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Paris-Strasbourg-Lyon(2008)

遂にドイツ鉄道からもフランス国鉄−パリ東駅への乗り入れが始まった.
パリ周辺は中途半端に自動化していて,駅員が見つけにくいので,近距離の場合ではフランスパスなどのフレキシーパスは使わずに,現地で磁気記録入りの乗車券を買った方がよい場合もあると感じた.パリ東駅やCharles de Gaulle空港2駅は出場するところで駅員を見つけ難かった.
パリからストラスブールStrasbourgへは東駅12:24Zurich行きに乗ったが,最初に15分遅れの表示が出て,順に延びとうとう50分遅れになってしまった.そして発車15分前くらいに表示された出発ホームが通常の位置から遙かに離れた27番ホームとなり,座席が前の方のバーゼル行き編成の方だったので,忙しかった.鉄道ジャーナル6月号の秋山芳弘さんの記事でも,同じ列車が26分遅れで,なかなか出発ホームが表示されなかったと書いておられるが,時刻表にまで出発ホームが書いてある我が国とは文化が違うらしい.ICでも,未だにトイレから線路が見える状態で,都市内や始発駅近くでは鎖錠されていることもあるので要注意だ.左側通行のフランス国鉄がストラスブール近くでは右側通行に変わる.

TGV と顔を並べる ICE 3−パリ東駅パリ東駅に乗り入れるICE 3
東駅の TGV-POS東駅の TGV-R
Provins 駅へプッシュされてくる TransilienTransilien (パリ近郊列車)のディーゼル機関車
Paris 南部を走る T3
風船玉のような Strasbourg 駅
トラムはストラスブール駅の地下を走るストラスブールのトラム
市内中心部のダイヤモンドクロス
 ストラスブールのトラムバス共通切符,左が3人までの24時間券4.80と右の1回券1.20と比べて極めて割安で便利だ.
ストラスブールの遊覧船は水位調節閘門もあり,可動橋(旋回橋)もあり,変化に富んでいる.
Strasbourg から Lyon 行き
Lyon のトラムLyon のトラムも Perrache 駅では地下へ
Lyon の地下鉄駅Lyon の象徴,ライオン,市立図書館前で
Lyon Part-Dieu 駅へ到着する Paris Lyon 駅行き TGV-Duplex
Paris Lyon 駅の TGV-Duplex
パリ・シャルルドゴール空港内のターミナル連絡 CDGVAL
Glacier Express,Gornergrat,
Bern,
Brienz-Rothorn
(2008)
今回の旅行では,スイスパスは国内で買わざるを得ないが,氷河急行の予約,ホテルの予約はすべて
インターネットを通じて行った.直接予約の利点はマージンがない分だけ安いこと,ホテルのキャンセル
はほとんどの場合前日まで無料でできることが多い.氷河急行は1ヶ月前から10日前までは25%のようだ.
Zürich から Chur で Rhätische Bahn に乗り換えた.Chur では,九州新幹線の新八代のように同じ
ホームの反対側に乗り換える便利な構造になっている.国鉄と私鉄,標準軌とメーターゲージという
ことを考えればすごいサービスだ.イタリア語表記の Ferrovia retica, ロマンシュ語表記の
Viafier retica と言う車両もある.
長い列車Rhätische Bahn の電機
サンモリッツ St. Moritz 駅Corviglia (2486m) まで昇るケーブルカー
氷河急行の列車,窓が屋根まで張り上げてある.イアーホンでの日本語案内は氷河特急と言っている.
霧が濃くて,地理が分からず,どのトンネルか,ランドワッサー橋梁だったのか不明である.
Disentis/Mustér からは Matterhorn Gotthardbahn MGB のアプト式機関車に変わる.
途中アンデルマット Andermatt で15分の小休止.
SBB とは離れて,道路上に駅がある Brieg,
新レッチベルグトンネルができて,Visp で乗り換える方が便利になった.
Matterhorn Gotthardbahnツェルマット終点.化石燃料自動車乗り入れ禁止なので,
駐車場まで頻発するシャトル便.
ツェルマット Zermatt 終点の機関車と電車.
ゴルナーグラートGornergrat
ゴルナーグラート駅マッターホーンを背景にGornergrat駅に向かう電車
三相交流の特異なパンタグラフゴルナーグラート鉄道ツェルマット駅
スネガ展望台へ向かう地下ケーブルカースネガへ向かう地下ケーブルカー山頂駅
ベルン Bern 中央駅前停留所を覆う明かりドーム同じ道路をトラムとトロリーバスが器用に走る.
トラムもトロリーバス赤い塗色が基本.
たまにちがう色のトラムもある.BLS Bern-Lötschberg-Simplon 鉄道の電車
最大傾斜 250‰ ブリエンツロートホルン Brienz Rothorn 鉄道
シュトルプ Strub式歯車軌条の傾斜した小型蒸気機関車
途中2ヶ所で交換する.対向車が山頂へ向かう.ブリエンツ Brienz 駅の蒸気機関車
氷河急行の座席指定券 Zürich空港駅で受け取った.二人分で CHF60 食事券は別で各CHF41
下は左から
サンモリッツケーブルカー
ゴルナグラート鉄道
スネガ展望台ケーブルカー
ブリエンツロートホルン鉄道
Chur 南側の3線区間ゴルナーグラート鉄道のラックレール
Zermatt
GornergratSunnegga
Lisboã(2009)
Sete Rios で地下鉄から乗り換え,Fertagusで Tejo 川南の Pragal へ
Pragal から (Metro Transportes do Sul) で Cecilhas へ行く,左はCecilhas Terminal.
Cecilhas から 船で Cais do Sodre へ25 de Abril 橋, 下段を Fertagus ,
Alpha Pendularや IC などが通る.
Cais do Sodre駅,快速運転があるのでBelém行くにはOeiras行きにのらなければならない.
25番の古典型電車トンネル工事が終わり再開した Rosso 駅.
2008年2月17日再開した Rosso 駅.壁にも注意.ホーム端にトンネルが迫る Rosso 駅.
電車の先頭から駅外へ出てしまうとつまらいが,右側に綺麗な駅舎がある.循環バスもこちらから出る.左上の停車している電車の影になっているところにある.改札がないので電車の先頭の方に行くとタクシーが声をかけてくる.
時間が無く鉄道では廻りきれないのでやむを得ずツアーバスで Nazaré へ
Fatima へ,巨大な新教会が出来ていて,聖歌隊の声が響いていた.
Santa Apolónha 駅と Alpha Pendular
2007年12月19日に開通した
Santa Apolónha 地下鉄駅
Oriente 地下鉄駅
Oriente 駅外観,万博公園側からOriente 駅のプラットホーム
Oriente 駅と近郊電車Oriente 駅と二階建て列車

Edinburgh (2009)
1890年に完成したフォース鉄道橋は,満潮時でも海面から46mあるといわれ,全長2528m余でその姿から龍に例えられる橋である。
Edinburgh から3つ目の Dalmeny で降り,線路に近い坂を下って行く.地図で見ても途中までしか道が描かれていないので,心配だったが,崖のようなところに木製の階段が作ってあって,海岸に出ることができた.列車の時刻表は Nationalrail Enquiries で調べると良い.
スコットレイル First ScotRail では詳細の時刻表が表示される.
建設後100年を経ているため,修理が行われていて,元の華麗な姿を見るのは難しいようだ.
橋の上を走る気動車列車がよく見ないと分からないほど小さく見える.
右下の写真のように崖のようなところに木製の階段が作ってあって,海岸に出ることができた.ここを通って橋を訪ねる人も結構多いようである。奥が暗く見えるけど。それだけ木立が深いと言うことである。
Dundee の直前,テイ橋は1878年に完成したが,翌年強風にあおられ,橋が崩落,通りかかった列車がテイ湾に落ち75名の犠牲者を出したので,テイ橋の悲劇として知られている.再建されたテイ橋を行く列車の中から撮影した.
ゴルフ発祥の地と言われる St.Andrews へは,テイ湾の南側の Leuchars からバスの連絡がある.

Bo'ness & Kinneil Railway
は,殆ど失われていた鉄道を趣味の会の力で復活させたというのだから,驚く.
Bo'ness 駅まではバスで行く必要があるが, Transport Direct で,調べるとバスの時刻や停留所の位置など細かい地図も出て来るので大変便利だ.Scotrail の Linlithgow plus Busという切符を往復で買うと,バスにもそのまま乗れるので便利だ.
Bo'ness 駅で出庫してくる蒸気機関車Bo'ness 駅で古典客車
終点 Birkhill で機回り線を後進する機関車終点 Birkhill でこれから後ろ向きに連結する機関車
Bo'ness 駅に隣接する博物館には,古典蒸気は勿論,朽ち果て寸前の貨車まで所狭しと並べられている.
Edinburgh Waverkey駅は降りて行くのに一苦労する谷底のようなところにあり,とくに旧市街からは急な坂道か階段を降りて行くしかない.下の Market Street からもさらに階段を降りなければならない.新市街側の Princess Street からも階段が厳しい.タクシーの入って来る道路の脇には,歩道も区分されているので,新市街側からは遠回りをして Waverley Bridge から緩いスロープを歩いて降りてくることもできる.
駅は中央部の出札所や待合室などを挟んで,両側に頭端式行き止まりホームがある.それを挟んで両外側には通り抜け式のホームがあり,前後でホームの番号が変わる.最外側のホームへはエレベーターが設置されているが,道路への出口には通じていない.むしろ駅構内全体は地平構造なので,構内に道路があり,列車を降りて直ぐそこでタクシーに乗れるのは便利だ.
列車の出発ホームは案内板に表示される.停車駅は Calling at: という表現で表示されるので気を付けてみれば良く分かる.
 
遙か下を走る列車
Close という名の近道,この坂を下るそしてさらに駅へ下がる.
長距離到着列車の多い11番ホームの直ぐ脇でタクシーに乗れる.
主力の First Scotrail.Haymarket - Waverley 間の複々線区間で併走
GNER に変わってLondon Kings Cross への National Express
西海岸線を主舞台とするVirgin Train
2007 年からの新顔,Cross Country.
Whiskyはこの店“Whiski”で,お姉さんお勧めの“Glenkinchie”を飲みました.
美味しかったので空港で見付け自分のお土産に買いました.
Dresden, Meißen, Berlin,
Bad Doberan(2010)
)
この聖母教会は壁崩壊まで約45年間瓦礫の山の儘だったと言うが,統一後の1994年再建に着手し古い煉瓦の場所を計測して当てはめたという.2005年10月30日に完成したという.内部は近代的でオペラ座のようだ.
上はドレスデンのゼンパーオペラで Franz Schmidt の Notre Dame を見たが,元々マイナーで余り期待してはいなかったが,ユゴーの小説とはかなりかけ離れて難解だった.
“君主の行列”,これだけがマイセン磁器で焼いたものであるために戦災を免れたという.
高架ホームは S-Bahn 用と長距離列車用の2本ある.マイセン行きは電気機関車プッシュプルの S-Bahn である.
ベルリン行きの列車は2時間毎に1本で少ない.そして,ウィーン発とか,遠くブダペストから来る列車である.
地平ホームからは始発列車が出る.
ライプチッヒへは,1時間に2本 RE と ICE が出る.
Cottbus,Görlitz,Zittau などへ
日中凡そ2時間に1本の列車がある様子だ.
Lößnitzgrundbahn: Radebeul Ost 駅出発前.Moritzburg 止まりの列車,機回し中の踏切遮断.
Moritzburg で折り返す列車.水に浮かぶように見える Moritzburg 城.
エルベ川を7km溯ったところにあるピルニッツ城.アウグスト強王が愛人に贈ったものだという.
1893年に完成した鋼製の吊り橋,140mの橋で,橋脚を用いていない.「青い奇跡」 ( Blaues Wunder(de) ,正式名称はロシュヴィッツァー橋)と呼ばれる.1901年に完成した珍しい懸垂式鋼索鉄道を船上より見たもの.2005年参照 ),下段にも搬器の写真がある.
地上鋼索鉄道(LINK :ドレスデン山岳鉄道
標高差96m/全長547m/最急勾配29%/1895年創設
懸垂式鋼索鉄道( 2005年参照
標高差84.2m/全長273.8m/最急勾配39.99%/1901年創設
双方とも Körnerplatz, Blasewitz/Schillersplatz の対岸,ロシュヴィッツァー橋を渡ったところにあり,
山麓駅は数十メートル歯科離れていない.
マイセン磁器博物館の展示マイセン・アルブレヒト城
ドレスデン市電
左上の2枚は1970年のもの,右上の2枚が2010年の写真である.この壊れた建物, Martin-Gropius-Bau1978年から再建されて,1999/2000年に再改装され国際的な展示場として使われている.中村真人さんに教えて貰った.
この建物がある Niederkirchner Straße には左上の写真のようにベルリンの壁の一部が遺されている.
右下の写真では人がいることを指摘されたが,手前が西側である.2010年の写真を見ても東側の Preußentag を使ったベルリン市議会等の建物は変わらないで存在していることが分かる.
マレーネ・ディートリッヒ(1901-1992)の名を付けた広場が1998年ポツダム広場の奥にできた.詳しくは中村真人さんの”テレビでドイツ語 2010年4月号”参照.この記事に誘われて見物して来た.
U55は 2009年8月8日開業したベルリン中央駅-連邦議会前-ブランデンブルグ門の3駅,たった 1.8km の短い地下鉄.実情はホームの反対側を柵で締め切って2両だけの10分毎の折り返し単線運転.予備車両が何処にいるのかも分からなかった.ブランデンブルグ門駅名標,この右側へ出るとパリ広場のど真ん中に出る.S-Bahn の駅名 Unter den Linden も Brandenburger Tor と改めた.今後 Unter den Linden の下を通り,アレックスで U5 につながる予定という.
Bundestag 駅から出れば当然連邦議会議事堂が.U55から出ると直ぐブランデンブルグ門.
連邦議会議事堂,上のドーム内を人が歩いている.ホテル アドロン.
マルクス・エンゲルスは子供に囲まれて.フリードリッヒ通り駅前のトラム.
ハッケッシャーマルクトハッケッシャーマルクトは東の信号が人気.
ハッケッシャーマルクトにはこんな店も.
S-Bahn のハッケッシャーマルクト駅は
壁の時代はマルクス・エンゲルス広場という駅だった.
U1 が走る Oberbaumbrücke.U1 も壁の時代にはこの橋の向こうの Schlesisches Tor 止まりで,橋を渡って走ることはなかった.
Mauerpark (壁公園)という,Schönholz, Hermsdorf など現在のS1のルートへ向かう鉄道の初代北駅の跡である.
前に Görlitzer 駅でも駅跡というのに平ではなく丘になっているのに納得できなかったが,魔の山から類推すると戦災の瓦礫が捨てられたのではないか.壁はまだ作られていないとしても使われなくなった駅は格好なゴミ捨て場になる.
春は白くて太いアスパラガス (Spagel) が人気.
Berlin の北,約150kmバルト海沿岸の保養地を走る蒸気機関車列車“Molli”
路面汽車“Molli”は威風堂々.下り列車は後ろ向きの機関車が牽引.
逆進の蒸気機関車が客車の直ぐ前に.蒸気機関車の真っ正面.
Bad Doberan Stadtmitte で停車.Bad Doberan Göethestraße
HeiligendammHeiligendamm で交換する列車.
Kühlingsborn OstKühlingsborn West
Kühlingsborn West で機回し.

Paris, Nimes & Montpellier(2010
パリ・リヨン駅 Paris Gare de Lyon
1900年万国博開催に合わせて開業した3代目の駅 
高さ67m,時計の直径 6.4mの時計台がある.
1901年開業のベル・エポック調の装飾がある
“トラン・ブルー”
TGV Europe のプログラムから取った乗車券と指定席券,
自分のパソコンでプリントしたものを座席に座っていて検札に見せるだけでよい.
現地で自分のカードを提示して切符をとる方法もある.
リヨン駅には青のホームと黄色のホームがある.
正面に見えるのは青のホームで,黄色のホーム
左側一段下がったところの200m先にある.
10分以上歩かねばならない.
エスカレーターは地下ホームの入口
ニーム駅に到着する 総二階建てTGV Duplex.
パリからスペイン国境に近いペルピニヤンまで行く.
パリからニームまで686kmを2時間と快速だ.
2014年現在バルセロナまで直通するようになった。
ニーム駅のローカル列車 terエグ・モルトへのローカル列車 ter
ほぼ原型のまま残っている古代ローマの闘牛場
着いた当日は闘牛祭りで実際にやっていたようだ.
ポンデュガール Pont du Gard として有名な
古代ローマの水道橋.ニームとアルルの中間にある.
エグモルト Aigues-Mortes は直訳すれば死んだ水という意味になるが,14世紀頃栄えた港が土砂の堆積により使えなくなり,中世の城郭に囲まれた街が残っている.左は昔の燈台コンスタンス塔からの眺めであるが,左下方に終点 Le Grau de Roi に向かう線路に可動橋が有るのが見える.右は城壁の下に続きの線路が見える.
モンペリエのトラム・ブルーライン.モンペリエのトラム・イエローライン.
朝07:20発の便に乗って,パリ経由で帰国するつもりだったが,空港へ行ったら入口で“Today, No Flight!”と言われた.有名なフランスのストライキに遭遇したのである.市内では見付けることができず空港ホテルに泊まることになった.市内電車の運行も違う路線を走ったり滅茶苦茶.観光用ミニトレインも運休.BBCテレビではパリで騒いでいる様子が放映されていた.
1日遅れでパリ・シャルルドゴール空港から乗ったのは最新の総2階建てエアバスA380だった.上下各デッキに繋がるボーディングブリッジ.こちらの写真は成田空港到着時に撮影.成田でも上下のデッキに別々にボーディングブリッジが繋がるようになっている.
Bordeaux, Hendeye (2012)
ボルドー・サンジャン駅 Gare de Bordeaux St. Jean 駅正面とホーム
ボルドーのトラム 自動車の入れないところには遮断機がついている.
ボルドー・サンジャン駅前のトラムボルドーのシャトー巡りツアーで
アンダーユ駅 Gare de Hendayeボルドー・サントカテリーヌ通り Rue Ste. Catherine
アンダーユ駅前の広場の片隅にスペインから乗り入れて来るバスクの狭軌電車 EuskoTren の小さな駅がある


1970-1999

2000-2003

2004-2007
Monday, September 27, 2010
Coutries that I have visited.


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