車で南フランスへ行ってそこでキャンプをする」と言うのは(特に子供がいる家族には)人気の高い休暇の過ごし方です。あと(特に学生などに)人気が高いのは「スペインのビーチ」でしょうか。それから意外かもしれませんが、南アフリカというのも結構人気が高い行き先です。南アフリカと言うのはインドネシアのようにオランダの植民地であった、というわけではないのですが、まあ、それに近い状態であったらしく、今もこの国ではオランダ語に近い言語(ピジン語なんだろうか?)が使われている地域があるようです。そんなことも関係しているのかもしれませんね。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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