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製作中のグルグル走行線[HOレイアウト] その5
ライン

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最新記事へワープする 更新しました'13 12/28

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 ではブリッジレールを曲げます。

 まず、枕木両端にレールに沿って取り付けられている連結桟(?)を削り取りました(左下写真の赤丸部分)。

 それから、レール裏面において、レールに隠れる部分とガードレールに隠れる部分に設けられていた繋ぎは、一般のフレキシブルレールと同じように、枕木1本おきに左右交互で切除しました(右下写真の赤丸部分)。

レール面裏面

 これでフレキシブルになりました。

 架橋するブリッジ長さに比べてブリッジレールの製品長さが短いため、2本のブリッジレールを使って継ぎ足すことにします。

 レールを曲げればカーブ内側が相対的に長くなるので、外側レールと内側レールの長さ調整が必要になります。

曲げた!

 この作業、2本のブリッジレールと2本のガードレールとの計4本につき、内外レール長を調整するのと同時に、ブリッジ全体にわたるレールの長さとカーブ度合いとを合わせなければならないため、メチャメチャ面倒でした。

 従って、いい加減な仕上がりになりました(カーブ度合いはエンドウレールに重ねることで習得)。

 鉄橋を渡る轟音がちょっとでも聴けるといいな、と思いました。

 それで、ブリッジレール同士のつなぎ目(鉄橋の中間点)に大きめのギャップを作る予定でした。
レール継ぎ失敗

 でも、上に書いたようにレール曲げに手こずり、結果としてギャップを作ることに失敗!

 レール繋ぎも直線状にならず、大失敗!

 ただまあ、これでも脱線はないし、基本的に見えない所なのでこれぐらいで・・・

曲げの完成

 曲げたレールを、曲げ形状に固定します。

 固定方法は、枕木の両端に、レール方向に沿わせて連結桟を再建することで行うものとします。

 連結桟には、3mmのL型棒を使いました。 ほんとは見栄え的にもう少し細いものにしたかったのですが、強度的なこともあり妥協しました。

塗装後の鉄橋塗装後のブリッジレール

 本格的な梅雨に入ってしまうと面倒なので、いまのうちに曲げたブリッジレールと鉄橋を塗装しておきます。

 レールは、最初にダルレッドを吹き、続けてコーヒーブラウンをフンワリと振りかけるようにして、赤さびがかった焦げ茶にしました。

 鉄橋はオーソドックスに緑。 緑が乾燥した後、シャバシャバに溶いたアクリル塗料で赤さび表現や黒化表現を強めに施してみました。

 これらも定番です。 最後に艶消しクリヤを強めに吹いてみました。 なんか落ち着いた感じになったようです。

 ところで、前回ご紹介した ネット店 ですが、なにげにHP内をウロウロしているうちに、 こんな商品がある ことを知りました。

 私はアホですね。  ┐('〜`;)┌

 気を取り直して、次は、ブリッジレールの真ん中に設置する渡り板(アミ?)を製作します。

アミ張り開始

 曲げラインを写し取ったコピー用紙に1mm角棒を両面テープで貼り付けます。

 角棒の上に網戸のアミを置いて瞬間接着剤で固めます。

 アミの目開きは約1mmです。 亀甲形の網目があったらよかったのですが、よう見つけませんでした。

 帆船模型のパーツとしてなら、販売されているのでしょうか?

 アミが角棒に対して斜めになるように、アミの貼り付けを繰り返せばできあがり。

アミ張り中

 1mm角棒は見栄え的にすごく五月蠅く感じます。 でも、強度的にはどうしても外せませんでした。 角棒に代えて針金を使うことも考えたのですが、綺麗なカーブを再現するのが難しくて断念しました。

アミ張り完了

 ってことで、塗装後の渡りアミを鉄橋及びブリッジレールに合体させます。

 渡りアミの角棒を黄色にして敢えて目立たせることで、違和感を払拭しようとしました。 ・・・が、成功とは言えないようです。
ん?

 ところで、しばし全体を漫然と眺めてみました。

 なんかおかしいのですよ。 いつもの「後味の悪さ」感が胸一杯に広がります。
ん??

 おわかりでしょうか?

 本来なら、プレートガーダーの端と、ブリッジレールの端は揃っていないとおかしいですよね?

 またも、やってしまったようです。 でも、もうどうでもよいどうしようもない(修正する気力がない)のでこのまま行きます。  (^^;)

 鉄橋の失敗を補うべく、プレートガーダーの端を支持して、更にブリッジレールの端をも支持できるように、階段型の橋脚を作ることにしました。

手前側の橋脚奥側の橋脚

 1.2mm厚のプラ板を切り継ぎし、レンガ調のシーナリーペーパーを張り、着色しただけの簡単工作。

 特にご披露するようなテクニックは使っていません。
↓下写真もご参照<手前側の橋脚><奥側の橋脚>↓下写真もご参照
橋脚の裏側苔の素材

 なお、苔むしたようなもの(そう見えるかな?)は、フローラルフォームと呼ばれる生花用吸水スポンジ(上右写真に写っている緑色のブロック)を擦りつけたり、ボンド水に溶かして盛ったりして表現しています。

 これは、ターフなどに代用、又は混用することで、費用対効果に優れた一品になるものと思います。

 さぁ、ウダウダやっていながらでも、漸く仕上げが見えてきました。

 ここらで、プレートガーダーに沿わせてケーブルを張り渡しておきます。

 1.3mmのコードに0.8mmのコードを巻き付け(いずれも被覆を含めた外径)、0.3mmのワイヤーケーブルを添えてあります。

 ケーブルが太すぎてゴワゴワ

張り渡したケーブル

 実物の鉄橋において、ケーブル端がどのように処理されているのか知識は全くありませんでした(それなら、なぜゆえに作った?)。

 ネット上で検索したのですが、さすがにケーブルフェチ的な写真を見つけ出すこともできませんでした。

 なので、近辺の沿線に出かけたいところでしたが、そもそも近辺に下路式のガーダー橋はありません。

 という具合に八方塞がりになりましたので、ここからはいつものテキトー工作となります。

 処理工作は1端あたり2箇所必要です。 そこで、1本は短い電柱で懸架し、もう1本は擁壁状の壁の中へ埋設する案に決定(そんなんでエエのか?)。

手前側のケーブル端

 こちらは電柱による懸架端です。

 テンションを支えている筈のワイヤーケーブルが、上凸のカーブになってしまいました。

 あり得ない光景です。

 ワイヤー端を結ぶのに必死で、肝心なところに気が回っていませんでした。

 工作の出来の悪さや汚さは、汚しや下草状の表現で逃げます(その下草の表現が下手クソな点は無視してください)。

 あまりに雑な“汚し”ですが、現場へ設置後にもまだ手を加えるつもりなので、これはこれで・・・

 当然のことながら、工作自体に特筆すべきものは何もありません。
奥側のケーブル端
手前側の鉄橋のたもと

 線路の反対側からの遠景として見るなら、こんな感じになります。

奥側の鉄橋のたもと

 ということで、これぐらいで許してやろうかな、と思います。

上から見ると透過性は殆どゼロ下から見ても透過性は殆どゼロ

 なんか長い時間を使って工作を楽しんでおりましたが、手を掛けたわりには実物構造とはかけ離れているわ、シースルー感はないわ、音は出ないわで、さんざんな結果に終わりました。

 でも、上から見下ろして(上左写真)シースルー感が得られないぶん、下から見上げると(上右写真)、なんかそれらしく見えるのでOKとします。 ただ、誰が下から見上げるか、そこがまた一つの課題ではあるんですけどね。
【2013.7】

 鉄橋は、無事に架設できました。 これによりS字カーブ線と中央線との接続もできました。

 次に、S字カーブ線に設けたポイントから内周線までを接続しますが、その設置用敷地が不足しています。

 この先、まだ内周線も敷設する必要があるので、まずは敷地を増やします。

↓ 工事前の状況です。 写真中のいちばん手前を走っている線路は中央線です。

 この中央線すら、カーブ途中に敷地不足の場所があって空中線になっています。

左区間中央区間右区間
左方面中央右方面

 ↓ 左右方向に渡るベニヤを取り付けた状況です。

 けっこうピシッと嵌ったので気持ちがいいです。
左区間中央区間右区間
左方面中央右方面

 ↓ 広げた敷地上に、S字カーブ線と内周線との接続線を敷いて行きますが、ポイントは中央線を跨ぐ高い位置にあるのでこの接続線も3%の急勾配になってしまいます。

 そこでサブテレイン登場。

 左方面〜中央にかけて、高さのあるカーブ区間にR630程度の箇所ができたので、ガードレール付きのフレキシブルレールを挟んでみました。

左区間中央区間右区間
左方面中央右方面

 ↓ 最後に、いちばん手前側に内周線を敷設します。

 両サイドのカーブ区間でまたも敷地不足となったため、更に敷地を追加補充しました。

 ここの内周線でR680程度を確保するのがやっとでした。

左区間中央区間右区間
左方面中央右方面

 ↓ ここまでの全景です。

 これにて取り敢えずはレール敷設完了です。 ここまで、実に長い期間を要しました。

 さあ、ここからはレイアウト製作の醍醐味とも言える肉づけに入ります。

 が、 全く情景が浮かびません。

 現状で決めていることは駅を作らないことぐらいです。 その他は全く白紙の状態で、純和風とするのか一部アメリカ風を採りいれるのかさえも決めていません。

 困りました。
ここまでの全景
【2013.12】

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