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地域史研究  日高と天皇

はじめに

  民主主義の源泉は「考える力」である。 「考える力」とは事実を知ることだと思う。 しかし、最近事実を知る権利が脅かされてはいないか? 最近問題になっている公共放送たるNHKの報道規制と政治の介入はなにか不自然である。 憲法9条への攻撃が強まり、逆に天皇家賛美の報道と日の丸掲揚、君が代斉唱の風潮が強められていると感じる人が多いのではないか。 
 このシリーズは「日高と天皇」という標題である。武蔵台、横手台の新住民、戦後生まれの人々が大半を占める日高市。こんな歴史があったんだよ、とあらためて皆さんに投げかける気持ちで纏めてみました。 このシリーズが平和を考える力に寄与できれば望外の喜びです。纏めるにあたっては、日高図書館、飯能図書館、そして日高・飯能民主文庫の所蔵図書を大いに参照させていただきました。( 日高・飯能民主文庫「文庫館だより」より一部転載)これらの図書、記録がなければ到底このような文書を纏めることは出来なかったでしょう。あらためて感謝の意を表します。

  1. 2004/03/02 日高と天皇 第1回、武蔵高萩駅
  2. 2004/03/02 日高と天皇 第2回、お召し列車
  3. 2004/04/02 日高と天皇 第3回、陸軍飛行学校
  4. 2004/05/02 日高と天皇 第4回、陸軍飛行場開設余話
  5. 2004/05/30 日高と天皇 第5回、陸軍士官学校高萩分教場
  6. 2004/06/18 日高と天皇 第6回、本土決戦と教育部門の満州移動命令
  7. 2004/06/19 日高と天皇 第7回、天皇行幸と日高・飯能の少国民
  8. 2004/06/27 日高と天皇 第8回、 シべリヤ抑留
  9. 2004/06/29 日高と天皇 第9回、 満蒙開拓団
  10. 2004/07/10 日高と天皇 第10回、 米軍機来襲
  11. 2004/06/20 日高と天皇 第11回、 大東亜共栄圏構想と子供たち
  12. 2005/03/10 日高と天皇 第12回、 敗戦・新憲法発布、麦青・八高線
  13. 2005/03/06 日高と天皇 第13回、 座談会「後世に残す」

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日高市の概要( 市町村別観光ガイド )より
   
 日高市は、埼玉県の南西部に位置し、首都50km圏内にあります。東西約12km、南北約7kmでほぼ矩形をなし、東部はなだらかな台地で市街地を形成し、西部は標高約200〜300mの山地と丘陵で奥武蔵自然公園に指定されています。そして丘陵と台地の間を高麗川が流れています。奈良時代の初期、霊亀2年(716年)に、駿河・甲斐・相模・上総・下総・常陸・下野の7か国の高句麗人1799人を武蔵国に移して高麗郡を置いたことが続日本紀によって伝えられています。この高麗郡に現在の日高市の区域が属しており、この時の一族の統率者である若光の墓が市内の聖天院に残されております。以来約1300年の歴史をもつ日高市も平成3年市制施行となり、新たな第一歩を踏み出しました。  観光案内→  http://map.sainokuni-kanko.jp/renmei/t_hidaka.htm

万葉の昔に想いをはせるのなら、安島喜一氏HP   高麗錦紐解き放けて   高麗郷1   高麗郷2   崩頭の上に  が参考になります。

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09/08/27

 

 

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