このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

一茶ゆかりの地


関川関所道の歴史館

国道18号( 北国街道 )から旧道に入る。


 信越国境の関川に向かって赤川坂を下ると、関川の支流池尻川沿いに信濃町野尻赤川がある。

関川を超えると、新潟県。

新潟県妙高市関川に「関川関所道の歴史館」がある。


 明和8年(1771年)4月、 加舎白雄十竹窓柴雨宮本虎杖 を伴い関川の里を越えて北陸行脚に出発する。

関川の里こゆるとて、

 関越る身を水にかけ夏の旅

加舎白雄 「北越紀行」

柴雨は途中で 戸倉 に帰る。

 天明2年(1782年)、 田上菊舎 は関川の関所を越えて信濃に入る。

   高田の城下に遊吟し、それより信濃の国
   に移りぬ。

まづ名乗れ越の関山時鳥


 文化11年(1814年)4月11日、小林一茶は52歳で野尻村赤川の常田 きく と結婚。

   十一 晴 妻来 徳左ヱ門泊

『七番日記』(文化11年4月)

徳左ヱ門は仲人。

同年5月5日、一茶は婿入りして赤川に泊まる。

   五 大雨 一茶聟入 赤川泊

『七番日記』(文化11年5月)

千代の小松と祝ひはやされて、行すゑの幸有らん迚、隣々へ酒ふるまひて、

五十聟天窓(あたま)をかくす扇かな

『解註一茶文集』

きくの生家常田家は現存するそうだ。

浄善寺 へ。

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