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外周線がエンドレスに繋がったので、次のステップとして外周線から内周線へ渡る渡り線を敷いてゆきます。 |
渡り線は高架線にします。 ルートは、外周線から更にその外側へ分岐させてから、外周線・中央線・内周線を乗り越して内周線の内側へ入り、レイアウトルーム内の中央をS字カーブ線で横切った後、内周線へ繋げる計画としています。 | |
このS字カーブ線を支えるための木材を、レイアウトルーム内へ架け渡しました。 このため、レイアウトルームへの出入りが更に困窮になりました。うっかりしていて頭をぶつけることが頻発しております。 |
次に、S字カーブ線の路盤を作成します。 路盤はベニヤ板を下敷きにして、その上に40mm厚の発泡スチロール板を2枚重ねにしています。発泡スチロールの切り出しは、万能包丁を使うと比較的簡単に、また綺麗に行えます。 |
S字カーブ線の途中にポイントを設置することにしました。 このポイントを設けることで、内周線だけでなく、中央線への乗り入れも可能にしようと考えたからです。↓ 上面の溝は配線用。 |
ポイントから二股に延びるレールの路盤を製作してゆきます。 すごくヘンテコなカタチになりました。 |
で、こうなりました。 → ここをウネウネと走る列車を早く見てみたいものです。中央の黄色い建物は信号所です。 ただ、・・・・いくらポイントを設置するからといって、1基のポイントにわざわざ信号所を寄り添わせるのはヘンですよね?まだ置いているだけですが、激しく思案中です。 さて、S字カーブ線の木材によって窮屈さを体感することで、思い出しました。S字カーブ線の先のほう、本線上から、タタミ1畳ほどもあるベニヤ板(Nゲージ用敷地)を、作業の容易化のために一時、撤去していたことを。 今のウチにこのベニヤ板を復活させておかなければ、身動きが取れなくなってしまいます。 |
ということで、ベニヤ板を復活させた後(写真省略)、暫し回想と妄想を。 おぅー そうそう。あと、運転台を製作しておかなければなりません。 運転台は、座れるぐらい頑丈にしたうえでルーム内の奥壁に固定してあります。これで5kgもある自作パワーパックを載せても大丈夫。 |
ところで、 レイアウトルームの入口に座ってルーム内を見渡します。 |
背筋を伸ばすと、S字カーブ線はこんなふうに見えるんです。 アメリカの荒野? それとも渓谷? を走破する路線のようにも見えません、ん?? 思っても見なかったオリジナリティ溢れる情景を作れそうです。しかし、目の前には3線ものレールが横切ってます。 ゴチャゴチャしていて、うっとうしい感じがします。 |
一方、視線を左の方へ移すとこんな感じです。 レール間に紙粘土を塗りつけて、情景を考える下準備中ですが。汚い・・・。 う〜〜ん。 やっぱり、レールが上に下に横に、とゴチャゴチャあって、とてもうっとうしいです。もう少しシンプルにした方がよかった気がします。 |
とはいえ、レイアウトルームが狭いうえに、3線のグルグル走行線を設置するという最初からのコンセプトがあったので、今さら、このゴチャゴチャ感を緩和、或いは解消させるというのは、非常に難しい問題となっています。 |
話は前後します。 2階からレイアウトルーム(ロフト)へ昇る際に、ハシゴの途中からレイアウトルーム内を見上げると、こんな光景になります。 ルーム内の天井は見えているし、ルーム内の奥壁も見えています。 電気スタンドの光っている部分が、ルーム内の奥壁付近です。なんか、雑然としてますよね。 |
そんでもって、ハシゴを昇りつめてレイアウトルームの入口に辿り着くと、こんな光景になります。 同じような写真が続きますが耐えてください。写真に写っている一番手前の棚の上を列車が通過します。 アブナイですね。 うっかりしていると、列車に触れてしまうかも知れません。 何より、列車が脱線したときに、階下まで列車が落下する危険があります。ということで、情景的な工作も必要ですが、その前に何か手を打たなければなりません。 パンッ!(←手を打ってみました)一つの思いつきを実行してみます。 |
まず、L型の樹脂製アングル材に木製の角棒を接着して、窓枠の上桟を製作。 この上桟をルーム入口の軒下に取り付けました。 |
別途準備したL型の樹脂製アングル材に取付孔を開け、これを窓枠の下桟にします。 あと、1mm厚の薄いアクリル板(分厚いのは高い!)を窓寸法に切り出しました(写真では保護紙を貼ったままです)。このようにして窓に仕立てます。 この窓は、列車の脱落防止を兼ねることになります。 |
かくして、窓は出来ました。 ただ、まだまだレイアウトの製作は続きますので、窓ガラス(アクリル板)を入れてしまうと傷だらけになるのは必定。 ということで、当分の間、窓ガラス無しとしておきます。次に、窓枠の左端側をベニヤ合板で塞いで、レールの見える範囲を絞ってゆきます(↓左写真)。 |
このベニヤ合板の裏側(レイアウトルーム内)は、例のS字カーブ線がユニット家具(側板をぶちぬいた部分)から外へ飛び出してくる位置に当たります。 そこで、この位置へトンネルポータルを設置することにしました(↑右写真)。トンネルポータルから見える範囲だけ、トンネル内壁の製作とバラスト撒きを済ませてあります。 |
こちらは下をゆく3線(本線)用のトンネルポータルです。 3線用のトンネルポータルというのは、地下への出入口や高架道路をくぐる部分などは別として、山岳地では、たぶん現実にはあり得ないものだと思います・・・。が、ここは模型の世界。 なんでもアリなのです。 |
これらのトンネルポータル間にわたって山を作ってゆこうと思います。 |
山は、A4の紙ファイルから5mm幅に切り出した帯を籠状に編んで、山の大まかな形を作り、それにプラスタークロスを貼り付ける工法としました。 なぜこの工法を採用したか。 それは山の裏側を空洞化して、ここに観覧用のスペース(観覧者の頭が入るスペース)を確保したかったからです。 右上の写真は、山の裏側、つまり、トンネルの内部側から見た状態です。 |
左上の写真では、単線用(上側)のトンネルポータルを出てS字カーブ線へ向かう路線の下に、ポッカリと大きな開口が開いているのが判ります。 |
この開口は、下を行く3線(本線)で脱線などが起こったときのメンテナンス用です。 でも、この開口をそのまま開けておくわけにはいきません。そこで、穴埋め用のブロック(左上写真)を製作して、普段はこの開口を塞いでおきます。 右上の写真は、製作後のブロックを開口に嵌めた様子です。 出し入れがし易いように、把手を付けてみました。 このブロックの上部外観は、まわりの情景に溶け込ませるために、なだらかな丘っぽくするつもりです |
3線トンネルの内部です。 ここは、レイアウトルームに入って最初に目にする情景になります。そこで、トンネル内があまりにも殺風景にならないように、アクセントとして待避所を作ってみました。 |
待避所の寸法はいい加減です。 この待避所内にはLEDを仕込みます。LEDには砲弾型φ3mm−白 を使います。 これをφ5mmの透明パイプに差し込み、330Ωの抵抗と一緒にスミチューブで包み込みました。 LEDの電源には、規格変更で余剰となった携帯電話用のACアダプター(5.4V)を用います。 LEDを同時に3本作ったので、適当に離れた箇所にも設置を考えてみます。 |
点灯前 | 点灯後 |
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山にプラスタークロスを貼り付ける前に、籠の目を塞いでおかなければなりません。 |
一方で、トンネルの内部は、上でも述べたようにこのレイアウトルームに入って最初に目にする情景になります。 そういうことなので、やはり籠の目は、トンネルの内側から内張で隠しておく必要があります。 |
内張には、我が家の建築資材として大量に余っていた壁紙を使いました。 壁紙を適当に切り出しながらペタペタと貼り付けたのですが、貼り合わせの境界が目立つため、木工ボンドを詰めたのが却って目立つ結果に。仕上げで、もう一度、色を吹きかけようかな、と考え中。 |
なんだ、結局、完璧なマスキングが必要になるじゃん! でも、上の写真、よく見ないで、チラッとだけ見ると実際のトンネル内壁に見えないこともないか。ま〜、トンネル内の塗装に関してはゆっくり考えることにします。 |
↑ レイアウトルームに入ると、いきなりこの光景が出迎えてくれることになります。 窓ガラス(透明アクリル板)越しになりますが、萌えますよ。 (*^_^*) |
足下にあった隙間も、三段BOXの余り板を使って塞ぎました。 → |
下の写真はオマケ画像です。 DIY店を散歩していて見初めてしまいました。 |
S字カーブ線を支える木材に沿わせて貼り付けてあるのですが、これで下をくぐる際の頭も守られるでしょう。 |
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『製作中のグルグル走行線[HOレイアウト] その3』
です
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