なぜこの時期に!? 南インド(2001年11月)
実は南インドのバンガロールに友達(日本人)が住んでいまして、2年前からずーっと「遊びに行くねー」と言い続けていたんです。私の仕事の都合上、1週間以上の休みが取れるのは3月、6〜8月、11月、年末年始しかないのですが(え、それだけあれば十分??)、3月はインドが暑期なのでなるべく遠慮したい、年末年始はチケット代がものすごく高くなる・・・というわけで行くとしたら夏休みか11月、と前から考えていたのですが、今年(2001年)の夏休みは準備している暇がなく結局ラストミニッツでチュニジアに行くことになってしまい、来年はいろいろあっておそらく旅行に行く暇はないので、「今を逃したら2年後までインドに行かれない!!」ということでこの時期に行ってまいりました。
行ったのは南のほうですし、それほどテロの心配もしてはいなかったのですが、飛行機の中のモニターに写る「現在位置」でパキスタンの上を飛んでいるのを見たときはちょっと焦りました(^^;) さすがにアフガニスタンの上は飛びませんでしたが・・・。で、帰ってきてから数週間後に印パ関係がまた悪化してきたのでこれまたちょっと焦りました(もっともこれは北インドの話で、私の行った南インドでどの程度影響があるのかわかりませんけど)。
滞在期間は11月後半の約2週間でした。ロンドン・ヒースロー経由チェンナイ(マドラス)行き英国航空でチケット代は1人1600ギルダー強。ちょっと高かったといえば高かったのですが、インドでの2週間の滞在費はホテル代、交通費一切を含めて2人で800ギルダー弱。オランダに比べると物価がものすごく安いんです。ホテル代は平均一泊15ギルダー前後、ディナー代が2人合わせて1食5ギルダー強くらい。あまり高級なところには行かなかったから、というのもあるんですが・・・。もっとも我々(主に夫)はインドとオランダの物価の差もすっかり忘れ、とにかく値切り続けていたのでさらに安くなったのかも(^^;) 値切ったといっても、換算してしまうとせいぜい50セントか1ギルダーなんですけどね(^^;) ホテルだと5ギルダーくらい値切ってたこともありますが。。。
両替は、手元に残っていたUS$を一応持っていって、チェンナイ空港でUS$50を換金しましたが(空港の外にでる前に換金したらレートが悪かった・・・。空港の外にも両替所がありました)、あとはチェンナイ市内のCITIBANKで、オランダから持ってきたキャッシュカードを使ってお金を引き出しました。この時深く考えずにRs15,000引き出したのですが、あとで新聞で「新卒月給Rs9000」とか「45歳〜55歳の管理職月給Rs55,000」とかいう求人広告を見かけ、「・・・ものすごい大金だったのね」とちょっと焦りました(^^;) これで2週間間に合うどころか余りました(^^;)
余談ですが、インドの求人広告には身長、体重制限があるものもありました・・・。
チェンナイ着が午前2時というとんでもない時間だったので最初の夜だけホテルを予約しておこう・・・と思ってインターネットで探してみたのですが、インターネットでは外国人料金しか見つからない(--;) ので「何とかなるだろう」と結局何にも手配せず現地へ。でも、運良くなんとかなりました。この晩と翌晩はチェンナイに泊まってちょこっと観光。翌日朝にマハーバリプラムへ。ここで1泊してカーンチープラムへ。ここでも1泊してバンガロールに向かおうとバス停に向かったら「今日はバスがない。タクシーをチャーターしないか」と寄ってくる人がたくさん(^^;) 結局直通バスは本当に不通になっていたんだけど、別のバスで途中で乗り換えてバンガロールまでたどり着きました(あとでニュースを見たら、バスの運転手さんたちがストをしていたのでバスがなかったんだそうだ)。バンガロールでは2泊して、そのあとマイソールへ。ここでは4泊しました。そのあと最高級電車に乗ってチェンナイに戻り、いろいろお土産を買ってオランダに戻りました。
チェンナイは雨期で若干蒸し暑かったのですが、バンガロール・マイソールは乾期だったので快適でした(このあたりは年中快適に過ごせるらしいですが)。
写真の数が多いのでテーマ別に分けました。以下のリンクからどうぞ。
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バンガロールにあるカルナータカ州庁舎、Vidhana Soudha | インド出国時に私のカメラが本物のカメラであることを証明するために空港で撮った床の写真。下のほうの黒い物体2つは私のつま先です。 |
