大台ケ原山
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| 標高:1695メートル 所在地:奈良県上北山村 登山適期:4月下旬〜11月中旬 日帰り可能 最寄駅:大和上市駅 登山レベル:3 |
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ここには過去に1回訪れてますが、その時は土砂降りでした・・・
なぜならここは日本で最も多くの雨が降る場所として有名な尾鷲市の近くだからです。年間平均降水量は4000ミリを超えるんだとか(東京は1800程度)
そんな事情もあり、2012/11に再訪した際には、前日まで雨にならないか不安でしょうがなかった。
何とか晴れてもらったが、到着したのが遅かったこともあり全ては見て回ることができなかった。富士山のお鉢巡りのように散策路を一周することができ、3時間半から4時間ほどで駐車場へ戻ってくることができる。
まずは下の地図を見てもらいたい。
最高峰である日出ヶ岳に行くだけなら駐車場から40分ほど歩くだけでよい。
ここは関西・名古屋圏内から日帰りで来れる位置にあり、関東で言うと高尾山やつくば山のようなイメージです。
ただ、ここへ来るまでの道がかなり長く、一応バスが通っているが本数も少ないためマイカー以外ではほぼ来ることができない。奈良の吉野からだと2時間くらいは見ておいたほうが無難だと思う。
この一帯はツキノワグマが生息しているようで、頻繁に出没しているらしい。紀伊山地は世界遺産に指定されているが動植物保護の観点からも駆除はできないのかもしれません。
遊歩道はご覧のとおりしっかりと整備されており、ほとんど標高差もないので安心してハイキング気分で登ることができます。
また、雨が多い土地柄もあり、右の写真のように見事な苔が一体に群生しており、植物学的観点からも貴重な土地だといえる。苔の探索路があるほどです。
一応クマよけの金網がありますが全てのエリアにあるわけではなさそうです。念のため鈴やラジオ等で音を出しながら歩くといいと思います。なければ話しながらでも構いません。
雲一つない快晴。ここでの天気としては大変珍しいのかもしれません。
大台ケ原山は雨が多いので、訪問は時の運に身を任せるしかありません。