このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ホッポー行路・北海道2008

「美 食」


翌朝はドン曇り。
この日から北海道は夏から秋へ、曇&雨との予報です。

せっかくの釧路ですから、やはり美味しい魚介類を食べたいところ。
釧路港へ行ってみるとけっこうな活気がありました。



  ←港の施設内へ。これは競台?


ここは「マリン・トポスくしろ」。→

早朝は営業してませんが、階下の食堂は朝早くからやっています。
しかしながらあまり魅力的なメニューが無かったのでやめました。


 ←故に「鮭番屋」へ行ってみました。

 なんと食堂はテントです。
 ちなみに、夏は暑く、冬は寒いらしいです(笑)。


お土産売り場でネタを注文し、こちらで待つシステム。→

焼き魚を自分で出来る様にテーブルは炭火が仕込んであります。
肌寒い日でも炭火のおかげで心地よく暖かいです。


 ←注文したイクラ丼とさんまの刺身。

 弾力あるイクラとトロトロのさんま、最高です。
 
 朝から美味しい海の幸にありつけて満足。
 お腹がいっぱいになったところで出発。


どうしようかなぁと思いながらも取り敢えず東進開始。→

根室まで124km。結構な距離。
釧路と根室って根釧という言葉がある通り隣町の様な感じになってますね。
でも124kmといえば東京からR246で終点沼津より遠い距離。
やっぱり北海道は広いですねぇ。


 湿原や丘を越えながら爽快に東進。晴れていればなぁ…。
 釧路と根室のほぼ中央、浜中から南に向かうと「北太平洋シーサイドライン」へ。
 この道も最高です。

 ←沿岸部へ近づくと北太平洋が見えてきます。

 この先の"丘と海の道"は6年前に来た思い出の道でもあります。
 大変心地よく、途中の丘で熱唱したものです。



「回 想」




波高し。丘から丘へ続く道。

懐かしい〜。先に見える丘で熱唱した思い出。
「当 選」


 ようやく根室に到着しました。
 ←お腹が空いたのでポスフールに立ち寄り。

 実はここも6年前に来たんですが、当時の地図には「サティ」の文字。
 「サティが無い!!」と目の前を散々探したのも、これまた思い出であります。

 しかし駐車してボーっとしていると、みるみる雲が取れてくるではありませんか。

ここは釧路を本拠にする「まつりや」グループの1つ。→
全般に価格も安く、根室産さんま116円は安い割に美味かったですね。

そして、会計時に秋鮭が当たるクジを引くとなんと当選。
でも、正直戸惑いましたね。
なんせ旅の途中だし自宅は極遠。
結局宅配してもらえる事になり、思わぬ大きなお土産となりました。

 店から出ると、なんとほぼ快晴の状態ではありませんか。
 となればやっぱり撮影したくなるもの。
 根室界隈ならばあの名所しかありません。

 しかしながら海からの風がかなり強く時間も微妙だった事もあり断念…。
 簡単な方で済ませようもかなりモヤっていて様子が良くわかりません。
 ただでさえ超遠景なのに、列車の存在自体に気づくか不安になってきました。
 間もなく列車が来る頃、ここで毎度の通過時だけ曇るというお決まりのパターンに。



「念 願」




落石湾夕景!!

通過時のみ曇る。でも遠くを走る列車には光が当たっていました。

列車が去った後再び、そして最後の日射。大スケールです。


 日没後、お楽しみの温泉へ向かいました。

 ←途中、北側から猛烈な暗雲がモクモク〜。
 こんな光景は見た事がありません。
 まだ少し明るさが残っていた頃は雪山の様にも。

「仰 天」


やって来たのは別海町の温泉。
この町は人口の7倍!!も乳牛がいる町。生乳生産量日本一です。

ここの温泉は湯船に貯まるお湯が、まるで墨の様に黒い!!→
湯船は浴槽外側の茶けた色と同じなんですが、黒いです…。
香りもいかにも温泉という感じ。最高です。


 ←風呂上り、せっかくなので別海の牛乳を一杯。

 1つ1つコードが付けてあって、
 インターネットでコードを入れると生産過程が参照出来る様になっています。

 この日は海沿いの白鳥台パーキングで寝る事に決定。

「陰 陰」

ほどなくして到着。
さすがにこの辺りとなると幹線国道でも殆ど交通量はありません。
1時間で5〜6台といったところ。もちろんパーキング内は空っぽで寂しさ抜群。

海の向こうには漁船なのか、野付なのか国後の灯りなのかポツポツ見えます。
こういう夜の海を眺めていると果てへ来たなと思わせられます。

気づけば星も結構出ていて、週末までの悪天予報は好転?
そんな期待を寄せつつ、床に就きました。

この日は253km走行。自宅出発から1,000kmを超えました。
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