このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Travel Maker

剣山





標高:1955メートル  所在地:徳島県三好市 登山適期:4月下旬〜11月上旬 日帰可能 最寄駅:貞光駅  登山レベル:4








剣山は徳島県にある日本百名山であるが、アクセスがとにかく悪い。ご覧のような狭い狭い道をひたすら走ってやっとたどり着く。なんとなくこの辺の集落は昭和のまま時が止まっているようだった。






そしてようやく剣山の登山口に到着。登山口と言ってもここからはリフトに乗って本当の登山口に行くだけの場所。


一応小さいお土産屋さんがあるが、定番のペナントや山バッジが置いてあるのは変わらない。


一時期登山バッジを山に登るたびに買って集めていたが、キリが無いことに気づき、それ以来はスルーしている。






リフト乗車!実に楽チンである。かなりの勾配をスイスイと登っていくのであっという間に標高を稼ぐことができる。


通常山に登るときはロープウェーやケーブルカーを極力使わないようにしているがこの場合これしかないので仕方がない。






約300メートルの標高差を一気に埋める。ロープウェーは凄い、300メートルを自分の足で登るとどれだけ疲れるかよく知っているので尚更ありがたみを感じる。






ロープウェーの上の方から撮影。かの有名な「ヨサク」が山の中を穿っている。「ヨサク=国道439号線」については後で触れます。






右の写真はロープウェーを降りたところから別の方角を向いて撮影。幾重にも重なり合った山々がこの場所が四国の内陸部だということを物語る。






登山道はご覧の通り、綺麗に整備されていてとても歩きやすい。健康な人なら特に苦労することなく登頂することができるはずだ。






山頂の手前にはご覧のような山小屋が並ぶ。でもこうゆうところで食べるモノはなんでも格別の味。






山小屋の脇を抜けて階段を上ると山頂には草原が広がっている。そこには使われなくなった気象台がそのままの姿で残されていた。富士山のレーダードームは今、撤去されて道の駅「富士吉田」に置いてあるが、ここにある気象台の末路は考えただけでかわいそうだ。撤去費用とかの問題で放置されているんだろうか?






↑強引にパノラマ写真っぽくしてみた↑




山頂付近は草原が広がっており、樹木もない。ちょうどこの標高が森林限界よりも少し高いのかもしれない。






山頂は歩いていい場所は決まっている。このように尾瀬のような木橋が通っており、数年前まではどこでも歩けたが高山植物保護の為このような措置をとったのだという。






山頂からはなかなか見晴らしのいい景色が拝める。雲が少なければもっといい写真が撮れたと思う。






剣山の山頂から見える景色は多種多様である。日本百名山ながら比較的簡単に登れるので体力に自身の無い方にもオススメできます。






帰りもラクラク、リフトで下山です。でも普段リフトは「上り」しか乗ることがないので非常に違和感を感じた。




というのも私は ウィンタースポーツを愛する身 なのでスキー場のリフトはよく乗っている。でもスキー場のリフトは上りはするが下りは自分で滑り降りるのが普通だ。だからこうやって下りのリフトに乗ると、なんだかスキー場で怪我をして自分で降りられなくなった人みたいでちょっとかっこ悪いような気がする。






最後に




この山にこれから登ろうとする方にはひとつ伝えておきたいことがある。




車の運転に自信のない方はこの山に近づくことさえままならない




相当な狭さの山道を1時間以上もかけて登り続け、写真のような国道439号線の悪路に耐えなくてはならない。


すれ違いの出来ない山道を走り慣れている人ならば問題ないが・・・・


私も精神的に参りました(;‾д‾)




※ちなみに国道439号線は「その筋」の人たちにはかなり有名な酷道です。詳しく知りたい方は下記のURLへどうぞ


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%81%93439%E5%8F%B7


リンク先はウィキペディアです。




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