このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句


蕎麦はまだ花でもてなす山路かな

出典は 『続猿蓑』 (沾圃編)。

いせの斗従に山家をとはれて」と前書きがある。

元禄7年(1694年)9月、伊賀で詠まれた句。

九月二日

支考はいせの国より斗従をいざなひて、伊賀の山中におもむく。是は難波津の抖ソウ(※「ソウ」は手偏に「數」)の後、かならず伊勢にもむかえむと也。三日の夜かしこにいたる。草庵のも(ま)うけもいとゞこゝろさびて

「抖ソウ」は行脚のこと。

蕎麦はまだ花でもてなす山路哉
   翁

松茸やしらぬ木の葉のへばり付く
   仝

『笈日記』 (伊賀部)

群馬県片品村の 武尊神社

長野県佐久市の 県道沿い 、長野市の 鳥坂峠 、松本市の 弘法山古墳

三重県伊賀市の 芭蕉公園 に句碑がある。

武尊神社の句碑
   
県道沿いの句碑

   


芭蕉公園の句碑



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