このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
定年退職後も大活躍・A子さん |
私がまだ少女だった頃、近所にNさん一家が引っ越して来て暫く住んでいたことがありました。そのご家族の中に、A子ちゃんという目のパッチリとした可愛い赤ちゃんがいました。A子ちゃんは毎日のようにお母さんに連れられて私の家に遊びに来ていたので「おしめ」を替えてあげた記憶もあります。暫くしてNさん一家は他へ転居をしたので、その後は私の記憶から遠ざかっていきました。 そのA子ちゃんとそれから約半世紀以上の時を経て、シルバー大学校の同期生として再会をしたのです。私よりも一回り以上年も若い彼女と同じ教室で学ぶ機会を得、再び交流が始まったのですが、あのときの赤ちゃんは素晴らしい女性となって活躍をしている事を知りました。 彼女は公立病院の事務職員として、定年退職をしたのですが、上司や部下の信頼も厚く職場では頼りになる存在だったと知人から聞きましたが、なるほど、なるほど、と納得が出来ます。 同じ職場で知り合って結婚したご主人は先に定年退職をしていて、退職後は地域の文化活動に貢献したいと、かねがね考えていた夢を実現すべく、自宅に隣接した土地に立派な「陶芸工房」を建築し、夫婦共通の趣味であった陶芸を指導する以外に、文化教室として開放し地域に貢献している事を知りました。 シルバー大学校は卒業後も「OB会・虹の会」を発足し活発な活動をしていますが、彼女はそのリーダー的な存在として、なくてはならない存在となっています。 虹の会の月例行事や、陶芸・ちぎり絵・社交ダンス・デザインフラワー・スイミング・ボウリング大会・パソコン勉強会、などなど、積極的に参加している若々しい姿を眺めながら、私は「あのときの赤ちゃんがこのように立派になって・・・」と誇りたい気持ちで一杯です。 彼女がボウリング大会で優勝したときは、全員から大きな歓声があがり優勝を称えたと聞いたときに、それこそ彼女の人徳の賜物と納得したのでした。 更に民生委員の要職も請われ、八面六臂・東奔西走の日々を送る彼女の、エネルギーと才能に「みい子」より羨望を込めて乾杯!!! |
趣味のひとつとして始めた「ちぎり絵」が 現在は実力を付け「教える立場」で活躍されています |
陶芸も玄人はだし 美術展に出品し多数の受賞 |
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