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西鉄バスの写真集、脇山支線

 

 sceneB_wakiyamashisen_100mini.jpg 晩夏ー西神の原 ー弾丸の如く続発するバスは圧巻。多すぎる台数、バー


 

福岡市早良区西

 

一面の田園風景、

 

青々と茂る稲穂、

 

日本の原風景ともいえる風景。

 

 

こんな場所で夏休みを過ごせたらば、

どんな少年時代を送っていたでしょう。

 

時計代わりにやってくる小さなバスは、

バス停で時間調整中。

バスの情景写真

 

ここは福岡市早良区、西神の原。

 

西鉄バスの脇山支線の沿線です。

 

 

福岡都心から1時間弱のこの場所には、

 

素敵な素敵な田舎が広がっています。

 

 

ちなみにここで収穫される『脇山米』は、

 

天皇にも献上された歴史を持つ由緒正しきブランド米。

 

麓のJAや、市内の米穀店でも取扱いされているようです。

 

 

 

 

 

脇山米

夏のものとも、秋のものとも言える高い高い空。

 

バスは少しだけの乗客を乗せて、

 

田圃の中を泳ぐように走り、

 

次のバス停へ。

 

西神の原バス停

 

 

sceneB_wakiyamashisen_100mini.jpg 支線の終点ー三瀬峠の麓 曲渕ー弾丸の如く続発するバスは圧巻。多すぎる台数、バス同士の被りに注意ー


曲渕,西鉄バス

西鉄バス、折り返し場

こちらはややメジャーな終点、曲淵。

国道263号線の三瀬峠に入る前、国道から脇道に入った小さな集落です。

 

公民館の背後にはせせらぐ清流。

最近は少し手前の上石釜までホタル観賞臨時バスも運行されるようになりました。

 

写真下は、逆L字の折り返し場。

西鉄バス、曲淵

曲渕の風景

折り返し場の周辺。

 

交通量の多い片側1車線の国道とは別風景が広がります。この先、山を越えれば佐賀県・・。

辺境にありがちなロマンを感じます。

sceneB_wakiyamashisen_030.JPG

曲渕、西鉄バス、脇山支線

こちらは出発シーン。

折り返し場を出発した中型バスがバス停小屋へ。

 

小屋の中には専用の清掃道具。

地元の方々の愛情がうかがえる、この塵取り。

sceneB_wakiyamashisen_042.JPG

西鉄バス、狭隘路

10年ほど前までは、ここ曲渕のみならず、後程ご紹介する椎原(しいば)からも天神・博多駅までの直通バス(3番脇山線)が運行されていました。

 

今では主に中型車が行ったり来たりの「支線」となっています。

 

(参考)直通運行時代の方向幕(脇山線)など

 

 

 

▼写真下:曲渕の集落から、国道263号線へ右折。交通量が多く、結構苦戦しながらの合流です。

 

sceneB_wakiyamashisen_041.JPG

 

 

sceneB_wakiyamashisen_100mini.jpg 夕方−西神の原ー弾丸の如く続発するバスは圧巻。多すぎる台数、バス同士の被りに注意ー


西鉄バスの情景写真

西鉄バス、田圃

西鉄バス、エルガミオ

 

日が傾き、たそがれの時間の西神の原。

 

夕日を浴びて、風にそよぐ稲穂の絨毯の中を、

 

脇山支線のバスがやって来ます。

 

 

この背景、油山の反対側は、人口150万人を超える福岡市の住宅地。

 

山を越えたところには柏原営業所、その先には10分も行けば都市高速や長住団地が広がります。

 

街の中からそれほど離れているわけではありません。

 

 

 

福岡にずっと居るとピンと来ないのですが、

 

福岡の街は「山があって海もあって、少し行けば何でもあるコンパクトで魅力的な街」と言われることがありますが、この場所に居ればわかる気がします。

 

ここからだと、野芥ランプから都市高速を使えば、40分程度で天神や博多駅、福岡空港にさえ辿り付けそうです。

 

 

sceneB_wakiyamashisen_100mini.jpg 資料ーバス停紹介(西神の原経由) ー弾丸の如く続発するバスは圧巻。多すぎる台数、バス同士の被り意ー


西広瀬バス停

■路線紹介

 

脇山支線のうち、特に福岡離れした光景が広がる「西神の原経由」バス停をご紹介します。

 

三瀬峠に挑む国道263号線、博多駅や天神からの直通便や特快が折り返す陽光台を過ぎて少し。

三叉路を左に曲がると「西広瀬」バス停。

 

付近は学校やコンビニも位置し、まだ田舎感は薄目な雰囲気です。

 

ご指摘いただいて気が付いたのですが、これほどまでのローカル系統なのに上下線ともバス停のポールが立っているのは、福岡市内路線だからこそ??

 

 

 

 

西中山バス停,西鉄バス

 

この辺りから「少し広めの生活道路」に。

小さな公園がある「西中山」バス停。

 

脇山支線に分割されてはや10年近く・・。

 

この道も、支線の系統分割前は、天神から早良や脇山営業所の大型車が乗り入れていました。

 

朝の天神行と、夕方の西神の原経由脇山小行がそれぞれ数本ずつ・・。

 

支線に分割されて、逆に本数が増えました。

 

西原田バス停,西鉄バス

 

西中山から、アップダウンのある道をしばらく行くと、「西原田」バス停。

 

ちょっとした住宅密集地のようにも見えますが、見えている限りで、他は田圃が広がるのどかな地域です。

 

 

 

【写真下】

西原田から道を上がると、一面に広がる脇山米の田園地帯。その中にポツンと佇む「西神の原」バス停。

 

田圃のど真ん中に立つバス停。

なぜここにバス停が・・という気もしますが、さらに先にまとまった集落があります。

 

バスはそこまで進まず、東に進路を変え、高度を一気に落としながら椎原川を渡り、脇山小学校の転回場へ。

 

 

西神原バス停,西鉄バス

西鉄バスの情景写真

 

sceneB_wakiyamashisen_100mini.jpg 資料−幕車の方向幕 ー弾丸の如く続発するバスは圧巻。多すぎる台数、バス同士の被りに注意ー


脇山営業所の方向幕

西神の原経由の支線分割前の幕です。

 

天神から直通運行の3番。脇山営業所の幕には「西神の原経由」の文字が明記。また、よく見る「内野(陽光台)」ではなく、「内野(脇山小)」となっているのがポイントです。

 sceneB_wakiyamashisen_001.jpg

 

 

 

sceneB_wakiyamashisen_100mini.jpg 支線の終点ー背振の麓の日没 椎原 ー弾丸の如く続発するバスは圧巻。多すぎる台数、バス同士の被りに注意ー


バス、折り返し場、転回場

 

脇山支線の最南端、椎原(しいば)。

椎原川に沿う谷の道を進み、抜けた先に広がる集落です。

 

道をこのまま進めば、福岡市の限界集落「板屋」。

福岡市の補助金が出ているにもかかわらず、この椎原側からは道路事情でバスの通行が出来ず、那珂川町側の佐賀橋バス停から路線が伸びていました。(2008年廃止)

(参考)佐賀橋・板屋線写真集

 

夕闇迫る椎原終点に、いつもの中型バスがやって来ました。

 

椎原、西鉄バス

エルガミオ

 

しばしの休息。

 

この辺りにお詳しい方に教えて頂きましたが、猪や猿が出没するとのこと。

 

ちなみに先日、九州では絶滅したはずの「熊」の目撃情報があり、一時騒然とした地域です(結果、他の動物の見間違いという事が判明)

 

 

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西鉄バスの風景,椎原

 

背景には、福岡市と佐賀市を隔てる標高1000m級の脊振山。

 

綺麗に開かれた田圃には、黄金色に光る稲穂たち。

 

今時、未舗装の折り返し場も少なくなりました。

 

のどかな時間がすぎてゆきます。

 

 

右手側には綺麗に管理された待合小屋も。

 

 

 

バス、三間路線

 

 

出発時刻が近づき、ヘッドライトが点灯。

 

秋の日はあっという間に暮れますね。。

 

 

 

バスの折り返し場、椎原、西鉄

エルガミオ、リア

 

 

誰も乗客を乗せることなく、椎原を後にする支線バス。

 

折返しは夜も暮れた時間です。

 

 

この椎原周辺、送電線の鉄塔が目立ちますが、それもそのはず。

ここから少し山を登ったところに、背振変電所が位置し、玄海原発や福岡市内の各方面から送電線が集中しています。

 

 

バスm夜撮、西神の原

 

日が落ちた西神の原バス停付近。

 

暗闇の田圃を泳ぎゆく支線。

 

 

 

乗客は誰も居なくとも、

 

バス停で誰も待っていなくとも、

 

確かにバスは街と街とを繋いでいます。

 

 

バスを見送ると、また一面の暗闇が広がります。

 

 

 

 

 

sceneB_wakiyamashisen_100mini.jpg そして今日も支線は走る丸の如く続発するバスは圧巻。多すぎる台数、バス同士の被りに注意ー


西鉄バス、乗りつぶし、狭隘路

 

 

 

どっこい走るバス、

 

その姿は、町に人と人の交流がある証。

 

農作業を横目に、今日もバスはやって来ます。

 

 

 

西鉄バス、絶景

 

ゆるり楽しむ田園路線。

 

景色に富む、西鉄バスの旅。

 

次ぎはどこまで行きましょうか?

 

西鉄バスのバス停

 

 


 

 支線民様より、同路線に関するご教授を賜りましたことに、この場を借りて御礼申し上げます。

 

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