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           桂 林  2006年1月3-4日

タクシー運転手夫婦
目次 桂林市内 漓江下り 龍脊棚田 興坪 陽朔 タクシー
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今回は同じタクシーを2回チャータしましたが、2回とも初めての体験をしました。プライベートな話なので、本来は顔写真に目隠しを入れるべきですが、今回は特別に素顔で紹介します。
  
運転手の奥さんも同行

奥さんが乗り込んで来た
 

今日の予定は裏桂林の興坪です。ホテル前のタクシーと交渉し、帰りは5時 興坪→陽朔→桂林 全部込みという条件で300元で決定です。

出発して、しばらく走ると裏道に入り込んで「家に寄る」との事です。何か忘れ物かと思っていたら、家の前に奥さんが待っており、車に乗り込んで来ました。

話を聞くと、奥さんとダンナとは1台の車を交代で運転をしているとの事で、奥さんは興坪に行くのは初めてらしい。ではダンナは知っているのか聞くと「ダンナも初めて」との事です。
道案内か? 観光か? よくわかりませんが奥さんが乗り込んで来たタクシーに乗るのは初めてです。

なかなか仲良し夫婦のようですが・・・・
女からの電話で雰囲気一転

食事中もずっと攻めたて
興坪の老寨山旅館で一緒に食事をしていると、ダンナに電話がかかってきました。雰囲気ははここから一転!!

どうも愛人からの電話らしい。女の感は素晴らしい・・・電話を見せろ喧嘩を始めましたが、ダンナは知らぬ存ぜぬです。

ここからが、ドンチャンストーリの始まり始まり、奥さんは食事もせず攻めたてます。当然、ダンナも食事どころではありません。

だんだん険悪な顔付きになりました 


時間があるので、筏下りに行きました。運転手夫婦も同行しましたが、ずっと口喧嘩です。中国人は「浮気が多い・なかなか認めない・・・」話には聞いていましたが桂林で体験するとは思いませんでした。

ダンナも相変わらず顔をそらして逃げまくり・・・攻める奥さん だんだん険悪になりつつあります。

奥さんもダンナもしょんぼり
 
筏を降りる頃にはさすがのダンナもしょぼんとしています。

あれだけ喋りたてれべ疲れるだろう。
帰りのタクシー

運転中のダンナのポケットから携帯取上げ 
  

帰りのタクシーの中で、奥さんは運転中にダンナのポケットから携帯電話を取り出そうとします。
危ない危ない・・・・ 何度か試みて最後には携帯電話を取り上げて、相手の女に電話をしていました。

しばらくダンナを攻めまくっていましたが、とうとう泣き出してしまいました。タクシー運転手をして10年、3人の子供がおり苦労してる・・・・最後には紙に書いてくれました。

奥さんのメモ

ダンナは早くこの場から逃れたいのか、一言もしゃべらず桂林までぶっ飛ばして帰りました。なんか奥さんが可哀相だったので、次の日も半日チャータしてやる事にしました。

 
今度は友達夫婦を同乗
愛人問題はどうなったか知りませんが、昨日の事は忘れたように元気いっぱいでした。小雨の中、朝8時から市内観光開始です。

まず一番は「象鼻公園」 ここは入場料が25元 運転手曰く「高い!! 筏で行けばタダで行けるから筏に乗らないか?」 筏+象鼻公園で同じ値段ならいいかという事でOK!! というような話から、筏に乗って「裏口入門」して来ました。さすが中国「上に政策あれば下に対策あり」です。またまた筏乗りを体験する事ができました。

次の体験はここからです。
途中の車内で上海行きの乗車券を見せて説明してくれましたが、何の事か理解できません。しばらくするとあるホテルに到着、2人の年寄り夫婦が乗り込んで来ました・・・・
どうも、この2人は知り合いで上海行きの汽車の乗車券の購入を頼まれたらしい。そこまでは良いとして、私達がチャーターしているタクシーにタダで乗せて駅まで送る気らしい。空いた口がふさがらないという状況です。まあ拒否する理由もないので乗せてやる事にしましたが、私達の常識では考えられない事です。

老人夫婦曰く「彼女は非常にいい人だ・・・汽車の切符を取ってもらっただけでなく、タクシーにも乗せてくれた・・・(と言っているらしい)」  そりゃそうだろう、人がチャーターしているタクシーにタダで乗せてやっているんだからいい人だろう・・・・ 


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