このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

          桂 林  2006年1月2日

龍脊棚田
目次 桂林市内 漓江下り 龍脊棚田 興坪 陽朔 タクシー
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龍脊棚田に行くのに、タクシーをチャータするか/ローカルツアーにするか考えた結果、昨日の川下りと同様に現地ツアーに決定です。ツアー客は日本人4人、フランス人2人、中国人6人の計12人でした。残念ながら、小雨模様の天気で霧がかかり棚田は見れませんでしたが、いろいろな新発見もありました。
 
龍脊棚田の途中
ツアーバスが8時ちょうどにホテルに迎えに来ました。30人乗りくらいのバスに先客が10人ばかり乗っています。今日のバスはスッカラカンの楽チンです。龍勝の近くに来るとガスで視界は最悪!! どうも今日は棚田を見ることは無理なようです。

途中、チケット売り場で小休止、土産物屋を覗くとローカル色豊かな物がいっぱい売られています。 お奨めNo1はねずみの燻製、No2は蟻の袋つめ・・・・ふりかけにでもして食べるのか?

ツアーバス
 

チケット売り場

右はねずみの燻製 「うまそうだ??」
 

蟻の袋詰め  これだけ集めるのは大変だろう
いよいよ歩きはじめ

ここからは歩きです

途中で小型バスに乗り換え(ツアーなのに10元請求される)山の中腹まで登ります。

バスを降りるといよいよ歩きです。ここは中国!!かつぎ屋さんがズラリと並んで乗らんかね〜乗らんかね〜と中国語で言っています(言っていると思う)

値段を聞くと150元? 乗る気は全くないのであまり話をしないように歩きます。途中で屋根のある橋を渡ると山間の民家が見えてきます。

屋根のある橋

こうやって登ります

山の中の民宿
 

グローバル化しています
棚田は霧で見えない
民宿みたいな所で休憩し昼食を注文した後、料理が出来るまでの時間で頂上展望台まで山登りです。展望台は2箇所ありますが、あいにくの霧で棚田は全く見えませんでした。日本からのツアー客がいっぱいいます。日本からこんな田舎までよく来るなと感心する次第です。

途中の展望台 何も見えない・・・

頂上展望台  何も見えない・・・
龍勝の建築物

家の骨組み 「細柱・細梁・筋交なし」

ヤオ族?の建物は日本の田舎の建物に似ています。違うところは
 ①オーバーハングがある
 ②柱が細く、すじかいがない
 ③屋根の内側は板がない
 ④オーバーハング下の飾りがある

問題はすじかいがない為に、建物が傾き易い事です。現実に傾いている家がチタホラ見られました。地震が来たらひとたまりもないような家でした。

屋根瓦も効率的です。角材の上に瓦を置いただけで、内側から丸見えです。雨漏りはないのか? 瓦を踏み破ったら下まで落ちないか? いろいろ気になります。

屋根の裏側とオーバーハングの柱飾り
 

竹製の家 
村中の風景

名物料理の竹筒飯作り
 

これはなんでしょう?
ヤオ族の民家を訪ねる
ヤオ族の村は一見日本の昔の村と似ています。 坂を登っているとおばあちゃんがみやげ物売り、買おうとしているともう一人のおばあちゃんが走って来ました。結局、2人から1個ずつ買いましたが、お土産を買う時に困るのが「おばあちゃんと小さな子供」です。なぜかと言うと年寄り子供は値切るのが可愛そうになって、なかなか値切れないからです。 一番値切り易いのがしつこいおばちゃんです。

ヤオ族の民家を訪ねる

衛星アンテナ

飾り物売りのおばあちゃん 1個5元でした。
 

あまりも可愛かったので1枚パチリ!!
現地ツアー裏話
現地での昼食時にツアー料金の話をしていたら、なんともう一組の日本人は「一人150元」で参加の事。こっちは180元・・・・ 負けた!! 現地旅行会社の店先で直接買ったから安いと思っていたのは私だけでした。
中国の面白さであり、いやらしさでもある「物の値段」 上には上があり下には下があります。まだまだ修行が足りません。こんなのから見ると日本人ツアーは「鴨ねぎ」だと思います。

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