服部屋敷
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  八丈島の見所スポット林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
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 [1] 樫立エリア
 [2]樫立エリアの見所スポット
     1 乙千代ヶ浜
     2 六日ヶ原砂丘(黒砂)
     3 無線中継所
     4服部屋敷
     5 不受不施僧の墓
     6 中将院の石室
     7 人捨て穴

     8 湯浜遺跡

取り囲む玉石垣が豪勢さを演出する屋敷の入口

都215号線沿いの樫立郵便局からすぐの場所にある服部屋敷です。 江戸時代に徳川幕府献上絹御用船を管理する職にあった服部家の屋敷跡で、屋敷を囲む二重の玉石垣や樹齢700年の大蘇鉄が見事で、見学すれば当時の豪勢な暮らしぶりがうかがえるそうです。

開館時間は8:00〜15:00で入場料は無料。 ただし、 1日1回行われる10:00から行われる樫立踊りと八丈太鼓の実演イベントは予約が必要で、 拝観料は350円。売店ではパッションフルーツの生ジュースを飲むこともできるので、休憩がてら立ち寄ってみてもいいでしょう。手作りの黄八丈の小物も売られています。






見学時間のない方は案内板でどうぞ

服部屋敷
服部家の初代は下田の出身であるが、二代目から代々八丈島の官船の内、
小舟方のお舟預かりを勤めて莫大な資産を築いた。

しかし、船方さんの一生を図で示すが如く、その歴史は波乱に富み、
悲劇的な色彩を帯びて、豪勢を誇った家屋敷も、
今では此所が毎日観光客に郷土芸能を披露する名所となっている。

屋敷入口の石垣は、流人近藤富蔵が築城形式に依って築いたものである。






入口は城塞じみた趣も漂う服部屋敷

屋敷の正面入口から奥を眺めてみますが、玉石垣が左に折れ曲がって中が見えない造りとなっていました。これは敵から攻め込まれにくくするための造りだそうで、その家の格式の高さや勢力を表しているとのこと。屋敷は現在は服部家の遠縁の方が買い取って管理されているらしいです。
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