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   TOP  >  西鉄路線バス写真集  > 2015 年正月 西鉄バス撮り初め 太宰府ライナーバス旅人の飛翔


 

 

太宰府ライナーバス旅人

ー今年もよろしくお願いいたしますー

 

おかげさまで、2015年を無事に迎えることが出来ました。

今年は仕事の都合もあり、年末年始の旅に出ることが出来ず、地元福岡で過ごしていました。

 

さて1月1日、家の仕業を終え、朝から西鉄バスの撮り&乗り初めに。

狙うは大増便の「太宰府ライナーバス旅人」

2014年4月のデビュー時は毎時1本、その後増便され日祝30分1本(34便)ですが、

正月中は10分間隔で運行。1月1日に運行されるのは134便と、なんと258%の増便!

 

それだけの車をどのように運用するのか、年末からバスファンの間で注目が集まっていました。

B型高速車での運用など、普段お目にかかれない、正月ならではの光景をご報告します。

 

 

 


太宰府ライナー旅人、西鉄バス月の浦9837.JPG

  

 

まず向かったのは福岡空港国際線ターミナル。

往復共に旅人が同じ乗り場に到着するため、撮影には非常に適したポイントです。

 

まずやってきたのは、月の浦営業所所属の9837号車(2008年式/PKG-RA274MAN

普段は大野城市・春日市と西鉄電車沿線駅とのフィダー輸送を担当する月の浦営業所。

福岡市中心部への定期運用を持たず、福岡空港で見たのはこれが初めてです。

 

流石に乗客は少なめです。

 

太宰府ライナー旅人、西鉄バス甘木5850.JPG

 

続いて、太宰府発の「旅人」も到着。

甘木営業所所属の5850号車(2003年式/KL-UA452MAN)

 

400番開設時に甘木に入った生え抜きの車です。

赤バスからスマートループに塗り替えられています。

 

いくら元旦の参拝客で込み合う太宰府からの便とはいえ、ほぼ無人です。

 

 太宰府ライナー旅人、西鉄バス月の浦9838

続いてやってきた、月の浦営業所所属の9838号車(2008年式/PKG-RA274MAN)。

 

「太宰府でバス撮影中」との一報を頂戴し、飛び乗り太宰府へ。

 

 

 

 

 

9:30 太宰府駅にて

 


西鉄バス太宰府駅

  

 

元旦朝ということもあり渋滞も無く、途中時間調整をしながら太宰府にはほぼ定刻で到着。

 

太宰府駅前は、道に積もるほどではないものの、雪が降りしきっていました。

 

西鉄バスと雪

 

駅前の小さなロータリーは、バスが2台も停まれば十分なボリューム。

 

普段は、二日市線の1−2番や太宰府市コミュニティバス「まほろば号」もやって来ますが、正月は大渋滞を事前に見越して運休です。

 

ここで早朝バス撮影隊と合流。

 

 

正月の西鉄バス臨時、直行太宰府行

JR二日市駅と太宰府を結ぶ正月臨時直行バス。

宇美営業所の3637号車(2012年式/LKG-MP35FM)。

 

写真の通り、西鉄の方がバスの整理や乗客の案内をされています。

狭いロータリーでの配車や、渋滞遅延による送り出しの変更など、雪の中屋根のあるところに入る暇もないほどのお忙しいご様子でした。

西鉄バス運転士

  

 

制帽に降り積もる雪。

 

おかげさまで、慣れない観光客でもスムーズに乗車。

 

正月の街を支える立役者です。

 

太宰府ライナーバス旅人、方向幕

  

 

路線車の一部は、駅前ロータリーで時間調整の上、

再び博多駅へ出発。

 

誇らしげな飛び梅マークのLED。

 

西鉄バスの案内サービス

  

 

雪の降りしきる中、参拝帰りでしょうか。

バスに乗り込む乗客。

 

側面には英語と日本語を交えた表示。

「乗客に分かりやすい表記」という点では、

特に側面においてLEDの弱点が目立ちます。

 

太宰府ライナーバス旅人、西鉄バス月の浦9875

  

 

9時40分発博多駅行の「太宰府ライナーバス旅人」。

 

月の浦営業所9875号車(2008年式/PKG-RA274MAN)。

 

sceneB20150103_020.JPG

  

 

合間を縫って定期の一般路線バスも。

 

二日市線の4−1番、宇美営業所から山を越えてやってきた太宰府市役所行。

原営業所9112号車(2004年式/KK-RM252GSN)。

もとは雑餉隈営業所で46番として活躍していた車です。

 

 

 

 

 

 


赤間営業所3913

  

 

梅大路の方からやって来たB型高速車

運転席には太宰府の文字。

 

「太宰府ライナーバス旅人」、

B型高速車による太宰府行第1便が姿を現しました。

 

太宰府ライナー旅人、正月ダイヤ

 

丁度駅前ロータリーは待機中のバスで大混雑。

 

路線車に比べ、約1.5m弱ほど車長の長い高速車。

誘導を受けながら慎重に進みます。

 

太宰府ライナーバス旅人、赤間営業所3913

赤間営業所所属3903号車

(2004年式/KL-MP35JP改)。

普段は赤間急行として、赤間〜天神を走っています。

 

太宰府ライナーバス旅人に高速車が入ることは、おそらく初めて。また太宰府駅前に、旅客便としてB高が姿を見せるのも初めて??

旅人、赤間営業所3913

 

流石に方向幕は無く、紙張りの案内紙での対応です。

 

赤間急行、太宰府ライナーバス旅人

バンパーに積もる雪。

太宰府ライナーバス旅人、赤間営業所3913

乗客を降ろし、そのままロータリーを出て回送されました。

 

なお、前方とドア側側面には梅マークがこの正月運用の為に貼られています。

赤間営業所3725

  

 

次便もB高、 赤間営業所所属3725号車

(2002年式/KL-MP35JP改)。

 

福北ライン→赤間急行へ転属をした車です。

赤間営業所3725、太宰府ライナーバス旅人

 

この頃には駅前ロータリーはかなりの混雑。

お尻が半分はみ出した状態で一旦停車。

 

参道の石畳が良い風情です。

 

西鉄バス、太宰府

駅舎をバックに撮影。

 

この車も乗客を降ろして、そのまま回送。

西鉄バス月の浦営業所9838、旅人

 

先ほど太宰府まで乗ってきた9838号車が、

市役所から回送。

 

そのまま博多駅行の旅人となります。

 

賑わう参道には多くの参拝客の姿が。

 

、赤間急行、赤間営業所3717

続々やって来るB高。

赤間営業所所属3717号車

(2002年式/KL-MP35JP改)。

太宰府駅

リアにも行き先の張り紙。

 

この車もそのまま回送です。

甘木営業所5852、西鉄バススマートループ

もちろんメインは一般路線車。

B高が集中する時間帯にも、一般路線車の「旅人」がやってきます。

 

甘木営業所所属の5852号車(2003年式/KL-UA452MAN)

赤間急行、博多駅

先ほど到着したB高、3903号車が、

博多駅行の札をだして戻ってきました。

赤間急行、太宰府

参道からバス待機場に入るB高。

横から見ると、特に長く感じます。

赤間急行、太宰府ライナーバス旅人、3913

露店が立ち並ぶ駅前で待機。

 

体も冷えてきたので、試乗を兼ねて、

10時20分発の便で博多駅へ。

 

 

 

 

 


赤間営業所3725

  

 

博多駅バス撮影組と合流。

 

太宰府からの到着便を撮影。

 

3903の次便で到着した3725。

赤間営業所のバスを博多駅で見るのは新鮮です。

 

博多バスターミナル、西鉄バス3725

「白幕」から、「回送」幕に切り替えての運行。

 

博多バスターミナルを出て、博多営業所へ。

B高、雪の舞う博多駅

小雪ちらつく、博多駅前。

B型高速、西鉄バス

リアもしっかり博多駅行の紙が貼ってあります。

赤間急行、博多駅

折返しの3903号車、太宰府行。

 

博多口の大博通りから、博多バスターミナルへ進入。

B型高速、博多駅.JPG

続いて3725号車も、駅前で撮影。

 

元旦は、さすがに車も少なめです。

 

 

 

 

 


太宰府ライナーバス旅人、福岡空港

  

 

一休みののち、再び「太宰府ライナーバス旅人」で、福岡空港国際線ターミナルへ。

 

この時間帯になると、博多バスターミナルには「旅人」待ちの長い行列。

立席御礼で出発していきます。

 

・・意外に多いのが福岡空港国際線ターミナルまでの区間利用。現在A系統が毎時2本程度走っていますが、正月の繁忙期に付き、スーツケースを持った沢山の旅行者も乗り込んでいきます。

 

旅人、大当たり!

 

 

赤間営業所3930

  

 

太宰府からのB高便が、雪を張り付けて到着。

赤間営業所所属の3930号車。

(2004年式/KL-MP35JP改)。

 

都市高速が通行止めになった影響で、水城〜半道橋間は下道へ迂回。遅れも徐々に広がります。

 

B高、西鉄バス、太宰府ライナー

車内はなかなかの乗車率。

 

福岡空港では、乗降ともに盛んでした。

トランクを開け、スーツケースを積み込む旅行者。

博多駅までの区間利用です。

西鉄バス、雪

凍てつくフロント。

 

バンパーの下からは、短いつららもできています。

福岡空港国際線ターミナル、バス

福岡空港内連絡バスと旅人。

 

甘木営業所所属の9078号車(2004年式/KL-UA452MAN)

甘木営業所9078

赤バスの「旅人」運用も、貴重か??

西鉄バス、雪、赤バス

バンパーには、わずかばかり雪が残っています。

太宰府ライナーバス旅人、都市高速通行止め

  

 

雪を盛大に付けて到着した9875号車

(2008年式/PKG-RA274MAN)。

 

福岡空港国際線で乗客が入れ替わります。

 

西鉄バス、積雪

方向幕の下3分の1は雪に覆われています。

 

屋根上にもそれなりの積雪。

西鉄バス月の浦営業所9875

バンパーは、ライトを含め雪まみれ。

 

北国の方からかすれば「普通」なんでしょうが、

福岡ではなかなか珍しい光景です。

西鉄バス月の浦営業所9837

月の浦営業所所属の9837号車(2008年式/PKG-RA274MAN

 

一気に国際線到着の旅行者が乗り込みます。

西鉄バス甘木営業所5851

乗客がやや落ち着いた、太宰府行の「旅人」。

 

甘木営業所所属の5851号車(2003年式/KL-UA452MAN)

 

 

 

 

 


西鉄バス吉塚営業所9137号車.JPG

  

 

ご存知の通り、

正月の3が日は、都市高速を経由しない市内線のバスを中心に、西鉄バスに日章旗が掲げられます。

 

吉塚営業所の9137号車。

(2003年式/KL-UA452MAN)

 

西鉄バス博多営業所8003号車

  

100円快速バス「天神ライナー」に入る中型ブルリ。

 

博多営業所8003号車

(2009年式/PDG-KR234J2)。

 

 

西鉄バス桧原営業所1502

お馴染みのいすゞV8。

 

桧原営業所1502号車。

(2000年式/KC-LV380N)

西鉄バス桧原営業所8001

ブルリノンステハイブリットも、しっかり搭載。

 

桧原営業所8001号車(2009年式/BJG-HU8JMFP)。

西鉄バス桧原営業所1304

博多バスターミナルを出発する、12番福大線のいすゞV8。

 

桧原営業所1502号車。

(1998年式/KC-LV380N)

西鉄バス桧原営業所2740

福岡空港国際線と市内を結ぶA系統。

 

桧原営業所2740号車、エルガノンステ。

(2013年式/QPG-LV234N3)

 

 

 

 

 


九州産業交通、セレガ、フェニックス

  

 

元旦の高速バスに付いて、

昼から夕方にかけて福岡都市高速が雪による通行止めのため、3号線迂回が見られました。

 

九州各地からの高速バスは、フロントに雪を付けて到着する姿も。

 

宮崎発のフェニックス号(九州産交便)。

 

西鉄高速バス桜島号、西工SD型、3332号車

桜島号に入る3332号車。

福岡高速営業所(1998年式/KC-MS829P)

 

西工SDの92&96MCマスクも残りわずか。

この景色が「なごり雪」とならないことを祈ります。

はかた号3240号、福岡高速営業所

  

 

同じく注目される、福岡高速営業所3240号車。

(1997年式/KC-MS822P)

 

ご存知の通り、「はかた号」として長年フラッグシップを務めた車輛です。

 

博多営業所から福岡高速営業所(西鉄高速バス)に転属しています。

この年末年始は、宮崎線フェニックス号の続行便で活躍しました。

 

はかた号SD型

朝の博多駅、フェニックス号2号車として博多バスターミナルに入線する3240号車。

福岡高速営業所、3240号車

1号車につづき、一路宮崎へ!

sceneB20150103_063a.JPG

同じく注目された「はかた号」用のエアロキング。

 

エアロクィーンの新車が導入されましたが、年末年始は2号車として、その輸送力を遺憾なく発揮しました。

 

福岡都市高速千鳥橋ジャンクションを走るエアロキングを含む、はかた号2号車〜4号車。

年末年始の混雑により、約1時間遅れで走行中です。

 

東京から一路福岡を目指した『西鉄艦隊』、ラストスパートを堂々と飾ります。

sceneB20150103_064.JPG

東京行2号車のはかた号。

ダブルデッカーの迫力は言わずもがな。

 

この冬から博多駅発着天神経由となったため、博多駅での撮影チャンスが減ったのが、やや残念です。

 

1月2日発のはかた号。8529号車、1台だけ在籍するハイデッカーの白夜行。

 

関西〜名古屋にかけての大雪の影響で、1月1日発の便に大幅な遅延が発生し、途中で運行打ち切りとなったはかた号。

福岡行の便は、本来福岡に辿り付くはずの時間に、まだ関西で立ち往生。

 

・・本来なら翌日の2日発便は運休になってもおかしく無いのですが、

福岡からは代車で運行、広島県内で本務機に乗り換えるという手法で運行が行われました。

Twitterでも大きな反響を呼び、多くの声援と関心を呼んだ、キングオブ高速バス。

 

気象の異常にも関わらず、人々の足を繋ぐという西鉄の熱い想いはもちろん、

これらが事故もなく安全運行で行われたことは、もはや感涙の領域です。

 

 

平和なお正月、里帰りの陰に、今年も西鉄バスが大きく活躍していました。

 sceneB20150103_001.JPG

 

 

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