このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ホッポー行路・北海道2008

「出 発」

今年もまた北へ向かい出発です。
一路、茨城県・大洗のフェリーターミナルへ。

非・高速道路派の私ですが、仕事を終えてその日の船に乗るには高速道路で行くしかありません。 また、先日の事故で通行止になっていた首都高・中央環状線も1車線が復活したのが出発前日の事。これは助かった。
1車線規制ながら通行車両は殆ど無くスムーズ。→

途中の友部サービスエリアにて休憩、というか時間調整。
港最寄りの水戸大洗ICを22時以降に出れば、ETCの割引で全区間半額になるからです。
ちなみに前回は22:00:15前後にて出場(笑)。今回はピッタリとはいかず22:02出場でした。


  ←フェリーターミナルに着くと、既に先客が数台。

 この日は満員・満車との事だったのですが、
 この時間ではまだ少なかった様です。


手続きを済ませいよいよ乗船。→
この独特の感じがたまりません。自宅からここまで186km。
前回に比べるとやはり乗客は多いもののまったりとした船内。

早々に入浴を済ませ、出港前に寝る事に。なんせこの日は台風接近中。
航走する太平洋には暴風警報が発令されていて、恐ろしき船酔いの懸念があったのです。

 ←ちなみにお風呂はこんな感じ。

 中央浴槽には何とか10人位は入れる大きさ。
 混んでない時期ならば独占出来る事もしばしばで、それ故にかなりゆったりと過ごせます。
 が、やはり繁忙期はきつそうですね。
 
 航海中はお風呂自体も海の様になります。


翌朝、いや翌昼に目が覚めればドン曇りの中を航海中。→
前回は快晴だっただけにドン曇りの航走も新鮮に感じます。

船内では寝台にこもって昼寝をしたり、「あぶない刑事」を楽しんだり(笑)してダラダラと過ごします。しかしこのゆったりとした時の経過こそ、船旅の醍醐味なのです。


 気づくと辺りは暗くなっていました。
 ぼちぼち苫小牧港に着く頃です。
 下船の前にもう一度入浴。

 ←そして19:45過ぎ、苫小牧港に着岸。



「東 進」

苫小牧に到着したら、まずはジャスコへ。ここで腹ごしらえ&食料調達です。事を済ませて、ひとまず東へ進む事に。
日勝峠までは、夕張を経る国道274号線(穂別国道)と、日高を回る国道237号線(日高国道)の2本立て。
恐らく前者がメインルートかな?今回はまだ通った事の無い後者を選びました。何となく地図上での線形も楽そうだったし。
日高自動車道の終点まで行ってから山の中へ。すると恒例のお亡くなりになった鹿が。今回は親子でお亡くなりになっていた鹿も…。

坦々と北上、穂別国道と合流。ジャスコから90分が経ちました。続いて日勝峠へ。
さすが北海道、峠の道は本州とは全然違います。インターネットの峠ガイドでは、この日勝峠でさえ「走りにくい道路」とされているからびっくり。
本州ならば「簡単楽ちん峠」です。但し濃霧時や冬季はまったく別物ですけどね。


  日勝峠を越えれば十勝入り。
 ←峠を西から入ると、頂上を越えれば清水町の灯りを見下ろします。

 大きくカーブを描きながら下りていく様は飛行機の着陸の様です。
 ここでは真夜中にも関わらず速度取締りをやっていました。
 早速後ろに追い付かれたトラックがやられてました。

 清水町へ下り、国道38号線との交点にパーキングエリアがあるので今回もここで就寝。
 苫小牧から2時間40分、166km。夜空には星が多少出ていますが翌日の天気やいかに…?



「十 勝」


前回気になっていたこの場所で。



翌朝、雲はあるもののそこそこ晴れています。
というワケで撮影活動開始。


スーパーおおぞらは振り子機能を生かしながらかなりのスピードでやって来ます。ここはまるで非電化の北陸!!


しかしながら早速雲が広がり、段々と日差しは弱くなってしまいました。

30mm(48mm)にて。王子保で鍛えた甲斐がありました(笑)。

やってきました、大成!!



 昼になればデビュー1年の261系スーパーとかちのご登場。

 北海道、最近みんなこの顔。

 姿は789系と同じで、でっぷりしていてバッタみたい…。
 でもでも、ヘッドマークがLEDじゃないんで撮影には有利です。



 その後天気が回復する事は無く、新得の"流し場"へ移動。
 ここも草木の成長で足回りが段々と隠れてきている上、
 引き過ぎても寄り過ぎても電線が入ってしまうこれまた微妙な場所。
 アウトカーブ側でなんとかクリアするも短区間故難しい条件です。

 この日はクリスタルエクスプレスがやって来ているので
 それとその後の定期列車まで撮影。

クリスタルエクスプレス!!これもキハ183系。

やっぱりアオリ・アップ流し!!背景無さ故に手前に木を。
「名 物」



富良野方面の空は青空になってきたものの相変わらずのドン曇りなので撤収して帯広名物・豚丼を食べに行く事に。すると出発した途端に一気に晴れてくる始末。

まぁええか、とやって来たは「ドライブインいとう」。→
周りになんもない中、ぽつんと佇む一軒のお店。


 ←油は使わず、こだわり抜かれたタレで焼かれた地元特産の豚肉。
 柔らかく美味いです。ちなみに735円。

 この後どうしようかと適当に西へ向かっていると「幸福ICまで無料」の文字が。
 幸福と言えば幸福駅。というワケで幸福へ行ってみる事にしました。


さすがに全然車がいない帯広・広尾道。→
何の為に作ったんだろうと考えつつもありがたく使いました。
終点の幸福ICまで割と距離がありましたが、無料。

ここで旧・幸福駅を見学。気動車も2両展示されていて、一方には中に入れる様になっています。割と状態を留めていましたが、やはりかなりくたびれていました。しかし傍から見れば現役当時の駅の感じはよく出ていると思います。大糸もいずれあぁなっちゃうのかなぁ。



「幸 福」



保存されている車両。今にも動き出しそう。

駅側の車両。車内は当時の雰囲気そのまま。
「受 難」

  日もくれたので幸福を後にして戻ります。また広尾道に入って一区間で出場。
 ←その間、かなりイイ感じの夕景が目の前に。

 ICを出てから交差点を曲がると、それと同時に追い越しをしてきた地元のフィット。
 と、そこまではいいものの勢い良く追い越した割には速度を上げず、
 挙句の果てに急ブレーキの嫌がらせ(怒)。新手の道外車イジメでしょうか?(笑)
 しかも若いねーちゃんだったもんだから更にびっくり。
 すかさず激写しようとしたものの突如左折して亡命(?)されました(笑)。

帯広に戻り、今回最初の給油。燃費は18.44km/Lとの結果。そこそこ上々です。

1日の活動の後はやっぱり温泉に限る!!
初日、選んだのは帯広からは遠いものの1度行ってみたかった「しほろ温泉」。→
すべて放流式、濃厚な植物性モール泉を味わいました。

ここは同時に道の駅にもなっているので、そのまま就寝。この日は237kmの走行。
翌日は更に東進の予定。明日へと備えました、が…。


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