このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ホッポー行路・北海道2008

「遅 延」


翌日は釧路方面へ移動です。

で、いつもは目的地付近まで前の日のうちに移動するのですが、その付近に休めそうな場所が思いつかなかった事、温泉でぽかぽか気分だった事、温泉=道の駅だった事もあってそのまま就寝してました。

朝、だいたい4時半頃起床のつもりが、予定通り寝過ごして5:10起床。そのままの格好で移動開始(笑)。周辺はかなり濃い霧に包まれています。この分だと釧路方面も霧かなぁと思いながら車を進めれば段々と霧も薄らいで晴れてきました。→



「再 訪」




2年半ぶり再訪!!根室本線撮影の原点。

とことことやってきた普通列車。



取り敢えず聖地・馬主来沼に到着。
出発から96km、80分。結構ありましたね。

着替えや片付けをしていると普通列車とスーパーおおぞら2号が来てしまい慌てて撮影。しかし良く晴れてはいるものの結構モヤモヤ〜〜としています。ご覧の通り遠景はあまり冴えません。

次の4号は2年半前に残念ながら曇天となった馬主来アウトカーブで撮影。
ココは北陸の細呂木、東北の上山と並ぶアウトカーブ編成撮りの3大メッカ(自分なりにね)。

完全順光ではないもののまだ低めの朝日がいい感じです。ふと気づけば釧路界隈でもやっぱり線路に"寄って"ます(汗)。


4号を撮影後"引き"のカットも撮らないと、という事で尺別〜音別の丘に登ってみる事にしました。

やっぱココだねぇ〜晴天再撮影成功。しっかし前回同様にフル点灯ならず残念!!



「魅 惑」




鉄道撮影だけでは勿体無い素晴らしいロケーション。

上の写真から1時間後、ようやく列車が。しかし1時間でかなりモヤってしまいました…。
だけど堂々の10両編成。しかも増結車両は両端が外側を向く先頭車、電車の様なきれいな組成。

縦で切り取り編も。肉眼では海岸が美しかったんですが…。



実はここ、2年半前に近くまで来たものの結局良くわからず撮らなかった場所。
鉄道撮影以前に180度の北太平洋の眺望はとても素晴らしく、
待ち時間が苦になりませんでしたね。

列車待ちの間はのんびりと海を眺めながら波の音を聞いてました。
遅い朝食をとったりしつつ贅沢な時間を過ごしたものです。

ラジオではこの日は昼過ぎから曇り、そして雨になるとの予報。
やはりココでは夕景をモノにしたいところですが、
ご覧の通りどんどんモヤモヤ症候群。どうやら今回の予報は本当の様です。

ところで、ここはものすごい羽根アリ(?)の大群に襲われました。
三脚からカメラ、レンズ、フードの中にまで容赦無く入ってきます。
ファインダーを覗けば頭、耳(の中)、鼻(の中)、首にモリモリ群がってきます。
めげずに結局2時間半位そこで撮影、気づけば結構な日焼けも…。


その後は海沿い区間を偵察&休憩後、思いつきで音別駅に行ってみました。



「増 結」



おかえり〜
駅に着くといよいよ太陽は雲の中へ行ったり来たり。

釧路からの通学列車からはそこそこの下車がありました。




すると駅の片隅に貨車が4両停まっていました。↓






もしかして増結分?とも思いましたが入れ換え機も見当たらず。
ただ置いてあるもんだと思いました。やがて普通列車が発着し、貨物列車がやって来ると機関車が切り離されました。


貨物列車到着。

機関車が切り離され…。

係員と共に前進。




側線に向かって後退。

増結分を連結して一旦本線へ。




推進!!

慎重に連結。

出発。

スーパーおおぞらを待つ貨物列車。





 小さな(?)途中駅で貨物列車の増結があるとは予想外でした。
 しかも牽引機による増結作業。

 貨物列車はスーパーおおぞらを退避、やがて出発していきました。
 札幌へ行くのかなぁ?


 列車が出発後、すぐに本格的に曇り始めました。
 お腹もぼちぼち空いてきたので食事を取る事に。

「誤 算」


国道38号線を東へ。→

この辺りは北海道の道でもトップクラスのお気に入り。
北太平洋を横目にゆるやかな丘を何度も越えて走るのは至福の一時です。


ところで、向かった先は馬主来沼先の「38番ラーメン」。
前々から行ってみたかっただけに非常に楽しみです。


 ←ついにその38番ラーメンに到着!!
 変な時間だったのでどうやら店内は空いている様です。

おっと、いきなり漢字テスト。

これは「ていきゅうび」ですね。     

…正解!


奥のたぬきさんお店開けて〜〜。


 定休日とは、まったくもってついてないです。

 故に大楽毛("だいらくもう"ではありません)にあるラーメン屋に転戦。
 しかっし、こちらはこちらで17時スタート、1時間位時間があります。

 ←よって、釧路運輸車両所を見学。
 北斗星の客車が佇んでいました。いずれ廃車か…?


おもむろに大楽毛("おたのしけ"です)へ。

やってきたのは、「寳龍」。→

ここも小さく佇むラーメン屋さんです。

 ←メニューが豊富でかなり迷いましたがつけ麺を注文。

 自慢の味噌によるタレがこれまたウマイ!
 結局スルスルっとあっと言う間にたいらげてしまいました。

 お腹が一杯になったところで、温泉へ。
 帯広の先は釧路、根室へかけて温泉自体がほとんどありません。
 それ故に日帰り入浴可能な施設はかなり限られてしまいます。

この日のお風呂は釧路市内にある「ふみぞの湯」。→

釧路界隈、それも街中にある貴重な天然温泉。
それにしても探し当てるのに少し時間が掛かりました。
なんせスーパーマーケットと同居してるんだもん!
塩素消毒臭が少々目立ったもののまぁまぁといったところでした。

釧路市街で一夜を越す事にしましたが、大都市での車中泊って中々イイ場所がありません。
どうしようと右往左往していると大きな公園の駐車場を発見。
どうかなぁ?と思いつつも寝ちゃえば勝ちという事で就寝。
この日は197km走行でした。
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