このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句


叡慮にて賑はふ民の庭竈

貞享年間(1673〜1687)に詠まれた句。

『庭竈集』冒頭の句である。

享保13年(1728年)10月、『庭竈集』( 越人 編)刊。

 「高き屋にのぼりてみればとの御製の有がたさを今も猶」と前書きがある。

 「高き屋にのぼりてみれば」は、仁徳天皇の御製とされる「高き屋にのぼりて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり」(『新古今和歌集』(巻第七)賀歌)。藤原時平の歌の誤伝である。

栃木県栃木市の 神明宮

群馬県桐生市の 米穀店 に句碑がある。

神明宮の句碑
   
米穀店の句碑

   


『芭蕉句選』『風羅袖日記』 には「賑ふ民や」とある。

栃木県那須烏山市の 毘沙門堂

千葉県一宮町の 玉前神社

長野県岡谷市の 照光寺

滋賀県大津市の 滋賀院

大分県大分市の 東陽中学校 に句碑がある。

東陽中学校の句碑


俳諧一葉集』 には「にぎはふ春の」とある。

山口県防府市の 若宮神社 に句碑がある。

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